FOG JOURNAL

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ほぼ日 WITH fog linen work・miiThaaii 渡辺満里奈さんの petit tablier 販売スタート!


こんにちは!

fog と miiThaaii がさまざまな方々とコラボするというほぼ日の新コンテンツ、“ WITH fog linen work / miiThaaii “

第 3 弾のアイテムは、タレントの渡辺 満里奈さんと作ったキュートなエプロン「petit tablier (プチタブリエ)」!
こちらは fog のリネンを使用し、満里奈さんのアイディアがぎゅっと詰まった特別な 1 枚です。
満里奈さんがずっと探していた、理想のかたちがここに。
満里奈さんは、フォトエッセイ『不機嫌ばかりな私たち』を出版されたばかり。
その中には、更年期で不機嫌になってしまう日もありながらも、日々の暮らしを楽しむ素敵なエピソードがたくさん綴られています。

今回ご紹介するエプロンは、そんな満里奈さんが「ずっと欲しかった」と話す、
理想のデザイン。
今日はその「petit tablier (プチタブリエ)」をご紹介しますね。

エプロンは全部で 7 色あります。
シックなものから明るいものまで、どれも素敵なネーミングがついているのです。
そしてデザインは、そうです。かなり短め。
そこが特にこだわった部分なのだそう。

「 petit tablier (プチタブリエ)」が誕生したストーリー、ほぼ日のサイト 「WITH fog linen work ・miiThaaii 」で詳しくご紹介しています!
ぜひお読みください!

WITH fog linen work・miiThaaii 「petit tablier」明日、7 月18 日(金)11 : 00 am より 販売スタートします。

下北沢の fog でも商品をご覧いただけます。
ぜひ、ご試着しにいらしてください!

POWDER BLOOM  パウダー ブルーム 
「まるでパウダーのように咲く柔らかい花」というイメージで名付けられたかわいらしいピンク。
紐はどのタイプも大人っぽくつけられるようにと、グレーやネイビーをチョイス。コントラストが新鮮です。

そしてエプロンの長さは胸元から裾まで約 63 cm。
満里奈さんの身長が 163 cm でこのようなバランスです。

「汚したくない部分はちゃんと覆ってくれて、でも足捌きがよく、動きやすいデザインがいいなと思って。何より軽くておしゃれなエプロンがほしいと思っていたんです」と満里奈さん。

LEMONADE  レモネード 
キュートなカラーのレモネード。
とっても素敵!お似合いですね。

HELLO PINK  ハロー ピンク 
かわいいピンクのチェック。
エプロンの紐は前で結んだり、後ろで結んだり。
気分次第で変えることができます。

CAFE NOIR  カフェ ノアール 
シックなカラーも揃っているので、気分に合わせて選ぶのも楽しみ。
落ち着いたトーンはどんなウェアとも相性が良く、毎日のエプロンとして頼れる存在に。

MORNING STRIPE モーニング ストライプ
爽やかなストライプ柄も魅力です。
たっぷりとした大きなポケットや、長さを調整できる肩ひもなど、満里奈さんのこだわりがたくさん隠されているのです。

肩ひもには3つのボタンホールがついていて、お好みの長さに合わせて調節できるのも嬉しいポイントです。

ポケットは 深すぎない、けれどかなり幅広の形。
実はこのポケットがとっても便利なのです。
作業の邪魔にならず、お尻のほうまでぐるっと続くワイドなつくりで、大きな布巾や少し重いものを入れても快適に使えます。

CHIC MOOD シック ムード 
肩紐にはシルバーの糸で「Funny Face(ファニーフェイス)」と刺繍されています。

こちらは満里奈さんの会社のお名前。
オードリー・ヘップバーンが主演の映画からとったのですって!素敵ですね。

BISTRO CHECK ビストロ チェック
ビストロチェックはカジュアルなイメージ。
デニムやワンピースと合わせたら気分が上がりそうです。

「petit tablier は丈が短くて肩紐も調整できるから、お子さんでもつけられるんじゃないかと思います。色や柄違いで、家族やパートナーと一緒に使ってほしいですね」と満里奈さん。

確かに家族でシェアしたり、何枚か揃えてその日の気分で選んだりするのも楽しそう!

