FOG JOURNAL

カテゴリー: 【column】 From Italy! カーサモリミのシンプル料理Page 7 of 17

じゃがいものニョッキ Gnocchi di Patate

美味しいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。
casa morimi の YouTube はこちらから。

みなさま、イタリアよりこんにちは!
今週もイタリア中部マルケ州メルカテッロという美しい街からお便りしています。
福島の元帰還困難区域に住んでいる等の子どもたちの心身の健康のために行っている、1 ヶ月間のイタリア転地保養のためです。
メルカテッロの方々はとても優しく親切な方が多く、「うちにトマトを採りにおいで」「自家製の生ハムを食べにおいで」など、子どもたちとともに、私自身もかなり貴重な体験をさせていただいています。

「明日、うちにニョッキとパスタを作りに来たら?」というお言葉に甘え、先日は子どもたちと一緒にニョッキとタリアテッレ作りを習いました。
今日は復習のために、子どもたちとまた一緒に同じものを作り、美味しくいただきました。
そのニョッキ作りのレシピをご紹介させてください。
小学生でもできるぐらいごく簡単ですから、ぜひチャレンジしてみてください!
ニョッキ作りの様子はインスタグラム @ortodeisogni をご覧いただけましたら幸いです。

じゃがいものニョッキ
材料 5 ~ 6 人分

じゃがいも 1 kg
強力粉 400 g
卵 1 個
(打ち粉は別)

1. じゃがいもを水から茹でて、串でスッと通るぐらいまで強中火で茹でる。
2. じゃがいもをザルに取って、粗熱を取り、皮を剥いて熱いうちにマッシャーなどで潰す。
3. じゃがいもと強力粉で山を作り、真ん中を凹ませて卵を1個割り入れ、混ぜていく。
4. よく混ぜたら10分ほど休ませる。
5. 1 / 10ぐらいの塊を大きめのまな板において打ち粉し、少しずつ手の平で少しずつ転がしながら直径 2 cmほどのロープ状にする。
6. また打ち粉をして 1 cmぐらいほどの幅に切って、くっつかないようにお皿に並べていく。
7. 沸騰したお湯にニョッキを入れ、浮いてきて 1 分ほど経ったら掬い上げ、お皿に盛り付ける。

写真はラグー(ミートソース)ですが、イタリアでは削ったパルミジャーノチーズ、バターと黒胡椒などでごく簡単にいただくことも多いです。お試しいただけますように!

Buon Appetito!
なすのコラトゥーラ風味 Melanzane al forno con Colatura

味しいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。
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みなさま、イタリアよりこんにちは!
ミラノを離れ、少し涼しいマルケ州に来ています。
私が代表を務めている NPO オルト・デイ・ソーニの活動にて 2 週間ほど滞在予定です。
オルト・デイ・ソーニは福島の子ども達のための団体で、イタリアで 2012 年より転地保養を行なっています。
帰還困難区域だった場所が昨年あるいは今年に開放され、その地に暮らす、あるいは生まれたなどの子どもを招待しています。
よろしければ、Instagram @ortodeisogni をご覧になってください!
マルケの豊かな自然の中で、たくさんの方々のご親切に触れながら日々を過ごしています。

今日はトマト畑に招待していただき、子ども達と熟したトマトを収穫させてもらいました!
昨日はナスときゅうりを収穫!夏野菜がおいしい季節ですね!
今回もごく簡単なシンプルレシピをご紹介させてください。
旬の茄子をたくさん召し上がれますように!

なすのコラトゥーラ風味
1. 洗ったなすをアルミフォイルで包み、200°のオーブンでたまに回転させながら 1 時間ほど調理します。
2. 粗熱が取れたら、半分に切って中身を取リます。
3. コラトゥーラ少々とオリーブオイルで和えます。
お好みによって塩を加えてください。

Buon Appetito!

*コラトゥーラとは、カタクチイワシ(アンチョビ)の熟成している際にできたエキスで旨味成分が詰まっています。アジアの魚醤より臭みが少なく、スッキリした風味です。
内臓など綺麗に掃除したアンチョビから作るため、そうなのだと思います。
コラトゥーラを選ぶ際は、塩味が少ない、旨味成分が多いものを選んでください!
アサリのタリオリーニ からすみ風味 Tagliolini alle Vongole con Bottarga

美味しいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。
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みなさま、イタリアよりこんにちは!
いよいよ 8 月ですね、イタリアは 6 月と 7 月の酷暑に比べて、今のところ最高気温 30℃ ぐらい、ほとんどの時間が 20℃ 台と過ごしやすい日々です。

