FOG JOURNAL

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202 カリー堂

fog shop の近くにあるおすすめお店をご紹介。ぜひ帰り道に立ち寄ってみてくださいね!


井の頭線下北沢駅・西口から徒歩 1 分。
成城石井の入っているビルの 2 F にある 202 カリー堂はスープカレーのお店です。
店内はちょっとしゃれたカフェみたい。
なんと朝 9 時からオープンしているのです。
メニューはユニークで、まずスープを選ぶスタイル。
濃厚トマトスープかこくまろココナッツスープか。
そしてカレーはどの種類か。
今回、私は骨つきチキンと 7 種の野菜カリーをお願いしたのですが、やわらかチキンとパリパリチキン、どちらかを選ぶことができるのです。
辛さやトッピング、ライスの量も調節可能。
そして運ばれてきたのがこちら。


さっぱりしているのにこくがあってとっても美味しい。
なるほど人気の秘密がわかったような気がします。
スイーツもたくさん種類があってこちらもすごーく気になりました。
大人気のこちら。
お昼近くになるとすごく混むので、入り口にある予約表に人数を入力しておきます。
メールかラインを登録すると、順番が近づくと連絡してくださるそう。
まずはこちらで予約をしてから fog でお買い物していただくのが良いかもです。

Handmade by Jenny・ランプシェード

フォトグラファーの jenny さんから届くハンドメイド便り


今日ジェニーさんに教えていただくのは簡単ランプシェード作り。
上の写真、ジェニーさんが作ったランプシェードをご覧ください。
こちら、実は fog のリネン生地のテープセットをボンドで貼り付けただけなのです。
恐るべく簡単だけれど、とっても素敵でしょう?
今日は右側のランプの傘にテープを貼ってきます。
どんな感じにできあがるのか、早速工程を見ていきましょう!

まずは針金の状態の傘を用意します。
お手持ちのライトの傘、または傘だけでも通販サイトなどで購入することができます。


そこに好きな生地のテープを貼っていきます。
上から一周ぐるりとテープを巻いてボンドでしっかりと留めていきます。
このとき、できる限りピンと張るのがポイントです。


とめたところを洗濯バサミで押さえておきましょう。
裏側から見るとこんな感じです。


少しずつずらして貼り付けていきます。


あっという間に完成です!

今回作ったのは小さなランプ。
fog のリネン生地のテープセットはアソートなので、大きい傘だとテープが足りなくなる可能性があります。
その場合は組み合わせを考えて幾つかの色柄でつくるか、またはお手持ちの生地があればそちらを切って作っていただいても良いかもしれません。
ちょっとした気分展開になるランプシェード作り。
ぜひお試しくださいね。
檸檬とラクダ in SHIZUOKA

今年の 1 月、自然に囲まれた静岡県藤枝市に新しい shop「FOREST MUSEUM」をつくられた檸檬とラクダの兼子さん。
そこは週によって、レストランやお料理教室、お菓子販売やギャラリーなど様々な形でオープンするというなんとも魅力的な shop です。
店内は本当に美しく、名前の通り美術館のよう。
兼子さんの美意識が隅々まで息づいています。
今日はその shop のお話と、その中で使っていただいている fog のアイテムについても伺いました!


檸檬とラクダ
Q.お店をオープンしたのはいつですか?またオープンしたきっかけは?

2023 年 1 月 12 日 (木) グランドオープン。
何年も前から、いつかはお店を開きたいと思いながら活動して参りました。
コロナ禍をきっかけに家業の民宿であまり使われなくなったお部屋がでてき、同時期に新たに加わったスタッフ(マネージャー)と共にそのお部屋をリノベーションをしてお店を立ち上げる事を決めました。

Q.あなたのお店の特徴を教えてください。

"森の美術館"をテーマに、建築士 conté design の山田さんと共に作り上げた冷たくもあり暖かな美術館の空間の中で、山の自然を眺めながら、四季のお食事を楽しんだり、お料理教室をしたり、SHOP (発酵菓子販売)や展示会場として様々な形で楽しんで頂けます。

檸檬とラクダでは、作る全てのもに麹が使われております。
手作りで一からフワフワの米麹を作り、そこから成る発酵調味料(甘酒・味噌・塩麹・醤油麹等)と共にこの地域で採れた無農薬のお野菜を中心に植物由来 (vegan) のコース料理やお菓子をお作りしています。

また「 & (アンパサンド)」と題して 様々な分野の方々と共に新たな世界観を創りあげ、展覧会やマルシェなど、 期間限定の特別なイベントを開催しております。

Q.あなたのお店がある街はどんなところですか?

