FOG JOURNAL

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fog etc の新商品をご紹介します



今日は fog etc( フォグ エトセトラ )から新登場のアイテムをご紹介します。
今回もとっても素敵なものが出来上がりましたよ。
どれもハンドメイドなので機械で作ったようにはいかないのですが、それがなんともいい風合い。
ぜひご覧くださいね。

それではものづくりの現場をちょっとのぞいてみましょう!
インド北西部の小さな街で fog etc のブラス製品などが作られています。
写真は職人さんが金属のシートから商品の形を切り出し、縁部分の立ち上がりを木槌でトントンと叩いているところ。
均等になるようにきれいに仕上げていきます。
こんな風にひとつひとつ手仕事で丁寧に作られているのです。

ブラスでできた長八角形プレートはさまざまな使い方があります。
サイズは 3 種類。
縁が少し立ったデザインです。
食べ物を入れたらさっと洗って完全に乾かしてからしまってくださいね。

ブラス プレート 長八角形(SS)¥ 1,320・(S)¥ 1,980・(M)¥ 3,080

ワインに添えるおつまみに。
いつものオリーブがなんだか特別なものに見えてくるから不思議です。

こちらのサイズは 4 種類。
入れ子にするとこんな風。
使い道、たくさんありそうです。

ブラス プレート 八角形 (SS)¥ 990・(S)¥ 1,980・(M)¥ 2,640・(L)¥ 3,960

そして、ケーキスタンドに小さなかわいい SS サイズも登場しました。
ケーキだけでなく果物をのせたり、菓子をお出しするときにもおすすめです。
スタンドがついているって、なぜゴージャスで素敵に見えるのでしょう?!

ブラス ケーキスタンド SS ¥ 4,180・ S ¥ 5,940・M ¥ 10,340


キャンドルナイトをご存知ですか?
調べてみると 「夜、電灯を消してキャンドルを灯すこと。 また、その行為を通じて省エネルギーや地球温暖化防止、環境問題などについて考える時間のこと」とあります。
ほんのささやかなことかもしれないけれど、大勢の人がやったら大きな力になるかもしれません。
そんなとき、素敵なキャンドルホルダーがあったらもっと嬉しい。
部屋の明かりを消してキャンドルの灯で過ごす夜。
私も週 1 回から始めてみようと思っています。

ブラス キャンドルホルダ- ¥ 3,960

キャンドルホルダーは 3 種類。
上の写真のボウル状の中にキャンドルを立てるタイプと、下のシンプルなスタイルは、台が円形と八角形のタイプがあります。
そこにあるだけで、素敵なシーンが作れると思いませんか?

ブラス キャンドルホルダー 円形・八角形 ¥ 1,980
ニース風サラダ Insalata Nizza

美味しいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。
casa morimi の YouTube はこちらから。

みなさま、イタリアよりこんにちは!
こちらは 6 月の頭に学校が 3ヶ月の夏休みに入り(長いですよね〜)、それに伴って山の家、海の家で夏を過ごす人も多く(お父さんだけ街に残ってお仕事、8 月は家族にジョインというケースが多いです)、街に少し暮らす人が少なくなってちょっと落ち着いた街の表情です。

暑さが日々厳しくなるのを実感する日々ですが、街が 8 月に向けて徐々に静かになるのを感じるのは結構好きなのです。
8 月になったら車もほとんど走らなくなるので、夏の夜に風を感じながら誰もいない道を自転車で通ったりするのが、夏の密かな楽しみでもあります。

さて今日はこの季節にいただくことが多いニース風サラダをご紹介します。
また切って並べるだけですが、それだけに美味しい素材がポイントです。

お酢をしっかり効かせて召し上がっても、オリーブオイルと塩だけでも。
またすべての材料が揃っていなくても、あるものだけでも十分。
ちょっと盛り付けを変えるだけで、見た目も新鮮に。

ニース風サラダ

• じゃがいもを水から茹で、熱いうちに皮を剥いて食べやすいサイズに切っておく。
• 小鍋にお湯を沸騰させ、卵を静かに入れて7分。ゆで卵を作り、半分に切る。
• いんげんを茹でておく。
• パプリカを食べやすく切っておく。
• ツナのオリーブオイル漬、オリーブの塩水漬、グリーンリーフ、アンチョビフィレとともに盛りつける。
• オリーブオイル、塩、白ワインビネガーでいただく。マヨネーズ派の方はマヨネーズで。
Buon Appetito!

