こんにちは!
今日は菓子研究家・foodremedies 長田佳子(おさだ かこ)さんと作ったとっても魅力的なアイテムをご紹介します。
佳子さんは 2021 年に暮らしのベースを東京から山梨に移されました。
ラボでお菓子を試作したりする傍ら、畑を作ってハーブたちを育てています。
「畑に関わるようになってから、着ていて気持ちの良いオールインワンがあったらいいなと思っていたんです。日焼けを防いだり、脱ぎ着がしやすかったり、という小さな希望もありました」。
オールインワンは fog でもシーズンごとに作っている大人気のアイテム。
佳子さんのデザインするオールインワン、きっと素敵に違いない!そう思ってぜひ!とお願いすることに。
今回はとっても便利なエプロンクロスや、以前販売してあっという間に売り切れてしまった帽子やバッグもご紹介します。
本日から期間限定でご予約スタート。
かこさんのロングインタビューもありますのでぜひご覧くださいね!
山梨を訪ねたのは去年の秋。
澄んだ空気と静けさが印象的。
そこに身を置くだけでゆるゆると身体がほぐれ、心から癒されるような、そんな場所でした。
「はじめは静かすぎて眠れなくて(笑)」と佳子さん。
でもラボを作り、そこで過ごすうちに静かで穏やかな空気に自然と馴染んでいったそう。
美しいラボは隅々まで柔らかい空気が行き渡っていました。
こちらの商品の予約期間は 3 / 14 ( thu ) お昼の 12 :00 までとなります。
お届けは 4 月下旬から 5 月中旬となります。
どうぞよろしくお願いいたします。
まずはこちらをご紹介しますね。
名前は ガーデンワーク オールインワン 。
すっきり見えるシルエットで、着心地はゆったり。
とっても実用的にデザインされているのですが、小さなかわいい襟がついていて、小物のコーディネート次第では、ドレスアップもできそう。
「気に入った形の洋服が色違いであればずっとそれを着ていられるタイプで、特にオールインワンは、上下どうする?丈や素材のバランスは合ってる?と組み合わせを考えなくても済むので、私にとって救いの存在なのです。おしゃれ着としてはもちろん、庭やハーブ畑の仕事をする際にも着られるようなデザインのものがあったらいいなと。庭仕事では、首元の日焼けを防ぎたいのと、虫に入られないように襟付きにして、脱ぎ着しやすいように後ろはファスナーにしていただきました。スニーカーやブーツにも合いますし、私はダンスコを良く合わせています。何か羽織るだけでもそれなりにきちんとみえるのが嬉しいです」と佳子さん。
ガーデンワーク オールインワン オニキス(ブラック) ¥ 29,480
佳子さんの身長・ 162cm
前見頃には大きめのポケットが付いています。
そして袖口はゴム。
これが実はとっても便利。
お菓子作りなどの作業中はもちろん、袖をちょっとまくるとバランスがとりやすいのです。
着脱しやすいように後ろにはファスナーがついています。
ウェスト後ろのループはちょっとしたポイント。
佳子さんは「ハーブを摘むときに使う鋏をひっかけようかな?」と。
ブラックもいいけれどグレーもいい感じ。
佳子さん、素敵ですねー。
ガーデンワーク オールインワン グレー(アシェ) ¥ 29,480
なんといってもこのオールインワンの最大のチャームポイントがこちらのかわいい襟。
小さなフラットカラーが重なった佳子さんこだわりのデザインです。
後ろ側には左にだけポケットが。
前の右側のポケットの中には小さなポケットがあります。
よくジーンズにもついていますよね?
こちらは昔は懐中時計を入れるためにつけられたことから「ウォッチポケット」という名前だったのですが、最近では小銭を入れる人が多く「コインポケット」とも呼ばれているそう。
鍵などをいれたら玄関の前で慌てることがなくなりそうです!
ガーデンワーク オールインワンと一緒にエプロン クロスも作りました。
「毎日使うクロスも、道具や洋服の着心地と同じくらい手にフィットするものが好み。エプロンクロスはあえて薄地リネンで作っています。生地が薄いとすぐに乾くし、出かける際も軽くて荷物にならないのは嬉しい。こちらは fog さんとクロスのお話をした際、オールインワンにもさりげなく巻き付けられるエプロンがあったらいいねと、古いヨーロッパのリネン製品からヒントを得ました」
もちろんリネン 100% なのでお皿を拭くのにも最適です。
お手拭きにしても良いし、エプロン以外の活用法、いろいろありそうです!
エプロン クロス アンバー(ノアゼット) ¥ 4,620
真ん中にはフックがついています。
使い終わったら吊るしておけばあっという間に乾いてしまいますよ!