満里奈さんの「こんなエプロンがあったらいいな」という声から生まれた、今回の petit tablier 。
いままでたくさんのエプロンを手がけてきた fog の関根ならではの視点もリンクした特別なエプロンができあがりました。
使うたびに気分が上がるような、そんな魅力がぎゅっと詰まった 1 枚です。

渡辺満里奈さんと作った 7 色のエプロン。 この機会にぜひ!
ほぼ日 で WITH fog linen work・miiThaaii スタート!




こんにちは!

「ほぼ日」の新コンテンツとして " WITH fog linen work ・miiThaaii " がスタートしました。
こちらは fog と miiThaaii がさまざまな方々とコラボするという企画です。

第一弾は Roundabout & OUTBOUND のオーナー小林 和人さんと一緒に作ったリネンの つなぎ、「 ボイラースーツ 」 。
今年 1 月に行われた「ほぼ日」主催の『 生活のたのしみ展 2025 年 』のためにつくられたもので、たくさんのお客さまにお買い上げいただきました。

再販のご希望も多く、今回はあの会場でしか販売できなかった「ボイラースーツ」が、オンラインで受注販売されるという嬉しいお知らせ。
期間限定での販売になります。

今日はその ボイラースーツの魅力を改めてご紹介します。

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お申し込み はこちらから
WITH fog linen work・miiThaaii

受注期間 : 5 / 27 ( 火 ) 11 : 00 ~ 6 / 3 ( 火 ) 10 : 59 まで。
お届けは 7 月下旬を予定しています。

受注期間中は下北沢の fog でもご試着いただけます。

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ほぼ日のサイト WITH fog linen work ・miiThaaii では、「ボイラースーツ 」を、
小林さんがどんな思いで企画されたかというお話を記事にまとめていただいています。 ぜひお読みください!


エレガントな「 ボイラースーツ 」

こちらのボイラースーツはミリタリーの古着 ( 軍隊で使用されていた衣類 ) がベースになっています。

つなぎというとユニセックスな印象ですが、 生活のたのしみ展では可愛らしい女性にもとってもお似合い。
試着された方は、どなたもとっても気に入ってくださいました。

実はスタンドカラーや前見頃のボタン、肩のライン、そしてゆったりした裾幅などのディテールにさりげないエレガンスが隠されているのです。

どこかクラシカルな雰囲気にも見えます。
着てみるとすっと馴染んで、ぐっと女性らしさが引き立つのが不思議です。

カラーはブラックと柔らかなグレー。
リネンの風合いも魅力のひとつです。

「前身頃の部分を脱いで腰に結んで着たり、あえてドレスシューズみたいな綺麗めな要素とあわせても良いかもしれないですね」と小林さん。

リトアニアリネン と ミリタリー

小林さんはミリタリーの古着がベースとなったものを fog のリトアニアリネンのやわらかい雰囲気に落とし込めたらどんなふうになるのか。
きっと素敵になるんじゃないかと思ったのだそう!

こちらが小林和人さんとほぼ日のスタッフの方々、そして fog の関根です。
それぞれの着こなしがとっても素敵ですね。

「 たのしみ展で石田ゆり子さんがボイラースーツにお手持ちのベルトをしている姿を拝見して、ベルトコーディネートを真似てみました」と 関根 。

みんな の ボイラースーツ

ボイラースーツは着る人に寄り添ってさまざまな表情を見せてくれます。
どの人もとっても良い感じだと思いませんか?

身長 153 cm

左の男性の身長は 177 cm。
バランスよく着ていただいてとってもおしゃれ!
右側の fog スタッフの女性は身長 171 cmです。

ベルトをするとまた女性らしいイメージに。
グレー、ブラックどちらも魅力的!

