FOG JOURNAL

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呉豆腐

美味しいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。
casa morimi の YouTube はこちらから。


明けましておめでとうございます!
みなさま、どんなクリスマスとお正月をお過ごしになりましたか?
みなさまにとって、心安らかな一年となりますように。
ご馳走三昧の日々、そろそろさっぱりとしたものがいただきたい方も多いのでは?

新年初めての簡単レシピは、長年フランスに住む私の友人が教えてくれた呉豆腐をご紹介させてください。

フランス料理のプロで長年お料理教室を主催していた友人・深川百合子さんが、フランス料理のブラマンジェのレシピにヒントを得て、呉豆腐を発案。
まるで湯葉か豆腐のデザートを食べているようなおいしさなのです!

日本では葛や片栗粉でできるそうですが、ヨーロッパではアジア食材店のタピオカ粉を使えば簡単にできるとわかりました。
温かくても、冷やしてもおいしい一品です。
わさび醤油、あるいはだし醤油、はたまた黒蜜なども Good!

材料 6 人分
豆乳 (甘くないもの) 500 ml
豆乳クリーム (豆乳の生クリーム)200 ml
タピオカ粉(あるいは片栗粉)70 g

•鍋にタピオカ粉と豆乳と豆乳クリームを合わせたら、中火にかける。
•泡立て器で常にかき混ぜる。少しずつ感触が重くなってくるのがわかる。
•かなり重くなってきてもったりし、泡立て器で持ち上げられるようになったら火を止める。
粗熱を取ったら、ぴっちりと表面にサランラップをかけておく。
•まだ温かいうちにいただいても良し、冷めてからいただいてもよし、辛くいただくもよし、甘くいただくもよし。
お好みでどうぞ。

*豆乳と豆乳クリームは賞味期限が比較的長いので便利です。
どちらも甘くないタイプを使用してください。結構日持ちもします。
Hi Monsieur

fog shop の近くにあるおすすめお店をご紹介。ぜひ帰り道に立ち寄ってみてくださいね!


fog から鎌倉通りをてのんびり歩いて 10 分ほど。
小さな看板が見えたらそこが Hi Monsieur (ハイ ムッシュー) です。
店内には世界中から集められたチャーミングな雑貨がたくさん。
どれも一見あまり繋がりがないように見えるのですが、不思議とお店の中でしっくりとなじんで落ち着く空間になっているのは、オーナーの大石さんのセレクションによるものに違いありません。


自分へはもちろんのこと、誰かに何かを送りたくなってしまう感じ、おわかりでしょうか?


そうそう、こちらは美味しいコーヒーがいただけるカフェでもあるのです。
後ろ姿の方はコーヒーを淹れてくださる大石さん。


訪ねたのはちょうど水曜日。
Hi Monsieur では水曜日と金曜日においしい MY PICNIC のドーナッツが販売されています。



シンプルでオーソドックスなシナモンドーナッツ。
懐かしいような味わいで最高に美味しいのです。
外のテラスで美味しいコーヒーと一緒にいただくのがおすすめ。
ぜひ訪ねてみてくださいね!
(ドーナッツの販売は 1 / 11 ( wed ) からスタートです)。
谷口 祐子さん

今回の Around Fog Linen に登場してくださったのは料理家の谷口祐子さんです。谷口さんは去年、Chantal (シャンタル) という食のブランドをスタートされました。そこには季節の果物を使ったコーンフィチュールやシロップ、オリジナルのマスタードなど、とびきりの美味しさがずらりと並んでいます。その美味しさはいったいどこから生まれるのでしょう?さっそく伺ってみました!


Q.ご自身のことやお仕事を教えてください。
A.料理の仕事をしています。
今年 2 月までカウンターで料理を出すお店をしておりましたが卒業して、4 月からエピスリーブランド Chantal (シャンタル) をはじめました。
ずっと続けている、「暮らすクラス」( 料理と暮らしのレッスン ) は 15 年目になります。

Q.ご家族の構成は?
A.母と息子と 3 人家族です。

Q.1 日のうちで一番好きな時間帯は? そしてどんなことをしていますか?
A.毎日の朝食が、とにかく楽しみです。
コーヒーとパン、小さいオレンジジュースとチーズ、コンフィチュールがいつものスタイルです。
そんなにいつも時間がないので、とにかく味わいます(笑)。


