FOG JOURNAL

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Bon in Arizona USA

気の合う母と娘で営まれる Bon はアリゾナ州・ツーソンにあります。
shop がオープンした当初はほんの少しのアイテムしか置いてなかったけれど、お客様と一緒に考えながら少しずつスペースを埋めていったのだとか。
fog のキッチンクロスはタオルになったり、ネッカチーフになったりさまざまに使っているんですって。
美しい砂漠のあるアリゾナの地で fog のアイテムが活躍しているなんて、なんだかとっても嬉しいですね。



Bon
Q.お店をオープンしたのはいつですか?
When did you open your store?

2004 年の夏、母と私でお店をオープンしました。
母はその前に 4 年間お店をやっていたので、 2人で一緒にやるとなったとき、やりたいことを全部盛り込んで、自分たちの興味のあることをまとめたり、ちょっと変えたりして、お店の場所も移動しました。
少ない予算で始めたので、実際オープン当初はお店の半分しか埋まっていなかったのですが、それがその時にできる全てでした。
今では考えられないことですが、物事は最初から完璧に、そして多くのマーケティングを駆使して行われるのが普通です。
私たちの店はその逆でした。
何もないところから、ひたすら積み上げていく。
自分たちが何をしたいのか、何を目指しているのかがはっきりわかっていたのに、当時は本当に手探り状態だったことを考えると、とてもワイルドだったわ。
ある意味、お客様もわたしたちと一緒に進んでこれたことは素晴らしいことでした。
そして私たちがスペースを埋めていくことにお客様はとても協力的で、一緒に喜んでくれました。
今のところ、わくわくした感覚を持ち続け、さまざまに変化していくことへのオープンな感覚を保ちながら、ショップを運営しています。
私たちの興味や美学は変わりませんが、撮影プロジェクトや洋服のラインなど、新しく見つけた特別なものや作りたいことには、いつも楽しく驚きと興奮に包まれてます。

My mom and I opened our store together in the summer of 2004.
My mom had a store for 4 years prior to this, so when we came together, we combined all our interests, changed it a bit and moved locations to incorporate all we wanted to do.
We started on a shoestring budget and in fact, our shop was only half full when we opened because that was all we could do at the time.
It's unimaginable now the way things are typically done so perfectly and with a lot of marketing from the get go. Our shop was the opposite.
We worked tirelessly to build up from nothing. We knew exactly what we wanted and what we were striving for, and yet it is wild to think of how we really winged it at that time.
In a way, it was a beautiful thing to have our clients grow with us - they were so supportive and happy to see us fill in our space as we went along.
So far we keep that sense of excitement, and openness to growing and changing in different ways with our shop. Our interests and aesthetic remain the same, but we are always happily surprised and excited by new special things we find or a project we want to make - whether through a photo project, our clothing line - or something else that pops up.


Q. お店のオリジナル商品はありますか?
Do you have original items?

自分たちでデザインしてアメリカで生産しているオリジナルの洋服を扱っています。
本当に好きで作っているもので、自分たちが楽しく続けられるように、少量生産にしています。
このプロジェクトは、私たちがインスピレーションを受け、これから起こることにワクワクし続けるためのものです。
私たちのショップも、このようにすべてがつながっているの。

We do have a clothing line that we design and produce in the states. It is something we really love making and we keep it very small so that it remains fun for us. It is a project that keeps us inspired and excited for things to come. Our shop also gives this feeling - it is all connected.


Q. fog を知ったきかっけは?
How did you get to know fog linen work?

fog Linenを初めて見たのは、何年も前に NYのErica Tanov のショップで、彼女の商品を扱っていたときだったと思います。
とても特別な感じがして、完璧で美しくディスプレイされていました。
そして、そのコレクションは私たちの心にすぐに響いたわ。
私たちは便利なものが大好きで、最も便利なものはうまく機能するだけでなく、毎日あなたの世界に喜びをもたらしてくれると考えています。
美しさと実用性、これは私たちが常に探し求めている組み合わせです。
時には美しさのための美しさもありますが、それもやはり信じられないほど便利なものです!

I think we first saw Fog Linen at Erica Tanov's shop in NY when we carried her line many years ago.
It felt so special - so perfect and beautifully displayed. It was a collection that spoke to us immediately.
We love useful things and find the most useful not only work well but also bring joy to your world every day.
Beauty & Utility - a combination we are always on the search for. Sometimes beauty for beauty's sake, but that is still incredibly useful!!