左・身長 160 cm
右・身長 153 cm

代々木上原にあるお花屋さん forajer チーコさんは身長が 170 cm。
背が高いから、いままでオシャレに着られるつなぎがみつからなかったのだけど、
やっと出会えました!と喜んでくださいました。

左・身長 161 cm
右・身長 170 cm

リネンの風合いも手伝って、ハードになりすぎず、でもラフすぎない絶妙なバランス。普段着としても、ちょっとおしゃれをしたいという時にも。
着る人の雰囲気に自然と馴染む、そんな魅力のあるボイラースーツ。
ワードローブに加えてみてはいかがでしょうか。
小林和人さんインタビュー


fog × KAZUTO KOBAYASHI コラボアイテム

2025.1 月に開催された「生活のたのしみ展」。
その時 fog × KAZUTO KOBAYASHI コラボアイテムについてデザインされた小林和人さんにお話を伺いました。

普段は女性向けの商品が多い fog ですが、「生活のたのしみ展」は男性のお客様も多いので、ユニセックスなアイテムを作りたいと思い、 洗練されたライフスタイルショップを手がける小林和人さんにお声がけすることに。
小林さんだったら、fog のリネンできっと素敵なものを作ってくださるに違いない!と思ったのです。

初めての打ち合わせで、アイテムは帽子、ケープ、ツナギに決定。
男性にも女性にも着ていただけるよう、デザインやサイズ感にもこだわりました。

その結果、「パドルハット」「ブルームケープ」「ボイラースーツ」といった小林さんのこだわりが詰まった魅力的なアイテムが誕生しました!

小林 和人さんさんは代々木上原にある Roundabout と 吉祥寺にある OUTBOUNDをてがけるオーナーです

Roundabout は「様々な背景を持った物や人が行き交う場所」をコンセプトに日々の暮らしをベースに考えた器や道具、衣服などを扱うショップ。
オープン当初から fog の商品もお取り扱い頂いています。
そして OUTBOUND は、機能だけではない視点で選ばれた、オブジェや手仕事による道具、作家ものの器などが並んでいます。

小林さんの審美眼で選ばれたものたちはどれも美しく魅力的。
どちらも訪れる人があとをたたない大人気のショップです。
小林さん自身のチャーミングな人柄も人々を惹きつけています。

今日は fog × KAZUTO KOBAYASHIのコラボアイテムについてお話を伺います。
エレガントな「 パドル ハット / Puddle Hat 」


( fog )
まずはパドルハットについて伺います。
形が楕円形でユニーク。
他では見たことがないような気がします。
かぶるととってもエレガントな感じになるのですね。
今回このアイテムを作ろうと思ったきっかけを教えてください。

(小林さん)
海外の消防士が被っている、後ろが長いヘルメットのような帽子をイメージして、そこから抽象化させていきました。

( fog )
こちらのデザインの魅力はどのような点ですか?

(小林さん)
女性と男性で、また違った似合い方があることに出来上がってから気づきました。

( fog )
とっても魅力的な仕上がりになりましたね!
パドルハットの名前の由来はどこから来ているのですか?

(小林さん)
上から見ると楕円の形が水たまりみたいだなと思って辞書で調べると「puddle」と出て、響きも気に入ったので決めました。

( fog )
どんなシチュエーションでかぶることを想定して作られたのですか?

(小林さん)
晴れた日の陽よけにも、あるいは小雨模様のお出かけの際にも。
あと、小さく畳めるので、旅の帽子としても!

機能的でおしゃれな「 ブルーム ケープ / Bloom Cape 」


さっと羽織ることができるケープは、肩を覆う袖のないコート。
ゆったりとした美しいシルエットが特徴的です。

( fog )
このアイテムが生まれたきっかけは何だったのですか?
自転車に乗るときに着るケープのようなものをイメージされたのでしょうか?

(小林さん)
ケープって、あまり馴染みがなさそうですが、でもあると活躍してくれそうかなと思って提案しました。
リュックの上からも羽織れますし、春先の自転車通勤にも重宝しそうで、着るのが今から楽しみです。

( fog )
ミリタリーの古着 ( 軍隊で使用されていた衣類 ) がアイディアソースと伺いました。
小林さんがミリタリーアイテムに魅力を感じるポイントはどのようなところですか?

(小林さん)
例えば、今回ベースにしたオランダのスナイパーケープは、襟の片側だけ大きい不思議なデザインなのですが、実はそれは襟を立たせる際にチンストラップ( 襟に付属するストラップのこと。襟のバタつきを抑えたり、風の侵入を防いだりする ) の役割を果たすなど、軍ものは色々と隠れた機能が潜んでいるところに唸らされます。

( fog )
ブルームケープという名前にはどのような意味が込められているのですか?