Q.暮らしの雑貨を選ぶときに大事にされていることは?
A.素材の良さと作り手の想いを大切にしています。よいものは長持ちしますし、作り手の方と共感できたものはずっと使うと思うので。


Q.雑貨をよく買いに行くお店はありますか?
A.いつもは行けませんが海外に行った時に買う事が多いです。


Q.fog を知ってくださったきっかけは?
A.主人が昔からオーナーの関根さんにお世話になっていましたので 20 年以上前に知り合いました。
まだ日本でリネンがそんなに使われていない時代から、ここまでリネンを生活に定着させた事は素晴らしいと思います。

Q.ご自宅で fog の製品をお使いですか?お使いの場合はどの商品をどんなふうに?そしてお気に入りの点を教えてください。
A.肌触りの良いリネンとシンプルなデザインが気に入ってます。
長く愛用しているフルエプロンはその日のお洋服に合わせて、色や柄を選ぶのも楽しみです。


Q.今後、fog に作って欲しい商品はありますか?
A.バレエ (ジムとか) や旅行に持って行くような巾着袋 (大中小) 。
着替えやタオルなど仕分けできるリネンの袋があったらなと思います。

Q.これからチャレンジしてみたいことがあったら、教えてください。
A.もっとお料理を召し上がって頂ける自分の場所が欲しいです。
お店なのかアトリエなのかはまだ分からないのですが。
ミートボールのバルサミコ酢煮込み Polpettine stufate con Balsamico

美味しいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。


みなさま、イタリアよりこんにちは!

いよいよクリスマス直前、いかがお過ごしですか?
イタリアは多くの事務所などが 24 日から来年の 8 日までお休みに入るため、街がなんだかとても慌ただしい感じです。

あちらこちらの街角に美しくクリスマスのライティングが施されています。
YouTube にドゥオモのクリスマスツリーや、クリスマスマーケット、市場の様子などをアップしておりますので、よろしければご覧になってみてください。
La Cucinetta ミラノクリスマス 大聖堂のクリスマスマーケットなど

今日は集いの席に使っていただけそうな、ひと皿をご紹介させてください。

ミートボールのバルサミコ酢煮込み
材料 3 ~ 4 人分

合挽き肉 400 g ( 写真は牛挽肉100 %です、お好みで )
削ったパルミジャーノチーズ 大さじ 2
パン粉 大さじ 2
牛乳 大さじ 2
塩・胡椒
揚げ油 適量
バルサミコ酢 50 cc

作り方
• 挽肉をボウルに入れ、パルミジャーノチーズ、パン粉、牛乳、塩・胡椒をする。
• 食べやすいサイズのミートボールにする。
• ミートボールを素揚げする。表面が色が変わったらすぐに引き上げる。
• バルサミコをお鍋に入れて中火にかけ、少し沸騰したらミートボールを入れる。
• たまにひっくり返しながら、バルサミコ酢を絡めながら火が通ったら出来上がり。

* バルサミコ酢は添加物を使っていない、ブドウ100%でできたものがおすすめです。
また熟成が進んだものでなく、2 年ものぐらいがおすすめです。
* 私はたまたま合挽き肉が手に入らず、牛肉 100 %で作りました。お好みでどうぞ!

みなさまのクリスマスシーズンが素敵なものでありますように!
Merry Christmas! Buona Natale!!
蕎麦切り 正音

fog shop の近くにあるおすすめお店をご紹介。ぜひ帰り道に立ち寄ってみてくださいね!


一人でさらりと食べたい時、女友だちとゆっくりおしゃべりしたい時、おすすめなのがこちらのお蕎麦屋さん「正音」。
井の頭線 下北沢駅西口から fog とは反対方向に歩いて数分の場所にあります。
端正な、ということばがぴったりな店内にはカウンターも付いているから一人でも安心。
後ろのテーブル席にはおばさま方が二人、日本酒などのみながらゆっくりおしゃべりしていたりしてとても良い感じです。


私がいただいたのは九条ねぎおろしそば(辛味大根)1,300 円。
さっぱりしたお汁でおいしい!