静岡県藤枝市岡部町の旧朝比奈村という、山奥にお店があります。
とても長閑で、信号機もコンビニもないような辺鄙な場所ですが、四季や風景から見て感じる場所は、色んな土地に住み、旅した後に振り返って考えると、なんて豊かな場所で育ったんだろうと感じました。
この景色や空気と共に、土地の豊かな恵みを味わっていただけたらと思いこの場所にお店を開きました。

Q.fog linenを知ったきっかけは?

以前から色んな雑貨店で目にする機会があり、いくつかクロスを持っており知っておりましたが、深く知るきっかけとなったのは、昨年出版記念イベントを"fog 2nd floor"にて開催させていただき、より色んなfog linenさんの商品を知ることができました。

当店ではレストランの際に使う、ナプキンやワッフルタオル(手拭きタオル)など、fog linenさんに作って頂きました。
アイロン掛けしたクールなナプキンやタオルの中にある温かみや優しい印象がとても気に入っています。


Q.fogのお気に入りの商品はなんですか?どういうところが好きですか?

当店オリジナルで作っていただいた、オリジナルバックです。
オープンを記念して作って頂いたバックは、fog linenさんのチェックのリネンを使い、見たことがない横長なフランスパンもネギも入る形をしています。
せっかく作るならオリジナリティあふれたものを、とご提案頂いた際、以前たまたま採寸もせず作ったエコバッグがとってもヘンテコな形でしたが横長で使い勝手が良かったのでこの形となりました。
fog linenさんのどなたが持っても素敵な佇まいなチェックのリネンに、より裁縫に強度をまして頑丈に作って頂きました。


Q.ご家族の構成は?

4人と3匹です。
主人と息子、娘、猫 3 匹です。

Q.1日のうちで一番好きな時間帯は? そしてどんなことをしていますか?

朝ごはんの時間です。
家族が一度に揃って唯一食べれる時間なので、忙しい朝ですが、この時間からお話をしながらワイワイと過ごし朝ごはんを食べるのがとても好きです。
まだ 3・4 歳の小さい子供ですが、ようやくほぼ? 1 人で食べるようになり、また一層朝ごはんの時間を楽しめるようになりました。

Q.暮らしの雑貨を選ぶときに大事にされていることは?

自宅に置いてあったり、使ったりした時に、いい時間だなぁ、と感じるものを選びます。
轟木節子さんインタビュー

スタイリスト 轟木節子さんと fog がコラボレーションした「ユヌ ローブ」と「プティ タブリエ」
打合せとサンプル制作を重ね、轟木さんのこだわりいっぱいの、とっても素敵な商品が出来上がりました。
そのアイテムができ上がるまでのお話を轟木さんにお伺いました。


( fog ) fog では轟木さんにウェアカタログのスタイリングを何度もお願いしています。
毎回、洗練されたコーディネートで色の組み合わせが新鮮、色の魔術師のようと思っていました!
いつも可愛いアイディアをたくさんお持ちの轟木さんにリネンでなにか一緒に作りませんか?とお願いしたのが今回のコラボレーションがはじまったきっかけです。

スタイリストとしてご活躍されていらっしゃいますが、スタイリストになろうと思われたのはいつから?