(小林さん)
これを羽織って魔女みたいに箒にまたがったら可愛いんじゃないかと思って名付けました。
もちろん男性にも取り入れて頂きたいので、その場合は、放浪の俳人、種田山頭火がケープ姿で山門の落ち葉を竹箒で掃く、みたいなイメージです。

( fog )
小林さんご自身、普段コートはどんなスタイルものを着られていますか?
ご自身の洋服選びで、色は何色を選ぶことが多いですか?

(小林さん)
やはり自転車を乗ることを想定してショート丈の羽織が多いですね。
個人的に黒を選ぶことが多いので、自分が着たいからという理由で黒にしました。

いまだに母親からは「黒は夜危ないわよ」という LINE がたまに来ますが、夜道の自転車ではライトやリフレクターでしっかりと安全確保しているので大丈夫です。

( fog )
このケープのおすすめコーディネイトを教えてください。

(小林さん)
スカートにも合いますし、パンツもワイドパンツからジョッパーズまで、あるいは和装にも合いそうですね。

さまざまな着方が楽しめる「ボイラースーツ / Boiler Suit」

最後にユニセックスな印象の ボイラースーツです。 
こちらもミニタリーの古着 ( 軍隊で使用されていた衣類 ) がベースになっています。

( fog )
このアイテムを作ろうと思ったきっかけは?
またボイラースーツという名前の由来についても教えてください。

(小林さん)
「これは装備の上から着用するような、ゆったりとして股上も深いチェコのツナギが ベースになっています。
そして、ボイラー室で働く人が着るようなユニフォーム、というイメージが似合うなと思って「ボイラースーツ」と名付けました。

( fog )
小林さんは普段からツナギはよく着られますか?

(小林さん)
普段はハードめな搬入のときみたいな作業の時に、本気のツナギで気合を入れる、みたいな接し方でしたが、これからはおしゃれのために着たいですね。

( fog )
ボイラースーツはブラックとグレーの 2 色展開です。
ブラックとグレーを選ばれた理由を教えていただけますか?

(小林さん)
ジャンプスーツでカーキやブラウン系になるとワーク色が出過ぎちゃうかなと思ったので、その逆に振りたいと考えた結果、モノトーンの 2 色に落ち着きました。

( fog )
お客様にはどのようなスタイルで着ていただきたいとお考えですか?

(小林さん)
前身頃の部分を脱いで腰に結んで着たり、あえてドレスシューズみたいな綺麗めな要素とあわせても良いかもしれないですね。
もちろんケープとの相性も抜群です。

( fog ) 
今回、モデルとして撮影にもご参加いただきました。
ご自身がデザインされたアイテムを実際に着用された感想はいかがでしたか?

(小林さん)
ちゃんと男も着られる!とほっとしましたね。
僕は全部買って着ようと思ってます!

( fog ) 
本日はどうもありがとうございました!
「 ほぼ日 生活の楽しみ展 」コラボアイテム 第 2 弾!miiThaaii × MIWAKO TANAKA



こんにちは!

いよいよ来月に迫った、ほぼ日主催の「生活のたのしみ展」
miiThaaii も着々と準備を進めています。

fog と miiThaaii は、リネンキッチンクロスやエプロンなどの定番アイテムに加えて、一足先に春の新作ウェアやさまざまな雑貨もご紹介する予定です。
魅力的なアイテムをたくさんご用意してお待ちしています!

今回は スペシャルコラボ 企画第 2 弾のご紹介です!
スタイリスト 田中 美和子さんがデザインしたスタイリッシュなコートと、シンプルで機能的、毎日使いたいレザーバッグです。

[ miiThaaii × MIWAKO TANAKA コラボアイテム ]

fog のカタログや『FOG LINEN WORK の服 パターンの本』で服を美しく、そしてシックにみせるスタイリングしてくださった 田中 美和子さん。
お仕事ぶりを拝見していると彼女の服への愛が伝わってきます。
そんな田中さんに「一緒にウェアを作りませんか?」 とお声がけしたことから、今回のコラボレーションがスタートしました。

田中さんといえば、いつもおしゃれで格好良く、メンズライクな服を素敵に着こなす姿が印象的です。
私たちもいったいどんなアイテムが出来上がるのか、とっても楽しみでした。