メニューをみるとおつまみもいろいろ種類があって夜もきっと良いに違いありません。
打ち立てのお蕎麦とおつまみと日本酒は素敵な組み合わせ。
まさに大人のためのお蕎麦屋さんなのです。




石川隆児さんインタビュー


大人気の陶芸家、石川隆児さん
ご縁があって今回 fog ONLINE STORE で石川さんがプロデュースされた製陶所での製作による器「オクトゴナル プレート」を販売させていただくことになりました。
今回は石川さんに、陶器について、そしてオクトゴナル プレートについていろいろお話を伺いました。


( fog )
6 月にあった檸檬とラクダさんの出版イベントの時に素敵なお皿にお菓子が並べられているのを見て、お皿の作家さんについて檸檬とラクダさんに伺ったのが、石川さんを知ったきっかけでした。
そのイベントの時に石川さんも fog にいらしてくださったのですよね。
石川さんが fog を知ってくださったのはその時ですか?

( 石川 )
以前から、身近なお客さまから fog さんのお話はお聞きしていました。
そんな中、静岡で馴染みのある檸檬とラクダさんの書籍出版イベントで伺ったのが初めての訪店でした。

( fog )
いらしてくださったすぐ後に fog で個展を、と言ってくださったのですよね。
それで 9 月の初めに 2 日間、個展を開催してくださり、たくさんのお客さまにいらしていただきました。
その時は事前予約制でおひとりさまご購入は 2 つまでということだったのですが、2 日目のお客さまにも作品を選んでいただけるようにと、最後の時間枠までいろいろな種類の器が並んでいて、石川さんのお客さまへの心遣いや、ご準備の入念さに感心しました。
そして、fog のことをご存知ないお客さまにもいらしていただいて、fog shop もご覧いただく機会を作っていただき、ありがとうございました。


石川さんは日本各地で展示などされていますが、展示の場所はどんなふうに決められているのですか?

( 石川 )
展示会をさせていただく場所については、その場の空間や、お会いした人とのフィーリングのようなものを頼りにしています。
空間については、その場に入った瞬間にわくわくしていたり、人についてはお話ししていく中で、この人とやりたいと自然と思えれば、こちらからお願いをさせていただいています。

( fog )
石川さんがそもそも陶芸家を志すことになったきっかけを教えていただけますか?
作家歴は何年くらい? 

( 石川 )
大学進学の時に美術学科に進学し、そこで陶芸を学びました。
その時には「陶芸家になる」といったヴィジョンはなく、ただ作ることや技術が身につくこと、新しいものに触れることなど、学びの状態が楽しかったのだと思います。
その中で先輩との展示会や活動を通して、作家さんの存在を知ることになり、自身もその道を進むようになったという感じです。
作家歴としては、8 年ほどになるでしょうか。

( fog )
どんなところで制作活動をされているのですか?

( 石川 )
東京都内で制作をしています。
身近な方からのご縁で、制作の場をご紹介いただきました。

( fog ) 
今はさまざまな形の器を作られていますが、初めに作られたものはどの形ですか?

( 石川 )
陶芸に触れた頃はロクロの練習も兼ねて、湯呑みから取り掛かりましたが、今の白い器を始めた頃は、手探りで小さな小皿から作り始めました。
そこから、マグカップ、オーバル、八角皿へと展開して、それが今では定番の器となっています。


( fog ) 
石川さんの器作り、なにかテーマなどはありますか?
食器の形、作られるうちにどんどん新しい形に変わっていくのでしょうか?

( 石川 )
テーマは特にないと思いますが、マグカップなどは、比較的シンプルで現代的な造形の傾向があります。
お皿については、アンティークを参考にして取り組んできました。
マグカップなど、ロクロでつくるものについてはその時その時で若干、形に違いが出ています。
オーバルや八角皿など、型を用いる形については、型が決まっているため大きな差は出にくいですが、焼成後の歪みについては、ロクロのものよりも個体差が出やすくなっているのが面白いところです。

( fog ) 
石川さんの器にはどれにも石川さんご自身のサインやマークなどありません。
それが潔くて素敵だなと思うのですが、これははじめから?
マークなど入れないのはなぜですか?

