FOG JOURNAL

カテゴリー: 【column】 From Italy! カーサモリミのシンプル料理Page 8 of 9

カーボロネロソースのパッケリ Paccheri con Crema di Cavolo Nero

素晴らしいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。


カーボロネロソースのパッケリ

みなさま、イタリアよりこんにちは!

やっと長い出張の日々が終わり、ミラノに戻ってきました。
家にいられる時間がとてもありがたく、お料理を楽しんでいます。
いつもの簡単なものばかりですが、、、。
かぼちゃ、フレッシュのポルチーニ茸、さつまいも。
中華街で山芋も入手。早く栗ごはんも作りたいな、と思っています。

さて今回も、この季節のトスカーナの恵みをご紹介させてください。
晩秋になると、イタリアでは滋養味あふれるカーボロネロ(ケール)をよくいただきます。

オリーブオイルとにんにくで蒸し煮にしたり、ミネストローネに入れたり、わたしはチップスにしていただいたりもします。

カーボロネロ(ケール)は日本でも人気がでてきた、と聞きました。
身体にとても良く、深いグリーン味がとてもおいしいので、ぜひ見かけたらチャレンジしていただけたら嬉しいです!

カーボロネロ(ケール)のパッケリ 1 人分

材料
カーボロネロ(ケール) 1 / 2 把
にんにく 1 / 2 片
オリーブオイル 大さじ 3
塩・こしょう 適量
パッケリ 80 g

作り方:
1.カーボロネロの葉部分を枝から外し、よく洗う。
2.たっぷりのお湯でカーボロネロを柔らかくなるまで茹でる。
3.カーボロネロをお湯からあげ、氷水に放しておく。(お湯は捨てない)
4.にんにくの芯を取る。
5.水をよく切ったカーボロネロの葉とにんにくを容器に入れて、塩、こしょう、オリーブオイルを入れてブレンダーにかける。
6.2 のお湯でパスタを茹でる。
7.茹で上がったパスタを 5 のペーストとよく和える。

*ぜひオリーブオイルの新油が手に入ったら、仕上げオイルだけでも合わせてみてください!
*パッケリに限らず、ショートパスタでしたらなんでも。
*写真には刻んだアーモンドを飾っています。


カーサモリミのYou cube #49 トスカーナ晩秋の恵みの回で作り方をご紹介しています。
よろしければぜひご覧になってください! 

Buon Appetito!
インゲン豆のローズマリー風味 Fagioli Bianchi con Rosmarino

素晴らしいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。


インゲン豆のローズマリー風味

みなさま、イタリアよりこんにちは!
私は、トスカーナのオリーブ畑、カペッツアーナ農園に来ています。

収穫が始まり、オリーブの実からオイルを搾る様子見ているのですが、搾ったばかりのオリーブオイルは、まさにオリーブのジュース!

そしてランチはトスカーナ名物クロスティーニをいただきます。

クロスティーニとは、スライスしたパンを炙ってそこに今回ご紹介するお豆や、鶏のレバー、そして何よりもご馳走なのが、パンに塩と搾ったばかりのオリーブオイルをたっぷりかけた Fettunta フェットゥンタと言われるもの。
季節のごちそうですね。

インゲン豆のローズマリー風味は、通常のオリーブオイルでもとって美味しいですが、もし機会があれば新モノで味わってみてください。

こんなシンプルな組み合わせが、すばらしいご馳走となります。
ごく簡単なのでぜひチャレンジしてみてください!

カペッツァーナ 農園 搾りたてオリーブオイルを作っている様子は今週末、YouTube に紹介する予定です。


インゲン豆のローズマリー風味

材料
白いんげん豆 200 g
ローズマリー  ひと枝
塩、こしょう
オリーブオイル 適量


1.インゲン豆をひと晩水に浸す。
2.土鍋か鋳物ホーローの鍋に入れ、ローズマリーをひと枝のせ、しっかりお豆が被るほどのたっぷりの水を入れ蓋をする。
3.コトコトゆっくり煮る。
4.柔らかくなったら、コショウを少し加える。
5. お皿にとり、いただく直前にオリーブオイルをたっぷりかけ、好みの塩の量を加えていただく。

Buon Appetito!
酢たまねぎとパプリカのエスカベッシェ風 esci fritti con Peperone e Cipolla sotto Aceto