そして生まれたのが「コットン ヨーク コート」と「ケサ ショルダーバッグ」。
田中さんの思いが詰まったこのコラボアイテムは、どちらも彼女らしい魅力に溢れた仕上がりです。

今日は、新しく生まれた miiThaaii × MIWAKO TANAKA コラボアイテム 「コットン ヨーク コート」と「ケサ ショルダーバッグ」にまつわるお話をお届けします。

[「スタイリスト」という仕事 ]

まずは田中さんのお話から伺いますね。

( miiThaaii )
ファッションやスタイリングに興味を持ったのは、どんな出来事や経験からですか?

( 田中さん )
小学生低学年の頃でしょうか。
いとこの家に遊びに行くと、おばさんが好きで読んでいるというインテリアの本やお料理の本があり、おばさんがとってもすきなんだと話し、見せてくれました。

その本の中の世界が、わたしにとっては夢のような世界でしたし、おばさんと話していてたのしくって仕方なかったですね。

何よりも
その時のおばさんがたのしそうにきらきらしていて、可愛くって仕方なかったのです。

小学校低学年ですから、とっても小さな頃のある日の話です。
インテリアやお料理、暮らしのことに興味をもった日ですね。
( miiThaaii ) 
スタイリストになったのはどんなことがきっかけだったのですか?

( 田中さん )
駅や街中でみかけるポスターに
すごく興味がありました。

当時の高校の担任の先生に、
そのことを話し、そういう仕事がいいなと話すと
「それはスタイリストという仕事だよ!」と先生は教えてくれました。
先生のテンポの良い返事に、
「じゃぁ、スタイリストになりたいです」と同じテンポで答えましたね。

当時その言葉を知っていたかどうかは憶えていませんが、そこから「スタイリスト」という言葉をしっかり憶えました。

( miiThaaii ) 
田中さんのスタイリングで、大切にされていることはなんですか?

( 田中さん )
その世界にまず浸る…でしょうか。

無言でぼーーーっとしているときは、
その世界に行っている時だと思います。
自分でもあまりわかってないのですけれども
そこから、大事な[ものやこと]を探しにいっている気がしています。

[ 心地よいと感じること ]

( miiThaaii ) 
田中さんというと、お仕事の場でお会いすることが多いせいか、モノトーンでコートにキャップ、ワイドパンツというスタイルのイメージです。

ご自身の服選びで、色や素材はどのようなものを選ぶことが多いですか?

( 田中さん )
色合いについては落ち着いているトーンを着ることが多いですね。
素材は一年を通して「心地よい」と感じられる素材をまとっていたいなと思っています。

アシスタントになり、
何もわからない頃から「心地よい」という素材に、たくさん触れる機会があったことはとても貴重な経験で、勉強になったことです。


( miiThaaii ) 
以前、カタログのスタイリングをご相談した時に、色や素材の深みについてのお話しを伺いました。
田中さんの思う色や素材の魅力ってどんなものでしょう?

( 田中さん )
素材によって、
またはその人なりの日々の動きやケアの仕方によってひとつの服もたくさんの姿になるなと思っています。

シャツ一枚、
洗いざらしかアイロンをかけるのか…でも違いますよね。

色々な素材を重ねると、
その違いがよりわかりやすく見えてくるなと思います。

ブラックに限らないのですが、
もしお好きな色があるのなら、その色を一年を通して追いかけ、着ていくとおもしろいなと思います。

[ コートが好き! ]

( miiThaaii ) 
今回コートを作ろうと思ったきっかけはどのようなものだったのですか?

( 田中さん )
コートがすき…ということですかね。

着る方の体型を選ばないほどに、
体を大きく包み込めるコートがいいと思いました。


[ miiThaaii のコットン素材で ]

( miiThaaii ) 
今回の「コットン ヨーク コート」の素材に選ばれたのは fog の姉妹ブランド miiThaaii の張りのあるコットン生地。

生地、そしてコートのデザイン、それぞれの魅力について教えてください。

( 田中さん )
コットン地の素材のいいところは、
洗えるということ、洗濯がとにかく好きなのです。
たくさん洗って、たくさん着て、
生地がその人なりの癖で、変化していく様までもたのしんでほしいです。


形はわたしの中の「ふつう」をベースにして考え、
そこからくずし組み立てました。
袖を通してみると、身体を入れてみると
「なんかちがうな…」と
感じてもらえるといいなと思います。

( miiThaaii ) 
男性にも好まれそうなユニセックスなデザイン。
普段からご自身が着るものもユニセックスなものが多いのですか?

