ミラノ在住の小林もりみさんから届く素敵なレシピをご紹介します。
もりみさんは casa morimi という素晴らしく美味しいイタリア食材を販売するブランドをされています。
オリーブオイルやパスタなど、どれもとびきりのおいしさ。
ご紹介くださるレシピは素材を生かしたシンプルなもの。
とってもおいしそうです!

みなさま、イタリアよりこんにちは!

ここミラノは、時折気持ちの良い風が吹くようになりました。
こうした風をイタリアでは”Vento Settembrino 9 月っぽい風”、と呼びます。
一歩一歩、秋が近づいてくるのを感じます。

やっとバカンスから人も戻り始め、街がいつもの顔を取り戻し始めました。
とはいえ、私がお世話になっている税理士さんも、9 月 1 日が仕事始め。
レストランも 9 月 5 日から、というところも少なくなく、まだ夏休みムードと言えるでしょう。。。

さて今回は牛肉のバルサミコ炒めをお届けします。

本物のバルサミコは、12 年や 25 年熟成のとても高いもの、と思ってらっしゃる方が多いようですが、本物のバルサミコでも、熟成していないものも存在します!
そしてこれはこれで、とってもおいしいのです!

例えばサラダには、熟成していないタイプの方が合いますよね。
キノコなどの野菜の揚げ物にもバルサミコをかけると、さっぱりとおいしく召し上がっていただけます。
そう、ちょうど中華の黒酢のような感じで。

お料理といえないぐらい簡単なので(笑)ぜひ試してみてください!

Tagliata al Balsamico
牛肉のバルサミコ炒め

材料:
牛薄切り肉 お好きなだけ
バルサミコ酢
オリーブオイル


• 牛肉の薄切り肉を室温に戻しておきます。
• フライパンにオリーブオイルを熱し、中火でお肉を炒めます。
• 火がほぼ通りそうなところで、ジャッとバルサミコを回しかけます。お醤油のような感覚で、量を加減しながら。
• そのまま火にかけたまま、少し馴染ませて塩を軽くして、火から下ろします。
• お皿に野菜とともに盛り付け、お好みのEXVオリーブオイルをかけてお召し上がりください!

*バルサミコは、添加物(増粘剤など)が入っていないタイプがおすすめです。
2 年ほど樽熟成などしていると、さらにベター、とてもおいしく仕上がります。

Buon Appetito!!