素晴らしいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。


酢たまねぎとパプリカのエスカベッシェ風

みなさま、イタリアよりこんにちは!
私は、トスカーナのオリーブ畑よりミラノの自宅に戻ってきたところです。

前日からオリーブの収穫が始まり、今日が初搾りの予定だったのですが昨日があいにく雨となり、初搾りも数日ずれることに。
残念!でもありましたが、20 年間オリーブ生産者さんの下に通い続けても見たことがなかった、オリーブ畑での収穫前の農家さん達の準備の様子、搾油所の最後の準備や、確認・調整、掃除の様子などを見れてとても学びが多い 1 日となりました。

そして!初収穫にも立ち会えたのです!

その様子を今週末 YouTube ラ・クチネッタでお知らせいたしますのでご興味のある方はぜひご覧になってみてください!
10 月 15 日 18 時アップ、 La Cucinetta です。

秋の気持ちの良い1日、ランチでサラミやチーズをいただいたのですが、その後、身体が欲しくなっているのがビネガー!

そんな気分から今日は酢玉ねぎを使った一品をお届けさせください!
お気に召していただけますように。

酢たまねぎ:玉ねぎをくし切りにし、ホワイトバルサミコに 1 日ほど漬けて出来上がり。
お好みで水で半分薄めてから使っても。
ホワイトバルサミコは、ピクルス液そのものです。

一人分
[材料]
酢玉ねぎ 1 / 2 個
パプリカ 1 / 4 個
オリーブオイル 適量

お好みのお魚
薄力粉 適量
揚げ油 適量

[つくり方]
• フライパンを温め、オリーブオイルを入れる。
• 酢たまねぎとパプリカの細切りをよく炒める。
• お好みの魚を必要によって、食べやすい大きさに切り、軽く粉をはたく。
• 180 度程度の高温の揚げ油にてカリッと揚げて、2 と一緒に盛り付ける。

*ホワイトバルサミコは、甘酸っぱさが特徴のお酢。和食にも便利です。
添加物不使用のものがおすすめです。
*酢玉ねぎは、グリルしたお魚に合わせても、サラダに刻んで入れても、揚げ物にそのまま添えても、あると何かと便利なのでぜひお試しになってみてください!

酒粕クリームのパスタ Spaghetti con Crema di Sake Kasu

素晴らしいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。

casa morimi のYouTube はこちらから。

酒粕クリームのパスタ

みなさま、イタリアよりこんにちは!
イタリアは突然気温が冷え込み、ブーツやコートなどの秋の着こなしを見かけるようになりました。

そうなると突然、いただきたくなるのが麹もの。
体調を整えるためにも、1 日 1 麹、つまり毎日、麹を摂ることを心がけています。
お味噌汁の他に、甘酒、そして酒粕を使ったお料理など。

良い菌は身体を強くしてくれるような気がするのです。

酒粕を使って、時にクリームソースもどきを作るのですが、今回はその簡単パスタソースをご紹介させてください!
お口にあいますように。

材料(約 1 名分)
パスタ 80 g
ねぎ 1 本
じゃこ お好みの量
酒粕 大さじ 1
オリーブオイル 適量
塩 適宜

つくり方
1.鍋にたっぷり湯をわかし、沸騰したら塩を加え、お好みのパスタを入れる。
2.酒粕を 1 の茹で汁でのばす。同量か、1.5 倍ほどのお湯が目安。
3.フライパンを中火にかけ、オリーブオイルをひき、切ったネギを炒める。
4.しんなりしてきたら、じゃこを加えよく炒める。
5.2 の酒粕を加え、塩を加え、全体によく混ぜたら火から下ろす。
6.茹であがったパスタの茹で汁を少し 5 に加え、ざるにあげたパスタと和えてできあがり。

●普段は大量のネギを使って作ります。今回は材料を買い忘れており、少々少なめです。
●お好みで生姜を入れても。
私はよく実山椒を最後に加えます。
*スパゲッティは、ソースがよく絡むブロンズ鋳型で抜いたものがおすすめです。
またイタリア産小麦 100 %、そして低温でじっくり時間をかけて乾燥させたパスタはやっぱり美味しいのでおすすめです。
レタスのハチミツ風味ソース Sucrine & Sauce au miel

素晴らしいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。


レタスのハチミツ風味ソース

みなさん、イタリアよりこんにちは!
今回は、9 月の頭に訪れた南仏のカフェでいただいたサラダのレシピをご紹介できたら、と思います。

Sucrine(シュクリーヌ)という南仏の伝統野菜のレタスがあることを今回の旅で初めて知りました。
そしてそのサラダに添えられていた、ハチミツのソースがバルサミコベースで、レタスとの組み合わせがとてもおいしかったので、ぜひ作ってみてください!

