こんにちは!
今日は 2024 年のリネンカレンダーをご紹介します。
まだ早いんじゃない?と思われる方も多いかと思いますが、
実は毎年、大人気で年末には売り切れ必至の商品のため、今年は早くご紹介させていただきますね。
もしかしたら早く来年がこないかな?なんて思ってしまうかも!

fog のリネンカレンダーはリネンの生地にデジタルプリントを施して作っています。
今回は去年に引き続きイザベル ボワノさんとイラストレーターで絵本作家の大桃洋祐さん
お二人の素敵なアーティストにデザインをお願いしました。
ぜひご覧くださいね。

まずはイザベルさんのリネンカレンダーからご紹介します。
下の写真はイザベルさんの家でのワンシーン。
とっても素敵ですね。
彼女は暮らしを楽しむ名人であると思うのです。
そこで今回は身の回りのものをモチーフに、 6 種類の絵柄のデザインをお願いしました。
それぞれの絵について、イザベルさんの想いを伺ってみましたよ。
彼女の独特の日本語もかわいい!



イザベル ボワノ 2024 リネンカレンダ- バスケット ¥ 3,190

子どもの頃からバスケットが好きだった。
軽くて自然な素材でできているし、形や編み方のバリエーションは無限大。 家でもかごに物を入れておくのが好きで、職人さんの手によるものだと思うと、眺めているだけで癒されます。
絵の中のいくつかは私のコレクションの一部。
日本で買ったものもあります。
そして自宅には旅先のお土産のようにいろいろな国のバスケットも。

イザベル ボワノ 2024 リネンカレンダ- 私のお気に入り ¥ 3,190

ファッションに関しては、私の好みはあまり贅沢なものではありません!
シンプルで着心地がよく、質のいい服が好き。
年齢を重ねるにつれて、ワードローブも少し変わってきて、ゆったりした服を着たり、美しい素材(リネンやウールなど)を好んだり、裁縫をしたりするようになりました。
たとえ下手でも、麻やリネンのような上質な生地で服を縫うのは楽しい。
シックで地味なモノトーンや 2 トーンの服が好きです。

イザベル ボワノ 2024 リネンカレンダ- スイーツタイム ¥ 3,190

おやつの時間は子供の頃の思い出と結びついています。
母や祖母と一緒にケーキを作るのが大好きでした。
私のキッチンにはオーブンが欠かせません!一人暮らしでもケーキやタルトをよく作ります。
冬にはオーブンで焼くケーキの温かさと香りを感じることが何よりの癒しになるのです!
今年のカレンダーは、イタリアのケーキを特集してみました。
イタリアは日本と並んで私が大好きな国であり、お菓子を食べるのが大好きな国でもある!

イザベル ボワノ 2024 リネンカレンダ- 猫クラブ ¥ 3,190

私は動物が大好き! 子供の頃、私はたくさんの犬と猫に囲まれて育ちました!
猫はその美しさと機敏さが印象的で、見ていて、撫でていて、鳴き声を聞いていて、魅了されます。
私の家の近所にも猫がたくさんいて、毎日猫に会う機会があり、とても嬉しいです。
よその家の窓の中にいるのを見つけるのも大好きで、私はいつもみつからないよう観察することにしています。
カレンダーのデザインは、私の友人の猫や子供の頃に飼っていた猫からインスピレーションを得ています。

イザベル ボワノ 2024 リネンカレンダ- 犬クラブ ¥ 3,190

日本やイタリアでもそうですが、フランスでは犬を飼っている人が多いです。 私は昔から犬が大好きで、犬たちの熱意とそして人間と行動を共にできるところが大好きです。
犬たちはいつも誘いを待っている!
散歩中に犬とすれ違うと、とっても嬉しくなります。
そしてすぐに笑顔になる。
犬たちの好奇心旺盛な、あるいは質問するような表情が大好きです。
犬の目や耳を見れば、彼らの心の中を想像することができる。
カレンダーの犬たちは、主にパリと日本で出会った犬たち。
ミニチュア・ダックスフントは、いつか飼ってみたいと思っている犬です。