ここミラノの街にはすっかり人が少なくなり、ゆったりモードが流れています。
レストランやお店も 1 ヶ月のお休みに入り、閉まっているところが多くなりました。

先週末、日本から友人がきてリグーリアの海辺で過ごしました。
その際に、今日ご紹介するアサリ(ボンゴレ)のパスタを 2 度いただき、いかに自分がこのパスタが好きか実感!
ここでまだご紹介していなかったことに気づき、パスタをスパゲッティでなくタリオリーニ(平たい細いパスタです)で作ってみました。

サルデーニャ島ではアサリのパスタに、からすみパウダーが振られてよく出てきます。
海の香がさらに高まり、とてもおいしくなります。
からすみパウダーがない時は、イタリアンパセリを刻んで振りかけます。
また時には、アサリと一緒に唐辛子を入れて辛くする時も。

材料はお好みの量で調節できるため、記載しませんでした。
ニンニクも、アサリたっぷりでも美味しいですし、オリーブオイルとトマト多めでも美味しいです。
ぜひお試しいただけますように!

アサリのタリオリーニ からすみ風味

• 海水ほどの濃度の塩水でアサリを砂抜きをする。
• お鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩を入れてタリオリーニを茹でる。
• 茹でている間に鍋にオリーブオイルを熱し、みじん切りのニンニクを入れ、香りがたったらアサリとミニトマト(ここでは黄色のダッテリーニ)を加え、蓋をする。火加減は中火。
• トマトが柔らかくなり、少しアサリが開いてきたら、白ワインを加える。( 2人分だったら 50 ccほど )
• アサリがしっかり開き、トマトにも十分火が通ったら塩を加え、茹で上がったパスタと和える。茹で汁を少しアサリに加えると、パスタと一体化しやすい。
• お皿に盛り付け、からすみパウダーをかけたら出来上がり!

Buon Appetito!

鶏の胸肉のソテー 生姜とバジルの香り Petto di Pollo con Zenzero e Basilico

味しいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。
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みなさま、イタリアよりこんにちは!
いよいよ 7 月もあと数日。
お子さんがいらっしゃる方々は夏休みも始まり、賑やかな日々でいらっしゃいますでしょうか。

ここミラノは数日前に嵐と突風で、街中に倒木があり、トラムやバスなどのいくつかの路線がまだ止まっています。
ただ暑さは山を超えたようで、30 度まで届かない日が増えてきました。

とはいえまだまだ暑い日々。
あまり手の込んだ料理はしたくないものですね。
元気で過ごせそうな食材、生姜とバジルをたっぷりと使いました。
いつものようにごく簡単なレシピ、お試しいただけましたら嬉しいです!
みなさまとご家族が、酷暑も元気に過ごせますように!

鶏の胸肉のソテー 生姜とバジルの香り

• 鶏の胸肉を室温に戻しておく。身が厚い場合には薄めにしておく。
• お醤油、お酒、みりんを同量合わせて、生姜のすりおろし、ごまを加える。
• 鶏肉を 30 分ほどマリネしておく。
• フライパンでオリーブオイルで色よく焼いたら、バジルをたっぷりとかけて出来上がり。

Buon Appetito!
桃と生ハムの前菜 レモン風味 Prosciutto e Pesche al Limone

美味しいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。
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みなさま、イタリアよりこんにちは!
暑中お見舞い申し上げます。こちらもとにかく暑いです、、。

日本よりは湿気が少ないので、その分は感謝しなくてはいけませんが、我が家のようにエアコンがないうちはまだまだあるイタリア。
朝 10 時以降は日光を遮断するよう戸を閉め、窓を開けない、というのが結構効果がある、とイタリアに来て知りました。

さてこんな暑い時に、おすすめの一品をご紹介させてください。
ひんやりと冷たいものが、いただきたい時分。
旬の食材でこんな簡単な一皿はいかがでしょうか?お試しいただけましたら嬉しいです!

Prosciutto e Pesche al Limone
桃と生ハムの前菜 レモン風味

• 熟した桃(白桃でも黄桃でもお好みで)は、冷蔵庫で冷やしておく。
• 皮を洗って、綺麗にむく。レモンそこに絞っておく。
• 生ハムは少し前に冷蔵庫から出して室温ぐらいにしておく。
•お皿に桃を並べ、生ハムを上からちらし、オリーブオイルをひと回し。
Buon Appetito!

*お好みでミントを添えても。
*オリーブオイルは上質なものを選んでください。
レモンオリーブオイルがあれば、さらに簡単。
レモン果汁なしで、酸味なくレモン風味のみを存分に楽しめます。

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