( 石川 )
そうですね。「器は暮らしの "道具" 」と認識しているため、必要以上の作り手の気配はいらないと思っています。
作り手の気配は形だけで充分伝わると思っています。

( fog )
fog での展覧会は今年は 2 回目。
今回は石川さんの作品と、そして新たに陶器メーカーさんに生産を依頼されたお皿のお披露目なのですよね。
普段はご自身で器を作られていらっしゃいますが、陶器メーカーさんに生産を依頼されることになったきっかけを教えてください。

( 石川 )
今年の始め頃から、愛知県の製陶所とやりとりを重ね、器の量産に取り掛かりました。
それまでは、すべて自身の手で作り、お客様に届けてきたのですが、自身の生産数にも限りがあり、もっと多くの方に器を見ていただきたい思いから量産の器を制作依頼して、手作りの器と量産の器の二軸での活動に辿り着きました。タイミングやご縁が重なり、fog さんでお披露目をさせていただきたいと思いました。


( fog ) 
ご自身の作品とプロデュースされたの器の違いやそれぞれの良さはどんなところですか?

( 石川 )
手作りの器の良さはやはり、言葉にできない温もり感というか、手作りならではの " あの感じ " ですね。
また制作枚数も少ないため量産と比べると希少性もあると思います。
1 点ずつ個体差があることも魅力になると思います。
それに対して、量産の器の良さは、まず使いやすさがあります。
量産の方は手作りの八角皿よりも一回り大きく制作しました。
それにより、余白を充分楽しめるサイズ感となっています。
食事もデザートも盛り付けが楽しくなる器になったのではないかと思います。また、量産ならではの生産数も魅力的です。
販売価格も手作りの器に比べ、手に取りやすい金額となっていますので、ご家族に合わせて複数枚お買い物求めいただけるようご用意したいと思っています。

( fog )
量産の一番初めはなぜオクトゴナル プレートだったのでしょう?
オクトゴナル プレートは八角形ですが、普段の使いやすさはいかがですか?
また、このお皿で石川さんがこだわられたところなど、教えてください。

( 石川 )
制作する器の中で、発表当初から今まで八角皿が 1 番人気です。
毎回展示会では、八角皿から完売していく傾向となっています。
またお客様からも「 石川さんといえば八角皿 」と言われることも多く、量産の器に八角皿を選んだのは僕にとっては自然なことのように思います。
使いやすさについては、シンプルな器なので、朝昼晩、シーンを問わず手が伸びる器だと思います。
こだわった点としては量産の器でありながら、一点ものとしての存在感を残すことと、釉薬の質感でした。
このあたりは職人さんとも何度も打ち合わせをし、こちらの希望を叶えていただきました。
( fog )
石川さんの作る器 、 白やアイボリー 、ブラックとシンプルな色合いですが、色には何かこだわりが?

( 石川 )
こだわりというほどではないのですが、白の美しさを伝えたいのかもしれません。
李朝の白磁もフランスアンティークの器も、基本的には白い器ですが、その白は様々です。
白とはプレーンやスタンダードではなく、白という美しい色だと認識しているため、その白を引き立てるための黒やアイボリーなのだと思います。


( fog )
今回の量産の器に関しては薄い乳白色ですね。貫入いりと貫入なしの 2 種類。
この種類はどんなふうにして決められたのですか?

( 石川 )
参考にしたのはフランスアンティークの雰囲気です。
定番の白艶と、雰囲気が個々に異なる貫入の器。
これは、量産でありながら、自身で選ぶ楽しさや、しっかり器を見るということに繋がればという想いも含まれています。
皆さんがどちらをどんな風に選ばれるか、今からとても楽しみです。


貫入について・貫入とは釉薬の表面にできたひびのこと。
ガラス質の釉に入った貫入は、光を受けて私たちにさまざまな表情を見せてくれます。
使用する中で経年変化がありますが、貫入の風合いとしてお楽しみください。
(貫入が入っていることによって割れやすくなることはありません)。


左・ホワイト・柔らかなアイボリー
右・貫入・少し黄色味があるアイボリー

( fog )
ホワイトと貫入については、石川さんの方でなにか使い分けやイメージの違いみたいなことはありますか?