( 轟木さん ) 中学 1 年生の後半です。
その頃オリーブやアンアンなどのファッション雑誌をみて、スタイリストという仕事があるのを知りました。
通っていた女子校の寮では、年上の高校生のお姉さん達から見せてもらった雑誌、流行通信や ELLE japon を見てファッションに興味を持ちました。
洋服屋さんや古着屋さんに通ったり、ファッションも素敵な外国映画を見たりすることが好きでした。

中学生の時に雑誌オリーブの気に入ったページを壁に貼っていて。
その頃はスタッフクレジットまで見てなかったのですが、ずっと後で、そのページをスタイリングしていたのが大森伃佑子さんだったと気付きました。
その約 10 年後にオリーブ等でスタイリストをされていた大森さんのアシスタントになれたご縁がびっくりで、とても嬉しく思います。

( fog ) スタイリングのお仕事で大事にされているところはどんなところですか?

( 轟木さん ) ときめきとバランス。
その時の最善と最高を目指す、ことですかね。

( fog ) スタイリングのお仕事をされていて、いろいろな商品を目にされることが多いと思いますが、ご自分だったら、こんなふうに作るのになーと思われることなどありますか?

( 轟木さん ) 自分だったらこう作るな、はないですが、同じ生地で別のかたちもあったらいいなあと思うことはあります。

( fog ) 轟木さんは、ほぼ日さんで BIWACOTTON の企画、また他のアパレルブランドさんともコラボの商品企画などをされていらっしゃいますが、どういうきっかけで商品企画のお仕事をするようになったのですか?

( 轟木さん ) スタイリストのお仕事でご一緒した方から、お声をかけてもらって一緒に作りませんか?ということが多いです。
たのしく仕事をしている仲間から、声をかけてもらってのものづくりはとても楽しいですね。

( fog ) 普段着る洋服などでお好きな素材は?
天然素材にこだわられることなどありますか?

( 轟木さん ) 天然素材が大好きです。
肌が呼吸している感じが気持ちがよくて。
アウトドアな旅や雨の日のウィンドブレーカー以外はほとんど天然素材です。
好きなのは、綿のベルベット、コットンタイプライター、カシミヤ、シルク、リネンなど。
それぞれの生地や糸の特性があって魅力的ですよね。

( fog ) また、リネン素材のどういうところがお好きですか? 

( 轟木さん ) 凛とかっこよく、軽やかでタフなところ。
なぜか愛着がわいてくる素材。
生地が育っていく過程や、ヨーロッパのリネンを長く使う文化への憧れみたいなものもあります。
嫁入り道具としても代々受け継がれる国もあるっていいますものね。
麻は神社の神事でも使われる神聖な美しさもあるところに惹かれます。

( fog ) 衣類以外にもリネンを使われることはありますか?

( 轟木さん ) ハンカチや、ベッドパット(キルティングになっているもの)、ブランケット、枕カバー、キッチンリネン、バッグ、夏の靴下などです。
寝具として使って実感したのが気温や自分の体温に寄り添ってくれる凄さです。
暑い時は熱を逃し、冬は熱を保ってくれる。
梅雨の時期も快適です。

( fog ) 今回デザインされたワンピースとエプロン、名前は「ユヌ ローブ」と「プティ タブリエ」です。
どういった意味なのでしょうか?

( 轟木さん ) fog さんがいつも使われているフランス語にしました。
「ユヌ ローブ」は日本語で「あるドレス」。
物語の始まりに使われる「あるところに・・」とか「ある日」のように匿名性があって神秘的なイメージと、「あるドレス」が、着てくださる方のもとで、
それぞれのストーリーを紡いでいくといいなという思いで付けました。
あと、このドレスは前、後どちらも着られるデザイン。
ある時は、ボタンの方を前に、凛ときりりと。
またある時はギャザーを前にふわりと優しく。
いつも軽やかにいろんな気分を着替えるように、いろんな自分を楽しめたらと思います。
そして「プティ タブリエ」は華奢なエプロンという意味合いで付けました。
「あるドレス」に似合う女性の働く姿が美しく見える前掛けです。


( fog ) なぜこの形だったのですか?