南仏でのマルシェの豊かさ、蚤の市の楽しさは格別でした!
(よろしければ、2 回にわたり YouTube にてご紹介中ですのでご覧いただけたら嬉しいです!)
イタリアとは雰囲気も、またお料理も一味も二味も違って楽しい経験、またいつか戻れたらなぁ〜と思いながらこのサラダをミラノに戻ってきて再現しました。

お口にあいますように!

材料(約 2 名分):
レタス 1 個
赤玉ねぎ 1 / 4 個
クルミ 大さじ 2
スライスアーモンド 大さじ 2

バルサミコ酢 大さじ 1
ハチミツ 小さじ 1
エキストラバージンオリーブオイル 小さじ 1

作り方
• レタスを洗い、丸ごと食べやすいサイズに株の部分から切ります。
• 砕いたくクルミ、アーモンドスライス、細かく切った赤玉ねぎを散らします。
• バルサミコ酢、ハチミツ、エキストラバージンオリーブオイルを混ぜて添えます。

*オリーブオイルは高品質なもので、お好みのものをチョイスいただけたら、と思います。
*バルサミコ酢は、添加物のないナチュラルなものを。5 年以上熟成している場合には、ハチミツの量を少なく。おすすめは 2 年樽熟成ぐらいの、軽やかでフルーティな美味しさのものです。
*クルミは殻から割って使えたら、よりおいしくなりますね。
パンテレリア風サラダ Insalata Pantesca

素晴らしいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。
casa morimi のYouTube はこちらから。

パンテレリア風サラダ

イタリアよりこんにちは。
本日、シチリアはパンテレリア島から戻ってきました。
シチリア島とチュニジアの間にある小さな島、パンテレリア。

島の名産・ジビッボぶどうの収穫のタイミングにやっと行けました。
ジビッボぶどうは、イタリアで一番甘い品種で、まさに夢の味!
昔からこの地に伝わる、古来種のぶどうです。

ジビッボ 100 % のスプレッドと、干し葡萄のモスト漬けを作るのを見せてもらったのですが、膨大な手間を厭わない、生産者さんの丁寧な仕事ぶりに改めて感謝と敬意を持ちました。

生産者のボノモさんに昨日作ってもらった、パンテレリア風サラダをご紹介させてください!

島のもう一つの名産・ケッパーをたっぷり使ったサラダです。

材料(約 2 名分)
茹でたじゃがいも 3 個
トマト 2 個
塩漬ケッパー 大さじ 1
オレガノ 小さじ 1
(赤玉ねぎ 1 / 2 個)
オリーブの実 適量
塩 適量
エキストラバージンオリーブオイル 適量

作り方
• 茹でたじゃがいもとトマトを食べやすいサイズに切ります。
• 流水で塩抜きして水気を切ったケッパーを振りかけます。
• オリーブの実をちらします。
• オレガノを少し揉んで香りをたてて、全体にちらします。
• おいしいエキストラバージンオリーブオイルをたっぷりかけてどうぞ!

*写真は、赤玉ねぎを使っていないバージョンですが、スライスした赤玉ねぎを加えても Good!
*ケッパーは酢漬けでなく、コリッとした塩漬けのタイプを。おいしさが全く違います。
*写真ではオリーブの代わりに、ケッパーの実(ククンチ)を使用。またケッパーの葉をお湯と酢で茹でたものも少し使っています。
*オリーブとケッパーに塩が多いので、塩は控えめにどうぞ。
秋なすのバルサミコ酢和え 中華風 Melanzane con Balsamico alla Cinese

素晴らしいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。

秋なすのバルサミコ酢和え 中華風 

イタリアよりこんにちは。
先週末、南フランスに友人夫婦を訪ねました。

小さな町なのですが、とてもかわいらしくて絵葉書の中を歩いているようでした。

その町の市場が素晴らしく、訪れた途端にテンションが一気にアップ!
さまざまな季節の恵みが並ぶスタンドや多種のオリーブ、チーズ、イタリアとはひと味違う、野菜やフルーツを眺めました。