( 石川 )
貫入なしの白艶の器については、食堂で平積みされた" 働く器 " をイメージしていますので、暮らしの中で朝昼晩問わず、活躍してもらえたらと願っております。
貫入ありの器については、少し時間をゆったりと過ごせる時、自身と向き合うお茶の時間にも相性が良いと思います。
貫入の表情は見ていて飽きることがなく、また暮らしの中で変化していく貫入の表情も見所となります。


( fog)
今回のオクトゴナル プレート、どのように使うのがおすすめですか?
具体的に盛り付けるお料理のイメージなどがあれば、教えてください。

( 石川 )
朝食でしたら、トースト、卵、ベーコン、サラダなど、ワンプレートに。
もちろん、パスタやカレーも余白をもって楽しめます。
ティータイムには特別なお菓子をおともに。
ステーキやハンバーグなどの洋食はもちろん、和食や中華、お料理のジャンル問わずご使用いただける器かと思います。



( fog) 
この後もプロデュースの工場での生産の器の種類は増やされる予定ですか?

( 石川 )
先日、愛知県の製陶所に出向き、新作の打ち合わせを行いました。
八角皿のケーキ皿サイズやオーバル八角皿など、来年には複数の種類をまたご紹介できると思います。

(fog) 
来年も新しい展開を楽しみにしています。
今日はどうもありがとうございました。


石川 隆児プロフィール

1985 年 東京生まれ
2008 年 明星大学陶芸専攻科 修了
2013 年 愛知県立窯業高等技術専門校 修了
2015 年 ~ 都内にて制作開始
marisa shimamoto さん

今回の Around Fog Linen ではフォトグラファーの marisa shimamoto さんにいくつかの質問をしてみました。最近駒沢に anne baker studio という素敵なスタジオをオープンさせて大忙しの彼女。それでもお家の中の暮らしを楽しみ、 fog の商品を素敵に使ってくださっていました!


Q.ご自身のことやお仕事を教えてください。
A.フォトグラファーです。写真が昔から見るのも撮るのも好きでここまできました。
飽き性で、持続力もない自分なのですが、写真だけは続けられています。
おばあちゃんになっても撮っていたいです。
最近始めたスタジオはお客様にただただ喜んでもらえる写真、残したいなと思ってもらえる写真が撮りたくて始めました。
そして撮りにくるお客様は基本幸せな方々なので、幸せを分けてもらってます。

Q.ご家族の構成は?
A.4 人家族
夫と娘( 7 歳)と息子( 4 歳)

Q.1 日のうちで一番好きな時間帯は? そしてどんなことをしていますか?
A.朝、子供たちを送り出してからの時間。
コーヒーを淹れて一息ついてから『よし!』と気合を入れてその日にやらないといけないことを始めます。
とにかくゆっくりコーヒーを飲みますね。



Q.暮らしの雑貨を選ぶときに大事にされていることは?
A.昔はなんとなくいいなあと思ったものは買ってしまっていましたが、今はもう少し考えて、ずっと使うかなあ、飽きないかなあ、必要かなあと自分に問いてから選びます。
ものを増やしたくないので最近はあまり買ってないですね。

Q.雑貨をよく買いに行くお店はありますか?
A.特にないです。
仕事先で行ったお店とか、陶芸家さんが作品展をやっているお店とかに行って、いいなと思ったら買うとか。

Q.fog を知っってくださったきっかけは?
A.元々は父が関根さんと知り合いで紹介していただきました。15 年以上前になるのでしょうか。。。

Q.ご自宅でfog の製品をお使いですか?お使いの場合はどの商品をどんなふうに?
そしてお気に入りの点を教えてください。
A.キッチンクロスは乾きがよくて、柄も好きで、普通生地は食器を拭くのに、厚手のものは手を拭くのにキッチンで使ってます。
あと、鍋つかみにもなる鍋敷きもお気に入りです。
エプロンも形が気に入っていて、長く使ってます。
スリッパ、バスマットも気持ちよくて愛用しています。
スタジオではトレーとコースターもお客様に水やお茶を出すときに使ってます。
小さいトレーも文具置きに使ったり、家の鍵も置いてますね。




Q.今後、fog に作って欲しい商品はありますか?
A.陶器の食器とか、花器も欲しいですね。
フォグの商品は飽きないので長く使えてとても好きです。

Q.これからチャレンジしてみたいことがあったら、教えてください。
A.瞑想と運動。
瞑想はいいと聞いているので。集中力がないので必要かなと。
運動は嫌いではないのですが、習慣化するのが難しく、なかなか続かないので。
健康と足腰のためにちゃんと始めたいです。
ブラッドオレンジとピスタチオのサラダ Insalata di Arance Rosse con Granella di Pistacchio