 ( 轟木さん )すっと真っ直ぐ、凛としたドレスが作りたかったのが最初です。柱という意味のピラードレスを。
筒状だと歩きにくいから、後ろに深めのスリットを入れる必要があって。
けどスリットは、いつもレギンスを履いている私には後ろ姿のバランスが良くないのと、 fog さんのお客様もスリット深いのはセクシーすぎていやかしら、と思って考えたのが背面にほんの少しのギャザーを入れること。
足が長く、バランス良く見えるように腰の高い位置に入れました。
1 st サンプルが出来上がったときに前後逆にしてみたらとても可愛くて、前後共に着られるデザインを意識して修正していきました。

( fog ) それぞれのアイテムのこだわりポイントを教えていただけますか?

( 轟木さん ) ワンピースの一番のポイントは、前後どちらでも着用できること。
ボタンを前に着た時は、ストンとした I ラインできりりとした印象に。
ボタンを後ろに着た時は、ギャザーでふんわりとした柔らかな感じに。
どの角度からみても、きれいな佇まいのドレスに仕上がりました。
胸元は視覚的にスッキリ見えるようにロングネックレスのような開きにして。
袖口もやや斜めにすることにこだわって手首がきれいに見えるように。


( fog ) 確かに、前後で雰囲気が全然違って、まるで違うワンピースを着ているようですね。

( 轟木さん ) 袖はパフスリーブで、袖口のゴム部分は窮屈でなく、ゆとりのあるサイズにしました。
袖が少しゆるい方や、ボリュームを持たせたいときは、袖口に透明のゴム(私はモビロンゴムというのの折径 80 mm か 90 mm を使ってます)をかぶせて肘あたりまでたくし上げるとよりふんわりときれいめな印象になります。

( fog ) そんな裏技があったとは!知りませんでした。気分によっていろいろな着方を楽しめそうです。


( fog  ) そしてギャザーもサイドに少し入っているので、可愛らしすぎず、大人の女性にぴったりな感じですね。

( 轟木さん ) 前立ての部分のボタンは、後ろ側でもとめやすいように、一部がスナップボタン仕様になっています。
いちばん上の小さなボタンはごめんなさい、ちょっと留めにくいです。


( 轟木さん ) 今回ワンサイズ展開ということで、いろいろな身長のスタッフの方に試着していただいてできるかぎりみなさんにバランスよく着ていただけるような着丈にしました。

( fog ) 確かに!イメージが違って見えるけれどちらもいい感じです。
下の写真はメガネをかけているのが轟木さんのアシスタントの西川さん。
身長 158 cm です。
そしてその下が fog のスタッフ長谷川です。
彼女は身長 171 cm 。



( fog ) 他にもおすすめのスタイリングがあったら教えてください!

( 轟木さん ) 下にワイドパンツを合わせても素敵です。
fog さんのワイドのペチパンツは今回のアルバートル ホワイトのワンピースと同じ色でフルレングスのドレスのようなイメージですてきです。
セットアップするとおしゃれな感じになりますね。
ぜひお試しいただければと思います。



( fog ) エプロンの方はいかがですか?

( 轟木さん ) 細いひもでエプロンは胸当ての部分がすこし小さめ、ウエストの切り替え位置が高く、ちょっと個性的で脚長にみえるバランスです。
スカート部分にも切り替えが入っていて、すこし広がる A ライン。


腰ひもは前に回して結んでも、後ろで結んでもどちらでも。



( fog ) 今回はたくさんある色のリネン生地の中から、色選びにもとっても悩みましたよね。
エプロンとワンピースで共通する色が 2 色(シエル ブルーとネイビー)、その他にエプロンはアシェグレー、ワンピースがアルバートル ホワイトという色展開です。
お客様も色選びに悩まれるのではと思います。

( 轟木さん ) はい。どの色もすてきで着たくて、絞るのが大変でした。
迷ったら空色のドレス、シエルブルー、とても着やすい水色で気持ちも爽やかになっておすすめです。
是非試していただきたいのが、同じ色でのセットアップ。
着ると気分がシャキッとしてきれいです。
fog さんと相談して、ワンピースとエプロン、どの色と組み合わせても良いバランスになるよう選びました。
セットアップはふだんからエプロンもワンピースもおつくりになっている fog さんとだからできたことですね!

