ミラノ在住の小林もりみさんから届く素敵なレシピをご紹介します。
もりみさんは casa morimi という素晴らしく美味しいイタリア食材を販売するブランドをされています。
オリーブオイルやパスタなど、どれもとびきりのおいしさ。
ご紹介くださるレシピは素材を生かしたシンプルなもの。
とってもおいしそうです!

みなさま、イタリアよりこんにちは!

ミラノは、少しずつ秋を感じさせる風が吹き始めました。
それでも残暑は厳しく、たまにスパイシーなものが頂きたくなります。

今回はひよこ豆のトマトカレーをお届けいたします。
イタリアはヨーロッパ最大のお米の生産国ですが、豆類も実によく食されています。
ひよこ豆や柔らかい皮のインゲン豆など、水に一晩漬けてから、その浸した水ごと土鍋で炊いてみてください。
オリーブオイルと塩があれば、延々と食べ続けられるおいしさです。

このカレーはひよこ豆を炊いておけば、15 ~ 20 分ほどで仕上がる手軽さ。
お子様から大人まで、どなたにお出ししてもとても喜んでいただけます。

ぜひチャレンジいただけたら幸いです!
晩夏を元気に乗り切れますように。

Curry di Ceco al Pomodoro
材料
ひよこ豆 1 Cupほど
ニンニク 1片
しょうが 1片
玉ねぎ 1 / 2 個
トマトの水煮 1 缶
ココナッツミルク(甘くないタイプ) 1 缶
オリーブオイル適量

カレーパウダー 大さじ 1
クミンパウダー 大さじ 1


1.ひよこ豆は前日の夜からたっぷりの水に浸しておきます。
2.豆を漬けた水ごと炊きます。中火で 40 分程度。
ステンレスのお鍋でも良いですが、土鍋や鋳物鍋があればベターです。
3.別の鍋にオリーブオイルを入れて、みじん切りのニンニク、しょうが、たまねぎをよく炒めます。
4.トマトの水煮缶をボウルに開け、トマトの塊を手で少し潰してから3のお鍋に加え、中火で少し煮込みます。
5. 10 分ほどして少しトマトが煮詰まってきたら、1 のひよこ豆を入れます。茹でた水は入れても入れなくても。入れるとスープのような感じに仕上がります。
6.ココナッツミルクを入れたら、カレーパウダー、クミンパウダー、塩を加え、数分け煮込んだら出来上がり。

*普段はフレッシュな香菜を山のように細かく切って最後に入れます。
好みがあるので今回はごくシンプルバージョンで。
*ご飯は雑穀を入れたものを炊いて合わせることが多いです。
*カレー粉とクミンパウダーの量は、目安です。
お好みで量を増やしたり、チリパウダーやガラムマサラを入れても。
*トマトの水煮缶の代わりに、出来合いのトマトソースを使うとさらに時短。
その場合、シンプルかつオリーブオイルの使用が少ないトマトソースが好ましいです。

Buon Appetito!!