Q. fogのお気に入りの商品はなんですか?どういうところが好きですか?
What is your favorite fog linen item? How do you like it?

ひとつだけを選ぶのは難しいわ!
私も母も、キッチンクロスを何にでも使っているわ。
ナプキンでもあり、ふきんでもあり、ハンドタオルでもあり......そして、何年も使って擦り切れてくると、汚れをきれいにするための道具になるんです。
ネッカチーフが登場する前は、キッチンクロスをネッカチーフとして使っていたこともありました。
小さなオーブンミトンも愛用していますし、赤や青のギンガム柄のものはすべて...我が家ではフォグのアイテムをたくさん使っています。
母と私はスタイルがとても似ていて、赤と白のギンガムや青と白のギンガムのタオルをナプキンやテーブルクロスとして使い、テーブルにはBlue WillowやAstier de Villatteの食器を置いています。

It's hard to pick one.
My mom and I both use the kitchen cloths for everything! They are napkins, they are dish towels, hand towels.... and when they are worn after years of use, they become household tools for cleaning up messes, etc. Before the neckerchiefs came into existence, we also even used the kitchen cloths as neckerchiefs! We also adore the small oven mitt, everything that comes in red or blue gingham... we use a lot of Fog pieces in our homes. My mom and I have very similar style and we both use either red and white gingham or the blue and white gingham towels as napkins and tablecloths with Blue Willow and Astier de Villatte dishes for our tables.

春キャベツとカラスミのスパゲッティーニ Spaghettini con Cavolo capuccio e Bottarga

美味しいイタリア食材を販売するブランド、カーサモリミ小林もりみさんから届く素敵なレシピ。
casa morimi の YouTube はこちらから。


みなさま、イタリアからこんにちは!
日に日に春めいてきて、コートもどんどん軽くなり、気持ちも弾む頃、いかがお過ごしでしょうか?

今日は春キャベツを使った、ごく簡単なレシピをご紹介させてください。

パスタと一緒に春キャベツをゆでて、からすみパウダーをかけるだけ!
調理時間はパスタの茹で時間のみです。。。

春の甘いキャベツには、からすみの旨味と塩味が最高です。

からすみパウダーはごはんやおかゆと海苔にも合うので常備しておくと、簡単においしくお食事ができておすすめです。
ぜひお試しください!

春キャベツとカラスミのスパゲッティーニ

1. 鍋にたっぷりとお湯を沸かす。
2. 春キャベツを洗い、ざく切りにしておく。
3. 沸いたお湯に春キャベツとスパゲッティーニを入れる。
4. 茹で上がったらザルに上げ、お皿に盛り、カラスミパウダーをかける。
5. 塩を少しかけ(からすみの塩があるので塩は控えめに)レモンオリーブオイルをたっぷりかける。

*パスタはブロンズ鋳型で抜いて低温でじっくり乾燥させたパスタがおすすめです。

*レモンオリーブオイルがない場合には、上質なオリーブオイルと無農薬レモンの皮を削って入れると風味がとてもよくなります。
SANDWICH CLUB

fog shop の近くにあるおすすめお店をご紹介。ぜひ帰り道に立ち寄ってみてくださいね!


下北沢の東口からほんの数分。
角を何度か曲がると現れるのは 朝 7 時からオープンしている SANDWICH CLUB です。
小さくてキュートなお店には、椅子が 5 脚ほど。
赤いやかんがストーブの上にのってしゅんしゅんと湯気を立てていました。



ここにはひとりでのんびりと朝ごはんを食べにくる人が多のだそう。
なるほど、店内がやけに落ち着くのは、来る人それぞれが本を読んだり、手帳に何かを書き込んだり。
好き好きに自分の時間と空間を楽しんでいるからかもしれません。
今日は出勤前に。
こちらは fog のスタッフに教えてもらいました。
お店に到着するまでは、すでに作ってあるサンドイッチが並んでいると勝手に思っていたのだけど、カウンターでオーダーするスタイル。
つまり、出来立てほやほやが目の前に登場するという訳です。


今回ははじめてだったから定番の BLT をお願いしたのですが、そのときのスペシャルなものもあってかなり迷いました。
ちなみに一緒に写っているのはホットレモネード。
こちらのは黒糖入りなのです。
美味しくてあったまって幸せな朝、いいスタートが切れそうです。
営業は朝 7 時から午後 3 時まで。
ちゃんとボリュームもあるのでもちろんお昼にもおすすめです。
私も今度はスペシャルを食べに来よう!と心に誓いました。
mahina pharmacy

fog shop の近くにあるおすすめお店をご紹介。ぜひ帰り道に立ち寄ってみてくださいね!