( fog ) そうですね。シエル ブルー × シエル ブルーのような同色の組み合わせも良いですし、ネイビー × アシエ グレーのようなシックな色合いも捨てがたいです。


( 轟木さん ) ポケットは口の部分を斜めのラインにすることで、見た目が可愛いだけでなく、手もスムーズに入れることができます。
リボンは少し細くしてエレガントなイメージに。



( fog ) 轟木さんがスタイリングされたテレビ CM で、モデルの香菜子さんがシエル ブルーのワンピースとエプロンをセットアップで着用されていたのも、とっても素敵でした!

( 轟木さん ) 香菜子さん、とってもお似合いでした!

( fog ) 今回は素敵なアイテムを企画して頂き、ありがとうございました!

轟木節子
スタイリスト。
ファッション誌や広告、テレビ CM 等のスタイリングなどで幅広く活躍。
ウェアのコーディネイトだけでなく、トータルな世界観を提案するスタイリングが人気。
今回はご本人も大好きというリネン素材での服作りをお願いしました。
つゆ艸 (つゆくさ)

fog shop の近くにあるおすすめお店をご紹介。ぜひ帰り道に立ち寄ってみてくださいね!


下北沢には隠れ家のような、ゆったりと落ち着いて過ごせるとっておきのお店がいくつかあります。
その中のひとつがこちらのつゆ艸
カフェではなく、喫茶店です。
人通りの多い道から小道に入って少し行ったビルの 1 F にあるのですが、注意して見ていないと通り過ぎてしまうような入口もなんだか良い感じなのです。
素敵なご夫婦が営んでいて、ただそこにいるだけでとっても癒やされる。
メニューはたくさんは無いけれど、ケーキも、そしておくさまがその場でブレンドしてくださるハーブティーや旦那さまが丁寧に淹れるコーヒーはしみじみおいしい。
今日はキャロットケーキとハーブティーを。


店内もアットホームな感じでここだけゆったりと時間が流れているように感じます。
慌ただしい毎日を過ごしている私にとってのんびりとできる時間はとても大切。
癒やされたい方、もちろんそうでない方もぜひ訪ねてみてくださいね。


グリーンピースのスパゲッティーニ Spaghettini con Piselli

美味しいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。
casa morimi の YouTube はこちらから。


みなさま、イタリアからこんにちは!
日本では桜の開花も聞かれるようになりましたね。
イタリアは春といえば、Piselli! グリーンピース!と連想するほどにグリーンピースが甘くて美味しいのです。

日本もお豆ご飯があるように、新鮮なものは甘くて美味しいですよね。

今回ご紹介するのは、そんな春の味。
新玉ねぎとグリーンピース、そして美味しいオリーブオイルだけのスパゲッティーニ(細めのスパゲッティ。といってもうちでご紹介しているスパゲッティはどっしりとした太めなので、細めとはいえ日本のスパゲッティよりは太いかも?)

ぜひ上質なオリーブオイルをたっぷりと使って、ロングパスタで召し上がってください。

グリーンピースのスパゲッティーニ

材料 2 人分
グリーンピース 1 パック
新玉ねぎ 1 / 2個
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ 2 杯 
塩(不要な場合も)

① グリーンピースは洗ったら、鞘からお豆を取り出しておく。
② 大きな鍋にたっぷりとお湯を沸かしておく。
③ そのお湯を一部、小さな小鍋に移し、グリーンピースの鞘を入れて中弱火で鞘のだしを取る。
④ 蓋ができる鍋に、新玉ねぎのみじん切りを入れてオリーブオイルでじっくりと炒める。
⑤ 新玉ねぎの甘い香りがしてきたら、グリーンピースを鍋に入れ、鞘の出汁を加えつつ、15 分ほど都度出汁を加えながらじっくりと甘さを引き出していく。最後に塩で調味する。
⑥⑤の途中でスパゲッティーニを茹で始める。
好みの硬さに茹で上がったら、お湯を切り(切りすぎないことがポイント)、⑤に加え、また場合によっては鞘の出汁を少し加えて、よくパスタとソースと一体化する。

Buon Apetito!

