美味しいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミの 小林もりみさんから届く素敵なレシピ。
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みなさま、こんにちは!小林もりみです。
年が明けて2024 年、年始早々から心が痛むことが続いていますね。
穏やかな暮らしがすべての人に早く戻ってくるよう、祈るばかりです。
いつもの暮らしのありがたさ、大切さを実感する日々です。
先週末は初雪を見ました。ここ数日でぐん、と寒さが厳しくなりました。
寒い日にはリゾット。
ごくシンプルなお気に入りリゾットをご紹介させてください。
冬だからこそ楽しめる美味しさってありますね。
ここではごくシンプルなレシピで。
お好みで西洋ネギや、バターを加えても。
いつものごはんをちょっとアレンジ、
そんな感じで作っていただけたらと思います。
Risotto al Cavolfiore
カリフラワーのリゾット
材料 2 人分:
オリーブオイル 適量
カリフラワー 1 / 2 個
白米 1,5 カップ
コンソメ 1 リットルほど
パルミジャーノチーズ たっぷり
塩、黒胡椒 適量
• カリフラワーを細かく切り、鍋でオリーブオイルで中火で炒める。
• 白米を洗わずに(あるいはさっと洗いザルで水を切る)鍋に加え、一緒に炒める。
• 温めたコンソメを少しずつ(おたま1杯ほど)足して、かき混ぜながら煮詰めていく。
• お米がコンソメを吸って水分が少なくなったら、また温かいコンソメを少し足し混ぜる。
• 様子をみながら火を弱火にして、同様にコンソメを加えながらお米に火を優しく入れていく。
• 十分に柔かくなったら、たっぷりとパルミジャーノを加える。
• お皿に盛り付けたら、さらにパルミジャーノを削り、オリーブオイルと黒胡椒を挽く。
Buon Appetito!!
* イタリアではカルナローリという大粒で熟成させたお米を使います。
なぜ熟成させるかというと、古く乾いている方がブイヨン(ブロード)をたっぷりと吸うからです。
日本のお米や水分が多くて瑞々しく、ほろほろになるカリフラワーと好相性。
今回は日本米をあえて選んでリゾットにしました。
FOG JOURNAL
カテゴリー: 【column】 From Italy! カーサモリミのシンプル料理Page 2 of 8
カリフラワーのリゾット Risotto al Cavolfiore
チキンのクリーム煮込み Pollo alla Crema
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みなさま、こんにちは!小林もりみです。ミラノに戻ってきました。
街はもうクリスマス一色!
光のイリュミネーションがとても素敵な季節です。
今までまったくクリスマス感がなかったのですが、なんとなく気持ちがやっと盛り上がってきました(笑)。
今日ご紹介するのはイタリアでなくフランスの友人に教えてもらったレシピなのですが、簡単でおいしいので、集いの席のレシピの参考にしていただけたら幸いです。
寒い季節、生クリームを使ったリッチなお料理はちょっと嬉しいですよね。
またちょっとイベント感も??
みなさんにとって素敵なクリスマスシーズンになりますように。
チキンのクリーム煮込み
材料
オリーブオイル
鶏胸肉 約 300g ほど
小麦粉 大さじ 1
生クリーム( 脂肪分が30%以上のもの) 100 cc ほど
塩、黒胡椒 適量
• チキンの胸肉を適当なサイズに切り、中火に温めたフライパンにてオリーブオイルでよく炒める。
• ほぼ火が通ったら小麦粉をまぶし、そのまま炒める。
• ある程度水分がなくなったら、生クリームを加え、泡がぼこぼこ、とするまで調理する。
• 塩、胡椒で味を整える。
*変化球でカレー粉を足すバージョンも美味です!
Buon Appetito!
グラタン・ドフィノワ Gratin Dauphinois
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みなさま、こんにちは!イタリアより帰国中の小林もりみです。
いよいよ明日、帰国するのですが、スイスの友人から雪の写真が送られてきて、ちょっとヨーロッパの寒さに戻ることに、ビクついております、、。(笑)
先日、寒い日が続いたあとに、とてもいただきたくなっていた一皿を実家で作りました。
材料はごくごく簡単。
母にも好評、作り方を伝えたら簡単でびっくりしていました。
基本的には副菜なのですが、私の大好物。
ずっと昔にフランスで学んでから、何度作ったことやら。
これからの集いの席の一皿に加えていただけたら光栄です。
子どもから大人まで大好きな味、ぜひ作ってみてください!