イザベル ボワノ 2024 リネンカレンダ- 季節の花 ¥ 3,190

花も大好き! いつも描いていたいくらい花が好きなんです。
特に野生の花が好きで、季節によって自然の中で見られる花が好きです。
自宅ではいつも小さなブーケをテーブルに置いています。
それは実家の庭から持ってきた小さなパンジーやスミレの花、アジサイの茎だけのことも。
花はシンプルに喜びの源であり、私は毎日それを楽しんでいます。

イザベル ボワノ ISABELLE BOINOT
フランス・アングレーム在住のアーティスト。 アングレームの美術大学を卒業後、イラスト、出版を中心に活動を開始。 デッサンやコラージュ、刺繍、映像など多岐にわたる表現で作品を発表。 『シンプルで心地いいパリの暮らし』、『わたしのおやつレシピ』『おとしより』パリジェンヌが旅した懐かしい日本』、『パリジェンヌの田舎暮らし』など著書多数。 またNHK Eテレ「パリジェンヌの田舎暮らし」に出演するなどマルチに活躍中。


さてさて、こちらが大桃 洋祐さんが描いてくださったもの。
猫と犬がテーマです。
大桃さんの描く温かくて優しい絵には、見ているとつい笑顔になってしまう魔法があるみたい。

大桃 洋祐 2024 リネンカレンダ- 犬の街 ¥ 3,190

大桃 洋祐 2024 リネンカレンダ- 猫の庭 ¥ 3,190

まるで絵本の世界に入り込んだように感じます。
こんな素敵な絵を描かれる大桃 洋祐さんはいったいどんな方なのでしょう?
先日、大桃さんが世田谷区・等々力に新しく作られたアートギャラリー
BLUE POOL 」を訪ねてお話しを伺ってきました。

大桃さんのインタビューの全文はこちらからご覧いただけます。

( fog )
今回のリネンカレンダーは、犬と猫をテーマでお願いしました。
どんな図柄になるのかなと楽しみにしていましたが、それぞれ犬と猫が何匹も登場する楽しい絵ですね。
( 大桃 )
犬は犬種、猫は毛色や柄で様々なバリエーションを描きました。


( fog )
こんなところに住んでみたいと思わせる街並み、お庭のあるお家が描かれています。具体的な国や時代のイメージなどはありますか?
( 大桃 )
特定の国や時代にならないように、自分が良いなと思う要素を組み合わせて描いています。欧米の街並みが好みではあるので、いつもどこか海外っぽい雰囲気にはなりますね。


( fog )
ほっとするような、ほのぼのとした作品が多いように思うのですが、モチーフはどんなところから生まれるのですか?
( 大桃 )
普段の暮らしの中で「なんかいいな」と思うような何気ない瞬間を切り取ってモチーフにすることが多いです。昔のディズニー映画や古い絵本が好きなので、その影響を大きく受けています。

大桃 洋佑 YOSUKE OMOMO
1985 年生まれ。東京藝術大学デザイン科・大学院卒。
イラストレーター、アニメーション・絵本作家。「おかあさんといっしょ」「2355」( NHK Eテレ)等のテレビ番組のアニメーション、2020 年に初めての絵本「ぼくらのまちにおいでよ」(小学館)、2021 年 には 2 冊めの絵本「ハムおじさん」(徳間書店)を出版。最近の仕事に NHK「みんなのうた」にて「キミの笑顔」( 作曲・竹内 まりや ) のアニメーション制作や、読売新聞で連載された小説「おしゃべりな部屋」( 作・ 川村元気、近藤麻理恵 ) の挿絵も担当している。

こちらが「 BLUE POOL 」。
大桃さんご自身の個展や、他の作家さんの企画展を開催するアートギャラリーです。
ギャラリーの片隅には大桃さんの絵本を中心とした蔵書のコーナーがあり、こちらの御本も見せていただくことができます。


BLUE POOL gallery
東京都世田谷区等々力 7 - 14 - 4 - B1
(個展・企画展開催時のみオープン。詳しくはインスタグラムをご確認ください)