*パスタは鋳物で型を抜いて低温乾燥させた上質のパスタをぜひお試しください!
Out & About Boutique in CANADA

バンクーバーにある Out & About Boutique は Angela が営む、世界中から集めた小物やウェアのセレクトショップ。
でもインスタグラムを見る限り、彼女はかなりの日本贔屓とみた!
日本にまつわる写真がいろいろアップされていました。
そして、個人的にも fog のアイテムをたくさん使ってくれているみたい。
ブラスワイヤーバスケットには見たことのあるスプレーボトルが入れてありました(笑)!


Out & About Boutique
Q.お店をオープンしたのはいつですか?また、きっかけは何ですか?
When and why did you start your store?

私たちが正式にブティックビジネスを始める計画を立てたのは、ポートランドへ向かう電車の中で、2017 年 11 月のことです。
そして私たちの実店舗がオープンしたのは 2018 年 5 月 10 日で、その年の母の日でした。
お店を持つ前、私たちは日本やヨーロッパを頻繁に旅行していました。
ライフスタイルストアで見つけたオブジェのコレクションや、丁寧に仕立てられたファッションアイテムを通じて見つけた幸せな一時が、私たちの日々の楽しみをお客様と共有できるお店を持ちたいと思うきっかけになりました。

We officially "planned" to start our boutique business back to November 2017 on our train to Portland. Our brick-and mortar store opened on May 10th 2018, which fell on that year's Mother's Day.
Before we sketched our plan to have a store, three of us were frequent travelers to Japan and Europe. The moments when we found happiness through curated collections of objects and slow fashion from life-style stores inspired and encouraged us to own a store sharing with customers what we are enjoying in daily lives.

Q.fog linen workを知ったきっかけは?
How did you get to know fog linen work?

fog とはかなり早い段階からお取引をしています。
一番最初に買ったのはティータオルでした。
東京に行くときはいつも、世田谷のフォグリネンショップに足を運んでいます。
We were long-term customers back to every early stage of fog linen work business. The very first items we bought were tea towels. We paid visits to fog linen store at Setagaya almost every time when we visited Tokyo.

Q.あなたのお店はどんなお店ですか?取り扱っている商品についても教えてください。
How do you describe your store and what are you carrying?

良いデザインと確かな品質にこだわったハウスウェア、オブジェ、ファッションコレクションを集めたセレクトショップです。
テーブルウェア、グラス、アパレル、バッグ、アクセサリーなどを取り扱っています。
We are a boutique store with curated houseware objects and fashion collections focusing on good designs and reliable quality.We are carrying tableware, glassware, apparel, bags and accessories.



Q.Fogのお気に入りの商品はなんですか?どういうところが好きですか?
What is your favorite fog linen item? Why do you like it?

お気に入りのアイテムは、ベッドシーツです。布団カバーと、シーツ 2 枚を使っています。
年月が経つにつれて、どんどん柔らかくなっているんですよ。
綿の生地よりも耐久性があり、丈夫です。
My favorite linen item is the bedding sheet. I have duvet cover, 2 bedding sheets. They are getting softer and softer with years going by. More durable than cotton fabric and they are durable.


Q.あなたのお店のそばにある、お気に入りスポットを教えてください!
Please let us know your favorite place near your shop!

店内に居心地の良いカフェがある「メゾン キツネ」です。
新鮮で美味しいサンドイッチやヘルシーなサラダがおすすめです。
I would say it is "Maison Kitsune" which has a cozy in-store cafe. They are carrying fresh and tasteful sandwiches and healthy salad.

Bon in Arizona USA

気の合う母と娘で営まれる Bon はアリゾナ州・ツーソンにあります。
shop がオープンした当初はほんの少しのアイテムしか置いてなかったけれど、お客様と一緒に考えながら少しずつスペースを埋めていったのだとか。
fog のキッチンクロスはタオルになったり、ネッカチーフになったりさまざまに使っているんですって。
美しい砂漠のあるアリゾナの地で fog のアイテムが活躍しているなんて、なんだかとっても嬉しいですね。



Bon
Q.お店をオープンしたのはいつですか?
When did you open your store?