ツナは添加物などの使用のない、品質の高いものがおすすめです。
アンチョビは旨味がある大きなフィレのものを。オリーブは時間をかけて発酵したナチュラルなものを。(色が鮮やかなタイプは硝酸を使ってアク抜きしているものです。一括表示には記載さていませんから、色でご判断ください)
オリーブオイオイルはお好みの美味しいものを使ってくださいね。


鰯のポルぺッティーネ Polpettine di Sardine

美味しいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。
casa morimi の YouTube はこちらから。

みなさま、イタリアよりこんにちは!
今日ご紹介するのはシチリアの郷土料理です。
新鮮な鰯さえ手に入ればごく簡単。
熱々でも、冷めても、簡単で美味しいひと皿です。

コラトゥーラはカタクチイワシが熟成したエキス。
旨みがぎゅっと詰まった調味料。
ちょっと加えると、ぐんと味わいが深くなります。
なくても大丈夫ですが、あったらぜひ。
私はこのコラトゥーラを太めのロングパスタを茹でて、ニンニクと唐辛子でともにフライパンで温め、茹でたパスタを絡めるだけのシンプルパスタ(ご当地、アマルフィ海岸のチェターラの名物でもあります)いただくのが、大好きです。
暑くなる時期、しっかりいただいて元気に過ごしていただけたらと思います!

鰯のポルぺッティーネ

材料 2 人分
鰯の身を掃除したもの 250 g
卵 1 個
パン粉 100 g(できれば細かいタイプがベター)
粉状のパルミジャーノチーズ 25 g
松の実 小さじ 1
干しぶどう 大さじ 1
フェンネルシード 小さじ 1
コラトゥーラ  小さじ 1

• ボウルに卵をほぐし、鰯の身以外を混ぜておく。
• 包丁で細かく叩いた鰯を上記に加え、小さなボウル状にしておく。
• 高温で色よく揚げたら出来上がり。

Buon Appetito!

*干しブドウとフェンネルはシチリア料理によく使われる組み合わせ。ぜひお試しになってください。
パンテレリア風トマトサラダ Insalata di Pomodoro con Salsa Pantesca

美味しいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。


みなさま、イタリアよりこんにちは!
今日ご紹介するのは、パンテレリア島の名産物である塩漬けケッパーとオレガノを使ったトマトサラダです。
ただ切って混ぜるだけ。
これからの季節、さっぱりと美味しく召し上がっていただけるのでぜひお試しいただけたら嬉しいです。

6 月は雨季のないイタリアでは、とても気持ち良い季節です。
先日トスカーナの田舎に行ってきました。
薔薇や芍薬が見事な美しい庭や、大自然に囲まれた暮らしにすっかり心を奪われてしまいました。

昔から憧れてはいますが、年齢も重ねるとますます魅力的に感じます。
その様子を 8 分ほどの映像にまとめていますので、よろしければぜひご覧ください。
La Cucinetta

みなさまにトマトサラダをお試しいただけますように!

パンテレリア風トマトサラダ

材料 2 人分
赤玉ねぎのみじん切り1 / 2(水に放して辛みを取ったもの)
塩漬けケッパー 大さじ 1(流水で塩分をざっと流して刻んだもの)
オレガノ 小さじ 1
バルサミコ酢 大さじ 1
赤ワインビネガー1
オリーブオイル 大さじ 2

以上を混ぜて馴染ませ、横半分に切った熟したトマトにかける。

Buon Appetito!

*バルサミコ酢は 2 年熟成ぐらいの爽やかなタイプがおすすめです。
また赤ワインビネガーはミネラル分が多い、品質が高いものを使うと、栄養価だけでなくミネラルが多いため塩が不要になります。
ジャーマンポテト Insalata di Patate con Pancetta Affumicata

美味しいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。
casa morimi の YouTube はこちらから。


みなさま、イタリアよりこんにちは!
日本は紫陽花が綺麗な季節でしょうね。
イタリアはさくらんぼとアプリコットが旬を迎えつつあります。

今日はお酢をたっぷりと使った、さっぱりポテトのご紹介です。
冷めても美味しいので、暑い時期におすすめです。

お酢はもちろん、ベーコンやオリーブオイルも品質の良いものを選んでいただくと、ポテトもご馳走に。
簡単なのでぜひお試しになってみてください!

ジャーマンポテト

材料 2 人分
じゃがいも 400 g
新玉ねぎ 1 / 4個
ベーコンの塊 20 g
白ワインビネガー大さじ 2
エキストラバージンオリーブオイル 適量
パセリ 適量
塩・胡椒

• じゃがいもは皮をむいて、水から中火で煮る。
• 沸騰したらざく切りにした新玉ねぎとベーコンを入れる。
• ベーコンに火が通ったら、一度取り出し、食べやすいサイズに切る。
• パセリを細かく刻んでおく。
• じゃがいもにスッと串が通るようになったら、お湯からザルにあげ、ボウルに移す。
• 熱々のうちに、白ワインビネガーを入れてよく絡ませる。
• ベーコンとパセリを加えて、オリーブオイルを混ぜ、胡椒を挽く。
• 塩は少なめに調味して、出来上がり!