( 田中さん )
デザインは
ユニセックスな物を着ることが多いです。

男性サイズをよく着るのは、
背が高くて丈がたらないから…ということでもあります。

とはいえ、
男性の身体の形とは違いますから、
メンズ服を購入しては、身体に馴染むように、
部分的にお直しをして着ることがよくあります。


( miiThaaii )  
こちらのコート、どんな着こなしがおすすめですか?

( 田中さん )
わたしは
いつものTシャツ+いつものパンツに合わせたいです。

ワンピースにもいいですね。
通勤にもいいですね、お休みの日にもいいですね。
何か羽織る物を持っていこうの時の一枚に、
ちょっとそこまでに。

お好きなようにお好きな時に、
きてほしいです。

[ 使い方いろいろ「ケサ ショルダーバッグ」]

そしてレザーの「ケサ ショルダーバッグ」は、miiThaaii でレザー素材の製品を試作しているとき、田中さんが「男女問わず使えるシンプルなバッグがあったら素敵じゃない?」とご提案いただいたのがきっかけで誕生しました。

結ぶ位置によって紐の長さを自由に調節できるので、体型やその日のコーディネートに合わせて斜めがけにしたり、肩掛けにしたりと、使い方はいろいろ。
そんな便利で頼れるバッグは、miiThaaii やほぼ日さんのスタッフにも大人気です!


( miiThaaii )  
レザーバッグのお気に入りのポイントは?

( 田中さん )
大きなポケットをイメージしました。
ケサと名前をつけたのは、
お坊さんがまとっている袈裟から響きをもらいました。

身体に沿って在るもの。
動きの中でじゃまにならず、動きがスムーズであることを思って形を考えました。

( miiThaaii ) 
コットン ヨークコートに合わせても良い雰囲気ですね。

田中さんはどんなものを入れて持ち歩きますか?
おすすめの使い方などあれば教えてください。

( 田中さん )
毎日変わらず持ち歩く、
(ハンカチ、お財布、携帯電話、鍵)を
入れる大きさです。

ペットボトルほどの大きさの水筒も入れたいですね。

( miiThaaii ) 
このバッグはどんな方に使っていただくイメージですか?

( 田中さん )
どんな方にでも、です笑


( miiThaaii ) 
来年の生活の楽しみ展が楽しみです。
本日はどうもありがとうございました!


田中 美和子 スタイリスト
ファッション、インテリア、フードスタイリングなど、ライフスタイル全般にわたる多彩な分野で活躍。
服本来の魅力を引き立てるスタイリングは、多くのファンに支持されている。



ほぼ日 生活のたのしみ展
開催日 : 2025 年 1 月 9 日 ( 木 ) ~ 1 月15 日 ( 水 )
時間 : 11 : 00 ~ 19 : 00 ( 最終日は ~ 18 : 00 )
※ 最終入場は 18 : 45 ( 最終日は 17 : 45 )

場所 : 新宿住友ビル 三角広場 東京都新宿区西新宿 2 - 6 - 1

※ 入場料 無料


こちらが会場 MAPです。
『リネン、コットン、ザッカ fog linen work ・miiThaaii 』はレッドバルーンのエリア RD 02 です!
「 ほぼ日 生活の楽しみ展 」に参加します!fog × KAZUTO KOBAYASHI コラボアイテムのご紹介



「ほぼ日 生活のたのしみ展」に参加します!

こんにちは!

年明けに開催される素敵なイベント、ほぼ日が主催する「生活のたのしみ展」に、fog と miiThaaii も参加することになりました!
『リネン、コットン、ザッカ fog linen work ・miiThaaii 』というのがお店の名前です。
今日はそのお知らせをお届けします。

「生活のたのしみ展」は たくさんのお買いもの企画、この会場でしか味わえないおいしいもの、そしてその場で楽しめる催しや体験型企画など、出展者のみなさんとほぼ日がいっしょにつくりあげる「コンテンツのフェスティバル」。

fog と miiThaaii は、リネンキッチンクロスやエプロンなどの定番アイテムに加えて、一足先に春の新作ウェアやさまざまな雑貨もご紹介する予定です!