エプロンクロスは 3 色あります。
こちらはオーロラ色(リラ)。
そうそう!今回のアイテムの色の名前は、佳子さんが考えたものなのです。
実は私たちが佳子さんのところに取材に伺う少し前に、佳子さんがリトアニアを旅行され、とっても感銘をうけたのだそう。
「初めて訪れ、大好きになったリトアニアに敬意を込めて、現地で見たものや、リトアニアのイメージで名前をつけさせてもらいました。fog のリネンもリトアニア製ですしね。みなさんにも、 愛着を持って選んでいただけると嬉しいです」
エプロン クロス オーロラ(リラ) ¥ 4,620
使い道はいろいろ。
焼いたお菓子の上にラップがわりにふんわりと載せておいたり、収穫したハーブをくるんだり。
「気軽にさっとつけられるところも気に入っています」
ナチュラルにはハニーという可愛らしい名前がつけられました。
エプロン クロス ハニー(ナチュラル) ¥ 4,620
● こちらのメールマガジンのエプロンクロスの写真は全てサンプルを使用しており、実際の商品は紐がそれぞれ 15 cm ずつ長くなります ●
そして以前発売してとっても人気があったガーデントートとハットも新しい色柄で再発売です。
「バッグは何を入れるかによって持ち方が変わりますが、以前から改良した点はストラップの長さ。より自由度が増しました。 もともとはお菓子を運ぶダンボールをそのまま入れたり、大きめの鉢や苗のケースを入れたり、収穫した植物を入れたりするイメージでつくりましたが、日常生活でもランドリーバックとしての活用や、お子さま用のお布団を運ぶのにもちょうど良いというお声を聞いています。2024 年のカラーは森のように深い緑と、羊飼いの腰巻きを思わせるようなチェックの 2 色展開です」
こちらの深いグリーンのバッグはサウナというネーミング。
「リトアニアのサウナは、ピルティスというのですが、サウナマスターというヒーラーのような方が森で集めたたくさんの植物やハンドメイドのハーブソルトなどを使って癒してくれて、とても感動したのです」と佳子さん。
ガーデントート サウナ(ヴェール) ¥ 9,790
なんといってもたっぷり入るのが嬉しい!
リネンのバッグでここまで大きいものはなかなかみかけないのではないでしょうか?
持ち手のほかに両側にストラップがついていて、それを結ぶとショルダーになる作り。
斜めがけにもできますよ。
ストラップが太めなので安定感があり持ちやすさは抜群です。
ネイビーとホワイトのチェックもかわいいですね。
メドウは牧草地という意味。
ガーデントート メドウ(ネイビーホワイトチェック) ¥ 9,790
ストラップには foodremedies のイニシャル F R の刺繍が。
内ポケットにはメモや携帯、ペンやリップなどが入れられるようにステッチが入っています。
そしてガーデンハットも期間限定でご予約を承ります。
今回はさわやかなバード(ブルー)、バーチ(ホワイト)、そしてホーリー(ネイビー)のカラーバリエーション。
バードは鳥、バーチは白樺、そしてホーリーは聖なる、神聖な、という意味。
ガーデンハット バード(シエル) ¥ 7,920
リムが大きめだから、かぶっていてもなんだか守られている感じ。
こちらのバードは薄地のリネン生地で仕立てています。
ホーリーやバーチに比べて少し柔らか。
折りたたむことができるので持ち運びもらくちん。
ガーデンハット ホーリー(ネイビー) ¥ 7,920
トップの部分は 6 枚はぎになっています。
12cmの幅広いブリム部分にはステッチが。
お好みのバランスでブリムに角度をつけてかぶることが可能です。
ガーデンハット バーチ(ホワイト) ¥ 7,920
白はすぐに汚れる?という方も多いのですが、かえって漂白できるので便利なのです。
お洗濯はぬるま湯で押し洗いしてから陰干しに。
ちょこちょこ洗えるのでいつも気持ちよく被っていただけます。
今回佳子さんにはインタビューにも答えていただきました。ぜひこちらからご覧ください。
長田佳子(おさだ かこ)
フランス料理店、パティスリー、ファッションブランド「 YAECA 」のフード部門などを経て、2015 年に独立。foodremedies(フードレメディ)の名義で活動をスタート。「レメディ」は “ 癒やし ” や “ 治療 ” などを意味する。2021 年春から山梨県に移住し、ワイン貯蔵庫だった倉庫を改装しラボ「SALT and CAKE」を拠点に活動。
来月メディカルハーバリスト・石丸沙織さんと共に新書「ハーブレッスンブック」(アノニマ・スタジオ)を刊行予定。
fog 2nd FLOOR でも 5 / 7 ( tue )・5 / 8 ( wed ) にイベントも開催予定です。
写真 在本彌生
「ハーブレッスンブック」より