市場に、なすをその場で揚げるスタンドがあり、美味しそうな様子に、しばらく眺めていました。
注文すると、自家製トマトソースをたっぷりかけてくれ、感激。

ランチに、とうもろこしご飯といただきました。
(来週、この南仏での週末の様子を YouTube にアップする予定です。よろしければご笑覧ください。。。ちょっと宣伝でスミマセン!)
その時からなんとなく、なすムードが続いています。
そのため、今日はなすのひと品をご紹介させてください。

ぜひ作ってみていただけたら嬉しいです!

材料:
なす 1 個
バルサミコ酢 大さじ 1
ごま油 適量

作り方(約 2 名分):
•なすの皮をむいて、15 分ほど蒸し、手で裂きます。
•バルサミコ酢と、少しの胡麻油をかけていただきます。
•お好みで香菜、ゴマなどをかけてどうぞ。

*バルサミコ酢は添加物が使われていないものが、おすすめです。
*素材が良いバルサミコは、黒酢のようにお使いいただけます。ゆえにごま油とも相性抜群です。

Buon Appetito!!
Salsa di Acciughe グリーンサラダのアンチョビソース


ミラノ在住の小林もりみさんから届く素敵なレシピをご紹介します。
もりみさんは casa morimi という素晴らしく美味しいイタリア食材を販売するブランドをされています。
オリーブオイルやパスタなど、どれもとびきりのおいしさ。
ご紹介くださるレシピは素材を生かしたシンプルなもの。
とってもおいしそうです!

グリーンサラダのアンチョビソース

イタリアよりこんにちは。9 月になりましたね!
心地よい風を感じる季節になりました。
ミラノもいつもの表情を少しずつ取り戻しつつあり、車の交通量なども戻ってきました。

八百屋さんの店先に、ポルチーニ茸やカボチャ、栗などが並ぶようになりました。
美味しいものの秋、到来ですね!
さて、今日はアンチョビソースをご紹介いたします。

ローマではプンタレッレという苦味がある野菜と、このアンチョビソースを合わせるのですが
日本にはないので、風味の似たチコリで。

ぜひ作ってみていただけたら嬉しいです!


材料:
にんにく 1 片
アンチョビ 8 枚
白ワインビネガー 大さじ 1
エキストラバージンオリーブオイル 適量
チコリなどのグリーンリーフ

作り方(約 4 名分)
• ニンニクとアンチョビを鉢とすり棒で磨り潰す。(イタリアにはモルタイオという大理石の鉢があります。私はオリーブの木のモルタイオで作っています)鉢がない場合には、ごく細かいみじん切りにする。
• 白ワインビネガーとエキストラバージンオリーブオイルを加えてよく混ぜ、乳化させる。
• 冷水で洗い、パリッとさせたチコリなどのグリーンリーフをお皿にのせ、アンチョビソースをかける。

Buon Appetito!!
Tagliata al Balsamico 牛肉のバルサミコ炒め


ミラノ在住の小林もりみさんから届く素敵なレシピをご紹介します。
もりみさんは casa morimi という素晴らしく美味しいイタリア食材を販売するブランドをされています。
オリーブオイルやパスタなど、どれもとびきりのおいしさ。
ご紹介くださるレシピは素材を生かしたシンプルなもの。
とってもおいしそうです!

みなさま、イタリアよりこんにちは!

ここミラノは、時折気持ちの良い風が吹くようになりました。
こうした風をイタリアでは”Vento Settembrino 9 月っぽい風”、と呼びます。
一歩一歩、秋が近づいてくるのを感じます。

やっとバカンスから人も戻り始め、街がいつもの顔を取り戻し始めました。
とはいえ、私がお世話になっている税理士さんも、9 月 1 日が仕事始め。
レストランも 9 月 5 日から、というところも少なくなく、まだ夏休みムードと言えるでしょう。。。

さて今回は牛肉のバルサミコ炒めをお届けします。

本物のバルサミコは、12 年や 25 年熟成のとても高いもの、と思ってらっしゃる方が多いようですが、本物のバルサミコでも、熟成していないものも存在します!
そしてこれはこれで、とってもおいしいのです!