みなさんにとって素敵なクリスマスシーズンになりますように。
グラタン・ドフィノワ
材料
じゃがいも 大 2 個
牛乳 3 / 4 ~ 1 cup
生クリーム 3 / 4 ~ 1cup
塩 適量
とろけるチーズ 適量
• じゃがいもの皮を剥き、1 cmほどに切ってオーブン皿に並べる。
• 牛乳と生クリームを1に注ぎ、じゃがいもがある程度浸かるほど入れる。
• 塩を少し振りかける。
オーブンを170 ~ 180 度に温め、30 分ほど調理し、その後チーズをかけて 15 分ほど調理する。
熱々でどうぞ!Buon Appetito!
*チーズは、グリュイエールチーズなどがあればベターです。
塩はチーズをかけるので、控えめにしてみてください。
お好みで黒胡椒を挽いたり、にんにくのみじん切りを加えても。
*生クリームと牛乳は同量が基本ですが、さっぱりさせたいときは牛乳多めでも。
ペンネのブロッコリーソース Penne con Crema di Broccoli
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みなさま、こんにちは!イタリアより帰国中の小林もりみです。
先週、母と干し柿作りをしました。
日本ならではの季節を感じる時間って良いものですね。
さて頭はイタリアに切り替え、、、。
今日ご紹介させていただくのは、オリーブの新油が手に入るこの時期、私たちが扱うカペッツァーナのオリーブオイルの生産者・ボナコッシ伯爵家のシェフに教えていただき何度も作っている、簡単レシピをご紹介させてください。
カリフラワーでも同じようにできます。
コツは日本の感覚よりクタクタに煮ること、オリーブオイルをたっぷりとソースに使うことです。
ぜひトライしてみてください!
ペンネのブロッコリーソース
材料
ブロッコリー ( 小さめ 1個で 2 名分ほど )
海塩
エキストラヴァージンオリーブオイル 多めに
ペンネ(一人分 約 80 g)
• ブロッコリーを適当な大きさに切り、たっぷりのお湯でやわらかめに茹でる。
• 茹で上がったブロッコリーを網のレードルなどでお湯から引き上げ、水気を切る。
• 粗熱が取れたら、オリーブオイルをたっぷりと入れてバーミックスなどでペーストにする。(数秒で)
• 海塩を味を整える。
• ペンネをブロッコリーを茹でたお湯で茹で上げ、ざるに取る。
• 茹で汁をブロッコリーのペーストに入れて馴染ませてから、ペンネに和える。
Buon Appetito!
*お好みで黒胡椒を挽いたり、アンチョビを混ぜてバージョンを変えても。ただこのブロッコリーと塩だけのソースのおいしさ、シンプルながらのもののように思います。ぜひお試しください!
春菊のサラダ Insalata di Coronato
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みなさま、こんにちは!イタリアより帰国中の小林もりみです。
昨日まで二日間、下北沢の fog さん 2 Fにて、お話し会、ご試食会を開催させていただき、たくさんの方々に私たちの品々をご試食いただくことができました。
fog のみなさんとも久しぶりにお顔を合わせることができ、楽しいひと時となりました。
さて今日は、スタッフが全員揃ってオフィスでのランチ。
バジルソースのガーリック炒飯とあさり風味の海鮮と野菜の中華風のワンプレートともにいただいた春菊のサラダをご紹介させていただきます。
旬の柔らかい春菊が手に入ったらぜひお試しください!
春菊のサラダ
柔らかい春菊
パルメザンチーズ
エキストラバージン・オリーブオイル
黒胡椒
ワインビネガーあるいはホワイトバルサミコなどのお酢
すべて適量
• 春菊をよく洗い、水気を取る。
• 茎の下などの硬い部分を除き、手で適当にちぎってお皿に盛る。
• パルミジャーノチーズを削る、あるいは粉状のものを振りかける。
• オリーブオイルをかけ、お酢をかけ、黒胡椒を挽く。
Buon Appetito!
*パルミジャーノに塩気があるので、塩は加えずに美味しいお酢とオリーブオイルでお召し上がりください。りんご酢でも。お好みのお酢で、お試しください!
蕪のスープ Crema di Rapa Bianca
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みなさま、こんにちは!イタリアより帰国中の小林もりみです。
日本の温かさと風の気持ちよさに、びっくりしています。
また日本のお水は優しくって、おいしいな、と感じています。
さて今日は、友人が作ってくれたのですが、それがとても美味しくて。
私も作ってみましたが、とても美味しくできました。
蕪の葉の量で緑色の濃さが変わるかもしれません。
またここではベシャメルを使っていますが、生クリームでもおいしいかと思います。
さっぱりであれば、コンソメのコクを入れて蕪だけでも。
その時にはオリーブオイルをたっぷりと!