下北沢駅 西南口からあるいて 5 分程。
人通りの多い道から右へそれると、そこにひっそりと mahina pharmacy(マヒナファーマシー)はあります。
店内には微かに良い香り。
もうその時点で癒やされてしまうのは、私が疲れているからなのでしょうか?




そう。東京に暮らす私たちは日々忙しく、慌ただしく、気がつかないうちに疲れやストレスがたまっています。
mahina pharmacy はその心や体のなかにある小さな不調を整えて、もとに戻すためのアイテムがたくさん揃ったお店なのです。


棚に並んだ精油やフラワーエッセンスはオーナーの中山さんがセレクトしたもの。
他にもコーディアルシロップやバイオダイナミック農法で有機栽培された花のエキスがはいったバスソルト、シルクの腹巻きなど、どれも上質でそれぞれの心と体に直接届く、たくさんのアイテムがあります。




例えば眠れない、冷える、気分が落ち込むなど人それぞれの悩みがあるはず。
中山さんはどんな悩みもひとつひとつ丁寧に掬いながら、その人にぴったり合うイテムを選んでくださいます。
「小さな不調のときに対処するのが大切」と中山さん。


そうです。大きな不調になる前に、ハーブや植物の力を借りて心と体を整えて。
中山さんとお話しするだけでなんとなく安心してゆったりとなれる、そんな素敵なお店です。
ぜひお出かけくださいね。
TPL – Stationery in Taiwan

台湾の TPL - Stationery はカフェも併設されたステーショナリーや雑貨のセレクトショップ。
世界中からセレクトされたステーショナリーや生活雑貨などが並びます。
ショップに訪ねてこられたお客様がその商品を通して世界中を旅している気分になってくれたら嬉しいと語る Rick。
コロナでなかなか自由に動けない日々を送る私たちへの素敵な心遣い!


TPL - Stationery

Q:お店はいつ、どのようにオープンしたんですか?
When and how did you start your store?

A:オーストラリア旅行を終えて台湾に戻った 2016 年ごろから始めました。
お店を開く前は、私はティーショップで働くデザイナー、夫は文房具の仕事をしていました。
そして、2 人の専門性と趣味を組み合わせて、ステーショナリ―ショップを原点とした「TPL - Stationery」を作りました。

We started around 2016 when we returned to Taiwan after our trip to Australia.
Before opening the store, I was a designer working in a tea shop, and my husband was in the stationery business; we combined two people's professions and interests in the store and created the "TPL - Stationery" which is a stationery store as the starting point.



Q:fog linen workを知ったきっかけは?
How did you get to know fog linen work?

A:きっかけはとてもシンプルです。ハサミに惹かれたんです。
真鍮の手づくり感あふれる文房具が目の前に現れたとき、私たちはとても興味を持ちました。
そして、fog linen work を知ることになったんです。

Very simple, we are attracted by a pair of scissors.
When a piece of stationery made of brass and full of handmade feeling appeared in front of us, it aroused our great interest, and thus let us know fog linen work.

Q:あなたのお店はどのような感じですか?取り扱っている商品についても教えてください。
How do you describe your store and what are you carrying?

A:店名にあるように、ティールーム、文具、生活、空間が一体となったスペースです。
文房具や生活用品など取り扱う商品は、そのブランドの歴史や原点を重視して選んでいます。

また、ブランド発祥の地で、時代のスタイルを残す形や、手作りの不器用な感じなどを残しながら商品を作るという精神を貫くことは、とてもすばらしいことだと感じています。
それは、製品そのものの価値を高めることだと思います。
そんな訳で fog linen work の製品のほとんどが、原料からその国で生産されていることを知ったときは、とても感激しました。
なぜなら、これこそが私たちが求めていたものであり、人々と共有したい精神だからです。

私たちは、世界中のエレガントでクラシックな商品を店内に並べることを心掛けていて、お店に訪ねてきてくださったすべてのお客様が、私たちのセレクトした商品を通して世界中を旅する機会を持って頂けるよう願っています。

Just like the name of the store, our space combines tea products, stationery, life, and space. For the selection of most stationery and life props, we will prioritize the brand's history and origin.

In a modern society with advanced technology, it is quite respectable to insist on the spirit of making brand products in the place where the brand originated, especially the shape that retains the style of the times, or the clumsy feeling of handmade...etc. It endows the temperature and value of the product itself. Because of this, we were very excited when we found that most of the fog linen work products come from the countries where the raw materials are produced! Because this is the product and spirit that we have been looking for and want to share with people.

We strive to display the world's elegant and classic selections in the store and hope that every guest who visits will have the opportunity to travel around the world through our selections.



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