例えばサラダには、熟成していないタイプの方が合いますよね。
キノコなどの野菜の揚げ物にもバルサミコをかけると、さっぱりとおいしく召し上がっていただけます。
そう、ちょうど中華の黒酢のような感じで。

お料理といえないぐらい簡単なので(笑)ぜひ試してみてください!

Tagliata al Balsamico
牛肉のバルサミコ炒め

材料:
牛薄切り肉 お好きなだけ
バルサミコ酢
オリーブオイル


• 牛肉の薄切り肉を室温に戻しておきます。
• フライパンにオリーブオイルを熱し、中火でお肉を炒めます。
• 火がほぼ通りそうなところで、ジャッとバルサミコを回しかけます。お醤油のような感覚で、量を加減しながら。
• そのまま火にかけたまま、少し馴染ませて塩を軽くして、火から下ろします。
• お皿に野菜とともに盛り付け、お好みのEXVオリーブオイルをかけてお召し上がりください!

*バルサミコは、添加物(増粘剤など)が入っていないタイプがおすすめです。
2 年ほど樽熟成などしていると、さらにベター、とてもおいしく仕上がります。

Buon Appetito!!
Curry di Ceco al Pomodoro ひよこ豆のトマトカレー


ミラノ在住の小林もりみさんから届く素敵なレシピをご紹介します。
もりみさんは casa morimi という素晴らしく美味しいイタリア食材を販売するブランドをされています。
オリーブオイルやパスタなど、どれもとびきりのおいしさ。
ご紹介くださるレシピは素材を生かしたシンプルなもの。
とってもおいしそうです!

みなさま、イタリアよりこんにちは!

ミラノは、少しずつ秋を感じさせる風が吹き始めました。
それでも残暑は厳しく、たまにスパイシーなものが頂きたくなります。

今回はひよこ豆のトマトカレーをお届けいたします。
イタリアはヨーロッパ最大のお米の生産国ですが、豆類も実によく食されています。
ひよこ豆や柔らかい皮のインゲン豆など、水に一晩漬けてから、その浸した水ごと土鍋で炊いてみてください。
オリーブオイルと塩があれば、延々と食べ続けられるおいしさです。

このカレーはひよこ豆を炊いておけば、15 ~ 20 分ほどで仕上がる手軽さ。
お子様から大人まで、どなたにお出ししてもとても喜んでいただけます。

ぜひチャレンジいただけたら幸いです!
晩夏を元気に乗り切れますように。

Curry di Ceco al Pomodoro
材料
ひよこ豆 1 Cupほど
ニンニク 1片
しょうが 1片
玉ねぎ 1 / 2 個
トマトの水煮 1 缶
ココナッツミルク(甘くないタイプ) 1 缶
オリーブオイル適量

カレーパウダー 大さじ 1
クミンパウダー 大さじ 1


1.ひよこ豆は前日の夜からたっぷりの水に浸しておきます。
2.豆を漬けた水ごと炊きます。中火で 40 分程度。
ステンレスのお鍋でも良いですが、土鍋や鋳物鍋があればベターです。
3.別の鍋にオリーブオイルを入れて、みじん切りのニンニク、しょうが、たまねぎをよく炒めます。
4.トマトの水煮缶をボウルに開け、トマトの塊を手で少し潰してから3のお鍋に加え、中火で少し煮込みます。
5. 10 分ほどして少しトマトが煮詰まってきたら、1 のひよこ豆を入れます。茹でた水は入れても入れなくても。入れるとスープのような感じに仕上がります。
6.ココナッツミルクを入れたら、カレーパウダー、クミンパウダー、塩を加え、数分け煮込んだら出来上がり。

*普段はフレッシュな香菜を山のように細かく切って最後に入れます。
好みがあるので今回はごくシンプルバージョンで。
*ご飯は雑穀を入れたものを炊いて合わせることが多いです。
*カレー粉とクミンパウダーの量は、目安です。
お好みで量を増やしたり、チリパウダーやガラムマサラを入れても。
*トマトの水煮缶の代わりに、出来合いのトマトソースを使うとさらに時短。
その場合、シンプルかつオリーブオイルの使用が少ないトマトソースが好ましいです。

Buon Appetito!!

© 2024 fog linen work / notebooks.ltd.  all rights reserved.