白ワインビネガーをたっぷり使うのが美味しさの秘訣です。
ミネラルを多く含む白ワインビネガーは、塩はごく控えめで大丈夫です。
ベーコンの塩味もありますので、お味見しながら調味ください。
オクラとアボガドのサラダ Insalata di Okura e Avocado


みなさま、イタリアよりこんにちは!
いよいよ6月ですね。
イタリアは街中にジャスミンの花が芳しく、
つい足をとめて香りを楽しみたくなります。

先日エスニックな野菜が多く置いてある市場に
足を伸ばし、オクラを買いました。
夏が近づくと、ネバネバお野菜がいただきたくなります。

あと一品、という時によく登場する、
キュウリとアボカドのサラダを今回はオクラで。
質の高いオリーブオイルと鰹節はとってもマッチします。
ぜひお試しになってみてください!


Insalata di Okura e Avocado
オクラとアボガドのサラダ

【材料 全て適量】
オクラ 
アボガド(ほどよく熟れたもの)
鰹節
お醤油
オリーブオイル

【作り方】
1.オクラを茹でて冷まし、適当なサイズに切る。
2.アボカドを食べやすいサイズに切る。
3.1と2をお皿に盛り付け、鰹節をのせる。
4.オリーブオイルとお醤油をかけて召し上がれ。
   
*お醤油も美味しいものだったら最高ですね。アボカドだけでする場合にはワサビもよく合います。

Buon Appetito!
ズッキーニのバルサミコとハーブ風味 Zucchine alla Griglia con Aromi e Aceto Balsamico


みなさま、イタリアよりこんにちは!
ミラノもやっと気持ちの良い季節になりました。
日が延びて 21 時ぐらいまで明るく、外にのんびりいられて肌を優しく撫でていく優しい風のひとときに幸せを感じます。

灼熱の夏がやってくるまでしばしこの季節を満喫したいと思います。

今日は先日トスカーナ人(イタリア人は、どこ出身かをこう表現します)の友人の家で教えてもらったレシピをご紹介させてください。
とても簡単。気軽にお試しいただけたら嬉しいです。

フィレンツェの名家で生まれたご夫婦の家族のレシピ、そして歴史ある骨董コレクションなどを YouTube に収めております。
実際にどう料理するかぜひご覧いただけたら幸いです。

La Cucinetta Channelミラノの邸宅にてトスカーナ料理 家族に受け継がれるレシピとアンティーク食器【Italy Vlog #77】

ズッキーニのバルサミコとハーブ風味
【材料 全て適量】
ズッキーニ 
ニンニク
塩・胡椒
パセリ
乾燥オレガノ
乾燥マジョラム(あれば新鮮なもの)
オリーブオイル
バルサミコ酢

【作り方】
• ズッキーニを洗い、縦に切る。
• グリルに並べ、程よく色が着いたら胡椒を挽く。
• 両面焼き上がったら、お皿にとっていく。
• パセリとオレガノ、マジョラム、生ニンニクを一緒に細かく刻む。
• 焼き上がったズッキーニごとに 4 をふりかけ、塩・胡椒、オリーブオイル、バルサミコ酢をかけていく。

*ハーブソルトがあれば、パセリの他はハーブソルトを使っても。
バルサミコ酢はここでは 2 年熟成ぐらいのまろやかながら爽やかな風味がおすすめです。

Buon Appetito!
キャベツとしらすのブルスケッタ Bruschetta con Cavolo Capuccio e Bianchetti giapponesi


みなさま、イタリアよりこんにちは!
日本とは大違い、まだセーターを手放せないイタリアです。
悪天候でエミリア・ロマーニャ州に多大な被害が出たり、こんな 5 月はない、と心配になるほどです。

そんなお天気を吹き飛ばすべく、市場に行ってはおいしいものをいただいています。

今日は横浜は山手の素敵なパン屋さん On the Dish さんに教えていただいたレシピを。
もともとは料理家の中川たまさんのレシピをインスタでご紹介されていました。

私たちも作ってみて大ファンに。
今回はちょっとイタリアのブルスケッタ風にアレンジしました。
よろしければ、オフィスで皆で作った you yube の動画がありますので、ピスタチオといちごのブルスケッタともども、ご覧になってみてください。

簡単で美味しいので、みなさまにもご紹介させてください!