2004 年の夏、母と私でお店をオープンしました。
母はその前に 4 年間お店をやっていたので、 2人で一緒にやるとなったとき、やりたいことを全部盛り込んで、自分たちの興味のあることをまとめたり、ちょっと変えたりして、お店の場所も移動しました。
少ない予算で始めたので、実際オープン当初はお店の半分しか埋まっていなかったのですが、それがその時にできる全てでした。
今では考えられないことですが、物事は最初から完璧に、そして多くのマーケティングを駆使して行われるのが普通です。
私たちの店はその逆でした。
何もないところから、ひたすら積み上げていく。
自分たちが何をしたいのか、何を目指しているのかがはっきりわかっていたのに、当時は本当に手探り状態だったことを考えると、とてもワイルドだったわ。
ある意味、お客様もわたしたちと一緒に進んでこれたことは素晴らしいことでした。
そして私たちがスペースを埋めていくことにお客様はとても協力的で、一緒に喜んでくれました。
今のところ、わくわくした感覚を持ち続け、さまざまに変化していくことへのオープンな感覚を保ちながら、ショップを運営しています。
私たちの興味や美学は変わりませんが、撮影プロジェクトや洋服のラインなど、新しく見つけた特別なものや作りたいことには、いつも楽しく驚きと興奮に包まれてます。

My mom and I opened our store together in the summer of 2004.
My mom had a store for 4 years prior to this, so when we came together, we combined all our interests, changed it a bit and moved locations to incorporate all we wanted to do.
We started on a shoestring budget and in fact, our shop was only half full when we opened because that was all we could do at the time.
It's unimaginable now the way things are typically done so perfectly and with a lot of marketing from the get go. Our shop was the opposite.
We worked tirelessly to build up from nothing. We knew exactly what we wanted and what we were striving for, and yet it is wild to think of how we really winged it at that time.
In a way, it was a beautiful thing to have our clients grow with us - they were so supportive and happy to see us fill in our space as we went along.
So far we keep that sense of excitement, and openness to growing and changing in different ways with our shop. Our interests and aesthetic remain the same, but we are always happily surprised and excited by new special things we find or a project we want to make - whether through a photo project, our clothing line - or something else that pops up.


Q. お店のオリジナル商品はありますか?
Do you have original items?

自分たちでデザインしてアメリカで生産しているオリジナルの洋服を扱っています。
本当に好きで作っているもので、自分たちが楽しく続けられるように、少量生産にしています。
このプロジェクトは、私たちがインスピレーションを受け、これから起こることにワクワクし続けるためのものです。
私たちのショップも、このようにすべてがつながっているの。

We do have a clothing line that we design and produce in the states. It is something we really love making and we keep it very small so that it remains fun for us. It is a project that keeps us inspired and excited for things to come. Our shop also gives this feeling - it is all connected.


Q. fog を知ったきかっけは?
How did you get to know fog linen work?

fog Linenを初めて見たのは、何年も前に NYのErica Tanov のショップで、彼女の商品を扱っていたときだったと思います。
とても特別な感じがして、完璧で美しくディスプレイされていました。
そして、そのコレクションは私たちの心にすぐに響いたわ。
私たちは便利なものが大好きで、最も便利なものはうまく機能するだけでなく、毎日あなたの世界に喜びをもたらしてくれると考えています。
美しさと実用性、これは私たちが常に探し求めている組み合わせです。
時には美しさのための美しさもありますが、それもやはり信じられないほど便利なものです!

I think we first saw Fog Linen at Erica Tanov's shop in NY when we carried her line many years ago.
It felt so special - so perfect and beautifully displayed. It was a collection that spoke to us immediately.
We love useful things and find the most useful not only work well but also bring joy to your world every day.
Beauty & Utility - a combination we are always on the search for. Sometimes beauty for beauty's sake, but that is still incredibly useful!!