そして今回は、スペシャルなコラボアイテムも登場します。

それは代々木上原にある素敵なお店 Roundabout(ラウンダバウト)のオーナー・小林和人さんと、美しいスタイリングに定評のあるスタイリスト・田中美和子さんがデザインした、最高におしゃれなファッションアイテム!

小林さんはハット、ケープ、カバーオールを、田中さんはメンズライクなコートとバッグをデザインされました。
どちらも洗練されたデザインと実用性を兼ね備えたファッションアイテムなのですよ!

コラボのアイテムは「生活のたのしみ展」の会場のみでの販売になります。
ぜひ、遊びにいらしてくださいね!

ほぼ日 生活のたのしみ展
開催日 : 2025 / 1 / 9 ( thu ) ~ 1 / 15 ( wed )
時間 : 11 : 00 ~ 19 : 00 ( 最終日は ~ 18 : 00 )
※ 最終入場は 18 : 45 ( 最終日は 17 : 45 )

場所 : 新宿住友ビル 三角広場  東京都新宿区西新宿 2 - 6 - 1

※ 一部、事前入場予約制のお店がございます。
※ 入場料 無料
こちらが会場 MAPです。
『リネン、コットン、ザッカ fog linen work ・miiThaaii 』はレッドバルーンのエリア RD 02 です!


fog × KAZUTO KOBAYASHI コラボアイテム

今日はまず、小林さんとのコラボアイテムについてご紹介します。

普段は女性向けの商品が多い fog ですが、「生活のたのしみ展」は男性のお客様も多いので、ユニセックスなアイテムを作りたいと思い、 洗練されたライフスタイルショップを手がける小林和人さんにお声がけすることに。
小林さんだったら、fog のリネンできっと素敵なものを作ってくださるに違いない!と思ったのです。

初めての打ち合わせで、アイテムは帽子、ケープ、ツナギに決定。
男性にも女性にも着ていただけるよう、デザインやサイズ感にもこだわりました。

その結果、「パドルハット」「ブルームケープ」「ボイラースーツ」といった小林さんのこだわりが詰まった魅力的なアイテムが誕生しました!

小林 和人さんさんは代々木上原にある Roundabout 吉祥寺にある OUTBOUNDをてがけるオーナーです。

Roundabout は「様々な背景を持った物や人が行き交う場所」をコンセプトに日々の暮らしをベースに考えた器や道具、衣服などを扱うショップ。
オープン当初から fog の商品もお取り扱い頂いています。
そして OUTBOUND は、機能だけではない視点で選ばれた、オブジェや手仕事による道具、作家ものの器などが並んでいます。

小林さんの審美眼で選ばれたものたちはどれも美しく魅力的。
どちらも訪れる人があとをたたない大人気のショップです。
小林さん自身のチャーミングな人柄も人々を惹きつけています。

今日は fog × KAZUTO KOBAYASHIのコラボアイテムについてお話を伺います。
エレガントな「 パドル ハット / Puddle Hat 」


( fog )
まずはパドルハットについて伺います。
形が楕円形でユニーク。
他では見たことがないような気がします。
かぶるととってもエレガントな感じになるのですね。
今回このアイテムを作ろうと思ったきっかけを教えてください。

(小林さん)
海外の消防士が被っている、後ろが長いヘルメットのような帽子をイメージして、そこから抽象化させていきました。

( fog )
こちらのデザインの魅力はどのような点ですか?

(小林さん)
女性と男性で、また違った似合い方があることに出来上がってから気づきました。

( fog )
とっても魅力的な仕上がりになりましたね!
パドルハットの名前の由来はどこから来ているのですか?

(小林さん)
上から見ると楕円の形が水たまりみたいだなと思って辞書で調べると「puddle」と出て、響きも気に入ったので決めました。

( fog )
どんなシチュエーションでかぶることを想定して作られたのですか?

(小林さん)
晴れた日の陽よけにも、あるいは小雨模様のお出かけの際にも。
あと、小さく畳めるので、旅の帽子としても!