美味しいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。


みなさま、イタリアよりこんにちは!
ここミラノも朝夕かなり冷え込んできましたが、街はクリスマスの華やかさに包まれています。
先日、ミラノで一番好きなライフスタイルショップに行ったら、お店の隅から隅までクリスマス色に染まっていてびっくりしました。
ショップの様子を YouTube に収めておりますので、よろしければぜひご覧になってみてください!
La Cucinetta ミラノ クリスマスショッピング

街の食材店やスーパーマーケットのウィンドーのあちらこちらに、クリスマスの焼き菓子パネットーネが山のように積まれており(パネットーネはミラノ発祥のお菓子です)クリスマスの集いの席でいただくデザートとして、あるいは贈り物として買い求められています。
そんな時期ですので、ひと品でテーブルが華やかになりそうなサラダをご紹介させてください。
旬の柑橘を美味しく召し上がっていただけたらと思います。

【ブラッドオレンジとピスタチオのサラダ】
材料 3 ~ 4 人分

ブラッドオレンジ 2 個
ピスタチオダイス 大さじ 2
オリーブオイル 適量

作り方
• オレンジの皮を剥いて房と垂直にスライスします。
• お皿に並べてピスタチオのダイスを振りかけます。
• オリーブオイルを回しかけたら出来上がり!

*ブラッドオレンジ(タロッコオレンジとも言いますね)がなければ、普通のオレンジでもみかんでも。
*ピスタチオは、シチリアはブロンテ産のものが高品質でおすすめです。
*オリーブオイルは高品質なお好みのものをお選びください。

Buon appetito!
TENT の TEMPO


「TENT の TEMPO」 は、プロダクトデザインユニットTENT が経営するお店。
店名の 「TENT の TEMPO」は、TENT というデザイン会社の店舗という意味なのですね。
こじんまりしたかわいい店内に並んでいる商品は一見関連性がないように見えるのですが、こちらはさまざまな会社から依頼を受けてデザインした商品や、彼らが開発した自社製品のアイテムなどが販売されています。
炊飯器やトースターなどの電化製品から文房具、コップやモバイルバッテリーもあります。
なんといってもそれぞれの商品がとっても魅力的なのですよ。



これなんだろ?!と思ってよーく見てみると、思いかけない使い方や機能、そしてアイディアがかくれていて小さな驚きがたくさんあります。
例えばこちらの名刺入れ。
すっきりしたデザインだからそんなにたくさん名刺が入るように見えないのですが、実は最大 60 枚も収納できる!
そして、収納した後もなんだかハンサムな感じなのです。


さらには大阪の町工場と開発した「フライパン ジュウ」という鉄のフライパン。
お皿とフライパンが一緒になったもので、取手が 360 度どこからでもスムーズに着脱できる優れもの。
ささっと作って、テーブルへそのまま運べます。


美しさと機能が一緒になった(なんだか宣伝文句みたいですがほんとです)なんとも素敵なプライパンです。
他にもセンス良し!の商品があって、ギフトにできそうなものがたくさん!
場所は fog から数分のボーナストラックの中です。
発酵デパートメント

fog shop の近くにあるおすすめお店をご紹介。ぜひ帰り道に立ち寄ってみてくださいね!


fog から数分、緩やかな坂を登ったところにある商業施設、ボーナストラックの中にある「発酵デパートメント」。
発酵デザイナー小倉ヒラクさんが 47 都道府県に直接足を運び、そこで作り手の方達と交流を深めて次の世代へバトンを渡したいと思う食品、お酒、調味料を、自身がオーナーを務めるこちらの店舗で販売しています。
商品はどれもその土地ならではの風土をいかしたもの、作り手の個性やこだわりがみえるものを基準に選んでいるのだそう。


店内をぐるりと見回すと、気になるものがたくさん。
例えば発酵スナックやアウトドア納豆など発酵デパートメントでしか出会えません!
すごく興味をそそられませんか?


色々な地方の発酵食品の中から、自分のお気に入りが見つかるかも。


店内にはカフェもあってランチを食べることができたり、なんとお酒の角打ちもしているのですって。
楽しそうなイベントもいろいろ行われています。
なんだかずっーといてしまいそう(笑)。
ぜひ訪ねてみてくださいね!

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