Q. fogのお気に入りの商品はなんですか?どういうところが好きですか?
What is your favorite fog linen item? How do you like it?

ひとつだけを選ぶのは難しいわ!
私も母も、キッチンクロスを何にでも使っているわ。
ナプキンでもあり、ふきんでもあり、ハンドタオルでもあり......そして、何年も使って擦り切れてくると、汚れをきれいにするための道具になるんです。
ネッカチーフが登場する前は、キッチンクロスをネッカチーフとして使っていたこともありました。
小さなオーブンミトンも愛用していますし、赤や青のギンガム柄のものはすべて...我が家ではフォグのアイテムをたくさん使っています。
母と私はスタイルがとても似ていて、赤と白のギンガムや青と白のギンガムのタオルをナプキンやテーブルクロスとして使い、テーブルにはBlue WillowやAstier de Villatteの食器を置いています。

It's hard to pick one.
My mom and I both use the kitchen cloths for everything! They are napkins, they are dish towels, hand towels.... and when they are worn after years of use, they become household tools for cleaning up messes, etc. Before the neckerchiefs came into existence, we also even used the kitchen cloths as neckerchiefs! We also adore the small oven mitt, everything that comes in red or blue gingham... we use a lot of Fog pieces in our homes. My mom and I have very similar style and we both use either red and white gingham or the blue and white gingham towels as napkins and tablecloths with Blue Willow and Astier de Villatte dishes for our tables.

春キャベツとカラスミのスパゲッティーニ Spaghettini con Cavolo capuccio e Bottarga

美味しいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。
casa morimi の YouTube はこちらから。


みなさま、イタリアからこんにちは!
日に日に春めいてきて、コートもどんどん軽くなり、気持ちも弾む頃、いかがお過ごしでしょうか?

今日は春キャベツを使った、ごく簡単なレシピをご紹介させてください。

パスタと一緒に春キャベツをゆでて、からすみパウダーをかけるだけ!
調理時間はパスタの茹で時間のみです。。。

春の甘いキャベツには、からすみの旨味と塩味が最高です。

からすみパウダーはごはんやおかゆと海苔にも合うので常備しておくと、簡単においしくお食事ができておすすめです。
ぜひお試しください!

春キャベツとカラスミのスパゲッティーニ

1. 鍋にたっぷりとお湯を沸かす。
2. 春キャベツを洗い、ざく切りにしておく。
3. 沸いたお湯に春キャベツとスパゲッティーニを入れる。
4. 茹で上がったらザルに上げ、お皿に盛り、カラスミパウダーをかける。
5. 塩を少しかけ(からすみの塩があるので塩は控えめに)レモンオリーブオイルをたっぷりかける。

*パスタはブロンズ鋳型で抜いて低温でじっくり乾燥させたパスタがおすすめです。

*レモンオリーブオイルがない場合には、上質なオリーブオイルと無農薬レモンの皮を削って入れると風味がとてもよくなります。
SANDWICH CLUB

fog shop の近くにあるおすすめお店をご紹介。ぜひ帰り道に立ち寄ってみてくださいね!


下北沢の東口からほんの数分。
角を何度か曲がると現れるのは 朝 7 時からオープンしている SANDWICH CLUB です。
小さくてキュートなお店には、椅子が 5 脚ほど。
赤いやかんがストーブの上にのってしゅんしゅんと湯気を立てていました。



ここにはひとりでのんびりと朝ごはんを食べにくる人が多のだそう。
なるほど、店内がやけに落ち着くのは、来る人それぞれが本を読んだり、手帳に何かを書き込んだり。
好き好きに自分の時間と空間を楽しんでいるからかもしれません。
今日は出勤前に。
こちらは fog のスタッフに教えてもらいました。
お店に到着するまでは、すでに作ってあるサンドイッチが並んでいると勝手に思っていたのだけど、カウンターでオーダーするスタイル。
つまり、出来立てほやほやが目の前に登場するという訳です。


今回ははじめてだったから定番の BLT をお願いしたのですが、そのときのスペシャルなものもあってかなり迷いました。
ちなみに一緒に写っているのはホットレモネード。
こちらのは黒糖入りなのです。
美味しくてあったまって幸せな朝、いいスタートが切れそうです。
営業は朝 7 時から午後 3 時まで。
ちゃんとボリュームもあるのでもちろんお昼にもおすすめです。
私も今度はスペシャルを食べに来よう!と心に誓いました。

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