機能的でおしゃれな「 ブルーム ケープ / Bloom Cape 」


さっと羽織ることができるケープは、肩を覆う袖のないコート。
ゆったりとした美しいシルエットが特徴的です。

( fog )
このアイテムが生まれたきっかけは何だったのですか?
自転車に乗るときに着るケープのようなものをイメージされたのでしょうか?

(小林さん)
ケープって、あまり馴染みがなさそうですが、でもあると活躍してくれそうかなと思って提案しました。
リュックの上からも羽織れますし、春先の自転車通勤にも重宝しそうで、着るのが今から楽しみです。

( fog )
ミリタリーの古着 ( 軍隊で使用されていた衣類 ) がアイディアソースと伺いました。
小林さんがミリタリーアイテムに魅力を感じるポイントはどのようなところですか?

(小林さん)
例えば、今回ベースにしたオランダのスナイパーケープは、襟の片側だけ大きい不思議なデザインなのですが、実はそれは襟を立たせる際にチンストラップ( 襟に付属するストラップのこと。襟のバタつきを抑えたり、風の侵入を防いだりする ) の役割を果たすなど、軍ものは色々と隠れた機能が潜んでいるところに唸らされます。

( fog )
ブルームケープという名前にはどのような意味が込められているのですか?

(小林さん)
これを羽織って魔女みたいに箒にまたがったら可愛いんじゃないかと思って名付けました。
もちろん男性にも取り入れて頂きたいので、その場合は、放浪の俳人、種田山頭火がケープ姿で山門の落ち葉を竹箒で掃く、みたいなイメージです。


( fog )
小林さんご自身、普段コートはどんなスタイルものを着られていますか?
ご自身の洋服選びで、色は何色を選ぶことが多いですか?

(小林さん)
やはり自転車を乗ることを想定してショート丈の羽織が多いですね。
個人的に黒を選ぶことが多いので、自分が着たいからという理由で黒にしました。

いまだに母親からは「黒は夜危ないわよ」という LINE がたまに来ますが、夜道の自転車ではライトやリフレクターでしっかりと安全確保しているので大丈夫です。

( fog )
このケープのおすすめコーディネイトを教えてください。

(小林さん)
スカートにも合いますし、パンツもワイドパンツからジョッパーズまで、あるいは和装にも合いそうですね。

さまざまな着方が楽しめる「ボイラースーツ / Boiler Suit」

最後にユニセックスな印象の ボイラースーツです。 
こちらもミニタリーの古着 ( 軍隊で使用されていた衣類 ) がベースになっています。

( fog )
このアイテムを作ろうと思ったきっかけは?
またボイラースーツという名前の由来についても教えてください。

(小林さん)
「これは装備の上から着用するような、ゆったりとして股上も深いチェコのツナギが ベースになっています。
そして、ボイラー室で働く人が着るようなユニフォーム、というイメージが似合うなと思って「ボイラースーツ」と名付けました。


( fog )
小林さんは普段からツナギはよく着られますか?

(小林さん)
普段はハードめな搬入のときみたいな作業の時に、本気のツナギで気合を入れる、みたいな接し方でしたが、これからはおしゃれのために着たいですね。

( fog )
ボイラースーツはブラックとグレーの 2 色展開です。
ブラックとグレーを選ばれた理由を教えていただけますか?

(小林さん)
ジャンプスーツでカーキやブラウン系になるとワーク色が出過ぎちゃうかなと思ったので、その逆に振りたいと考えた結果、モノトーンの 2 色に落ち着きました。


( fog )
お客様にはどのようなスタイルで着ていただきたいとお考えですか?

(小林さん)
前身頃の部分を脱いで腰に結んで着たり、あえてドレスシューズみたいな綺麗めな要素とあわせても良いかもしれないですね。
もちろんケープとの相性も抜群です。

( fog ) 
今回、モデルとして撮影にもご参加いただきました。
ご自身がデザインされたアイテムを実際に着用された感想はいかがでしたか?

(小林さん)
ちゃんと男も着られる!とほっとしましたね。
僕は全部買って着ようと思ってます!


( fog ) 
来年のほぼ日のイベントでお披露目ですね!本日はどうもありがとうございました!

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