みなさまにお試しいただけますように。
蕪のスープ
材料 2 ~ 3 名分
蕪 葉ごと1 束( 5 個ぐらい)
オリーブオイル 適量
ベシャメル 大さじ 2 ~ 3 ほど
塩適量
ベシャメルソースの作り方
バター 10 g
小麦粉 大さじ 1
牛乳 200 cc
1. ベシャメルソースを作っておく。小さなフライパンを弱火にかけ、バターを溶かして泡がでるほどになったら、小麦粉を入れよく火を通す。その後、少しずつ牛乳を入れてベシャメルを作る。
2. 蕪を洗い、皮を剥いておく。葉とともに適当な大きさに切っておく。
3. 鍋を中弱火にかけ、オリーブオイル、蕪と葉を入れ、じっくりとよく炒める。
4. よく火が通ったら、お湯を 500 mlほど入れてさらに煮ていく。
5. ベシャメルソースを大さじ2 〜3ほど加える。
6. 火からおろし、粗熱が取れたら、バーミックス(ミキサー)などにかける。
7. 再び鍋にもどし、火にかけて温め器に入れ、飾り用のスライスを飾り、オリーブオイルを最後にかける。
Buon Appetito!
*ベシャメルなど、ご自分のお好みの量を調節していただけたらと思います。
なお飾り用の株は、歯の根元の土が着いていたら楊枝で綺麗にとってください。
甘エビとミニトマトのスパゲッティーニ Spaghettini di Gamberetti Rossi e Pomodorini
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みなさま、こんにちは!
イタリアより日本に戻ってきたばかりの、小林もりみです。
今日は日本の甘エビで作ったパスタをご紹介させてください。
イタリアでは大きめの丸ごとの海老でよく作るのですが、日本の甘エビでも同様に美味しくできました!
この時期、卵もついていましたのでミソと一緒に使いました。
パセリもイタリアンパセリでなく、日本のパセリを使ってみました。
香りもちょうどよく、母にも好評でした。
帰国早々、スーパーに並ぶ美味しそうな秋の味覚を見て、かなりテンションがあがりました(笑)。
日本が温かくて驚いています。
着るもの、かなり間違えて持ってきてしまったようです。。。
みなさまにお試しいただけますように。
甘エビとミニトマトのスパゲッティーニ
材料 2 名分
スパゲッティーニ 160 g
甘エビ 10 尾ほど
ミニトマト 半パックほど
にんにく 1 片
玉ねぎ 1 / 2 個
レモン 1 / 2 個
日本酒か白ワイン 大さじ 3 ほど
塩 適宜
オリーブオイル 適宜
パセリ 適宜
• 甘エビを塩でもんで洗い、頭の部分のミソ(卵があれば卵も)を小さなボールに取り、また身の部分は殻をはずしておく。
• にんにくと玉ねぎをみじん切りにし、フライパンに入れオリーブオイルでよく炒める。
• 海老のミソとトマトを加えて少し和えたら日本酒か白ワインを加える。またオリーブオイルも少し加える。みじん切りパセリも加え、塩で調味し、弱火でしばらく煮込む。
• 甘エビを半分ぐらいに切り、フライパンのソースに加えたらすぐに火から下ろし、レモンをぎゅっと搾る。
• パスタの茹で汁とオリーブオイルを4のソースに加え、お湯を切ったスパゲッティーニを入れてよく和える。
• お皿に盛り付けたら、みじん切りのパセリをのせて、お好みでオリーブオイルをさらにひとまわし。
Buon Appetito!
*スパゲッティーニは少し細めのスパゲッティ。パスタは鋳物で抜いた、表面がざらざらしたタイプが、ソースがよく絡むのでおすすめです。
*オリーブオイルはお好みのものを。火を使うものでなく、ソースに加えたり、仕上げに使うものは、ぜひ品質が良い、酸度が低いものをお選びいただけたらと思います。
柿と生ハムのサラダ Insalata di Kaki e Prosciutto
みなさま、イタリアよりこんにちは!