キャベツとしらすのブルスケッタ

材料 2 人分
バケット
にんにく
キャベツ

しらす
ディル
レモンオリーブオイル
(なければオリーブオイルを使って、レモン汁を)

1. バゲットをこんがりと焼き、にんにくをこすりつけます。
2. キャベツの千切りに、しらすとディルを加え、塩で調味します。
3. レモンオリーブオイルで和え、バゲットにのせてできあがり。

Buon Apetito!
*塩味はしらすの繊細さや甘みを楽しめるよう、ごく控えめにしてみてください。
レモンオリーブオイルがない場合に使用するレモン汁は酸っぱくならないように、加減して加えてください。
ペペロナータ アンチョビ添え Peperonata con Acciughe

美味しいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。
みなさま、イタリアよりこんにちは!
雨模様のミラノからお便りしています。

日照りが続いて農作物が心配でならなかったので恵みの雨。
気持ちも潤ってくるようです。

イタリアには雨季がないので、夏までの 5 月、6 月は一番美しい季節でもあるはずですが、なかなか暖かくならず、薄いコートを手放せずにいます、、。
初夏よ早くきて〜、と毎朝着替える時に心の中でつぶやく日々です。(笑)

さて!今日ご紹介するのはコツを覚えてしまえばごく簡単なペペロナータ。
パプリカが、ぐん、と別物のようにおいしくなります。

イタリアでは、パンにたっぷりとバターを塗って、その上にアンチョビを載せる、アンチョビバターが昔からの定番レシピであります。
今回はそこからヒントもいただき、バターをパンにしっかり塗りました。

ぜひ試していただけたら嬉しいです!

ペペロナータ アンチョビ添え

材料 2 人分
パプリカ 1 個
ホワイトバルサミコ酢(なしでも)
アンチョビフィレ 2 枚
パン 2 切
バター
オリーブオイル 適量

1. パプリカにオリーブオイルを塗り、オーブン160 度ほどで全体が真っ黒に焦げるぐらい焼いたら取り出し、アルミホイルに包んで休ませます。
2.皮をむき、汁も大切に実をボウルに取り、ホワイトバルサミコ酢とオリーブオイルでマリネします。
3.パンを焼きバターを塗って、ペペロナータのマリネの上に長期熟成アンチョビをのせ出来上がり。
オリーブオイルをたっぷり回しかけて出来上がり!

Buon Apetito!

*ホワイトバルサミコ酢を使うと、甘酸っぱい心地よい酸味がパプリカの甘味と素晴らしいマリアージュになりますが、なくても十分に美味しいです。
アンチョビはここでは長期熟成の旨みが凝縮したものを使用しています。
できるだけ塩味が強いタイプでなく、旨みがあるアンチョビをお選びになってみてください。
新キャベツとからすみのスパゲッティ Spaghetti con Bottarga e Cavolo Cappuccio

美味しいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。

新キャベツとからすみのスパゲッティ

イタリアよりこんにちは!
日本はゴールデンウィークまっただ中ですね。
美しい青葉の季節、いかがお過ごしでしょうか?

ここミラノもあちらこちらで花盛り。
ただ気温がなかなかあがらず、薄手のコートが手放せずにいます。
そんな中でも市場に行くと、少しずつ夏野菜が増えてきて。
ゆっくりですが、少しずつ季節が移り変わっているのを感じます。

さて今日は(も?)、ごく簡単なパスタをご紹介させてください。
必要なのは、からすみパウダー。
サルデーニャ島の名物・からすみパウダー。
サルデーニャ人の友人に、パスタに使うことを教えてもらいました。
キャベツとパスタを一緒に煮てみたら、さらに美味しく!
ぜひ試していただけたら嬉しいです!

新キャベツとからすみのスパゲッティ

材料 2 人分
スパゲッティ 160 g
キャベツ 1 / 2 個
からすみパウダー 大さじ 2
無農薬レモン 1 / 2個
オリーブオイル 適量
必要に応じて海塩 適量

1.たっぷりのお湯を沸かす。
2.沸騰したら塩を入れ、ざく切りにしたキャベツとスパゲッティを一緒に入れて茹でる。
3. 茹で上がったらザルに上げ、パスタを皿に盛り付け、からすみパウダー、レモンの皮を削ったものを振りかける。
4.オリーブオイルをたっぷり回しかけて出来上がり!

Buon Apetito!

からすみは、旨みが多いボラのものがおすすめです。
からすみに塩分があるので、塩は味を見て調節してください。レモンピールの代わりに、レモンオリーブオイルを使うことも多いです!

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