秋真っ盛り。ここ2週間ぐらいで何度も作っている、ごく簡単な一皿をご紹介させてください。
黒胡椒を利かせて、オリーブオイルをたっぷり目に。
それだけなのですが友人にも大好評。
たまにバージョンを変えて、レモンオリーブオイルを使うことも。
旬の柿(イタリアでもKACHIと言います)はそれだけでも美味しいですが、生ハムとあわせると、大人の一皿に。
ワインにもばっちり。
秋の夜長、赤ワインなど傾ける時にいかがでしょうか??
柿と生ハムのサラダ
1. 程よく熟した柿は皮を剥いて、食べやすいサイズに切っておく。
2. 生ハムは常温に戻しておく。
3. 皿に盛り付けて、黒胡椒をしっかりめに挽く。
4. オリーブオイルをたっぷりとかけて。
Buon Appetito!
*お好みで、レモンオリーブオイルを使っても美味しく召し上がっていただけます。
*オリーブオイルは品質が良い、酸度が低いものをぜひ選ぶようにしてくださいね。
カボチャと西洋ねぎのポタージュ Vellutata di Zucca e Porro
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みなさま、こんにちは!
深まる秋、いかがお過ごしでしょうか?
私は数日前に、トスカーナの搾油所に足を運んできました。
異常気象による雹(ひょう)や、かつてない強風でオリーブの実が大きく被害を受け、普段の 30 % ほどしか収穫量がない今年。
オリーブ畑を歩いてみたら、確かに実は少なく小ぶりでしたが、何よりも健康で美しく、味わってみても素晴らしく、まずは安堵しました。
あとは予測を上回って、1 本でも多く収量が増えるよう祈るばかり、、、、
ずっと雨ばかり続きそうで、収穫も簡単でなさそうで、かなり厳しい状況ではありますが、自然がもたらしてくれる愛しい恵みを日本のみなさまにお届けできるよう、がんばります。
来週はシチリアのオリーブ生産者のところを訪ねます。
収穫時期は仕事も多く、緊張も多くしますが、それでも美しい自然、オリーブの実が美しく実っている様、畑で搾油所で働く人々のいつもの笑顔、そうした光景に増えると、お腹のそこから幸せが湧き上がってきます。
仕事に耳を傾ける尊い仕事、次世代、その次まで受け継いでもらえますように。
さて今日もまた材料がないレシピです、、。
旬の西洋カボチャを使いました。
かぼちゃと西洋ねぎのポタージュ
材料 2 名分:
かぼちゃ 1 / 4 個
西洋ネギ 1 / 2 本
ニンニク 1 片
牛乳 2 ~ 300ml
塩
オリーブオイル
(すべて適量)
• カボチャは皮を落とし、適当なサイズに切っておく。
• 鍋にニンニクをみじん切りにして、オリーブオイルで香りがたつまで炒める。
• 細かめに切っておいた西洋ネギを加えて、じっくりじっくり蓋をしながらごく甘くなるまで炒める。
• カボチャを加えて、引き続きよく炒める。
• 潰れるほど柔らかくなったら牛乳を加える。
• よく混ぜながら、引き続き弱火で調理を続ける。
• 塩で調味し、粗熱が取れたらバーミックスなどのフードプロセッサーでピュレ状にする。
• 盛り付ける前にまた温め、最後にオリーブオイルを回しかける。
*お鍋はストウブのような重いものがおすすめです。
*西洋ネギがなければ、普通の玉ねぎでも。
*しっかりした味付けがお好みの場合は、西洋だしを加えても。
Buon Appetito!
洋梨・くるみ・ざくろのサラダ Insalata di Pere, Noci e Melograna
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みなさま、イタリアからこんにちは!
イタリアはオリーブの収穫期がスタート、いよいよ新油の時期です。
私たちもシチリアとトスカーナからお届けすべく
予約をスタートしたばかり。
ぜひよろしければ、こちらをご覧になってみてください!
秋が本番になるつつある時期、よく作るサラダをご紹介させてください。
もちろん新オイルともよく合います。
ざくろを使うとサラダが華やかになりますね。
ぜひお試しいただけましたら嬉しいです!
材料
レタス
茹でたインゲン
洋梨
くるみ
ザクロ
有機ホワイトバルサミコ酢
エキストラヴァージン・オリーブオイル
レタス、茹でたインゲン、柔らかい洋梨のスライスをあわせたサラダに、刻んだくるみとざくろを散らして。
仕上げに、ホワイトバルサミコ酢と高品質なオリーブオイルをたっぷり回しかけます。
お塩なしでも十分な美味しさ。
シンプルな葉ものだけのサラダでも、美味しくいただけます。
Buon Apetito!