FOG JOURNAL

カテゴリー: 【WITH】

ほぼ日 で WITH fog linen work・miiThaaii スタート!




こんにちは!

「ほぼ日」の新コンテンツとして " WITH fog linen work ・miiThaaii " がスタートしました。
こちらは fog と miiThaaii がさまざまな方々とコラボするという企画です。

第一弾は Roundabout & OUTBOUND のオーナー小林 和人さんと一緒に作ったリネンの つなぎ、「 ボイラースーツ 」 。
今年 1 月に行われた「ほぼ日」主催の『 生活のたのしみ展 2025 年 』のためにつくられたもので、たくさんのお客さまにお買い上げいただきました。

再販のご希望も多く、今回はあの会場でしか販売できなかった「ボイラースーツ」が、オンラインで受注販売されるという嬉しいお知らせ。
期間限定での販売になります。

今日はその ボイラースーツの魅力を改めてご紹介します。

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お申し込み はこちらから
WITH fog linen work・miiThaaii

受注期間 : 5 / 27 ( 火 ) 11 : 00 ~ 6 / 3 ( 火 ) 10 : 59 まで。
お届けは 7 月下旬を予定しています。

受注期間中は下北沢の fog でもご試着いただけます。

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ほぼ日のサイト WITH fog linen work ・miiThaaii では、「ボイラースーツ 」を、
小林さんがどんな思いで企画されたかというお話を記事にまとめていただいています。 ぜひお読みください!


エレガントな「 ボイラースーツ 」

こちらのボイラースーツはミリタリーの古着 ( 軍隊で使用されていた衣類 ) がベースになっています。

つなぎというとユニセックスな印象ですが、 生活のたのしみ展では可愛らしい女性にもとってもお似合い。
試着された方は、どなたもとっても気に入ってくださいました。

実はスタンドカラーや前見頃のボタン、肩のライン、そしてゆったりした裾幅などのディテールにさりげないエレガンスが隠されているのです。

どこかクラシカルな雰囲気にも見えます。
着てみるとすっと馴染んで、ぐっと女性らしさが引き立つのが不思議です。

カラーはブラックと柔らかなグレー。
リネンの風合いも魅力のひとつです。

「前身頃の部分を脱いで腰に結んで着たり、あえてドレスシューズみたいな綺麗めな要素とあわせても良いかもしれないですね」と小林さん。

リトアニアリネン と ミリタリー

小林さんはミリタリーの古着がベースとなったものを fog のリトアニアリネンのやわらかい雰囲気に落とし込めたらどんなふうになるのか。
きっと素敵になるんじゃないかと思ったのだそう!

こちらが小林和人さんとほぼ日のスタッフの方々、そして fog の関根です。
それぞれの着こなしがとっても素敵ですね。

「 たのしみ展で石田ゆり子さんがボイラースーツにお手持ちのベルトをしている姿を拝見して、ベルトコーディネートを真似てみました」と 関根 。

みんな の ボイラースーツ

ボイラースーツは着る人に寄り添ってさまざまな表情を見せてくれます。
どの人もとっても良い感じだと思いませんか?

身長 153 cm

左の男性の身長は 177 cm。
バランスよく着ていただいてとってもおしゃれ!
右側の fog スタッフの女性は身長 171 cmです。

ベルトをするとまた女性らしいイメージに。
グレー、ブラックどちらも魅力的!

左・身長 160 cm
右・身長 153 cm

代々木上原にあるお花屋さん forajer チーコさんは身長が 170 cm。
背が高いから、いままでオシャレに着られるつなぎがみつからなかったのだけど、
やっと出会えました!と喜んでくださいました。

左・身長 161 cm
右・身長 170 cm

リネンの風合いも手伝って、ハードになりすぎず、でもラフすぎない絶妙なバランス。普段着としても、ちょっとおしゃれをしたいという時にも。
着る人の雰囲気に自然と馴染む、そんな魅力のあるボイラースーツ。
ワードローブに加えてみてはいかがでしょうか。
小林和人さんインタビュー


fog × KAZUTO KOBAYASHI コラボアイテム

2025.1 月に開催された「生活のたのしみ展」。
その時 fog × KAZUTO KOBAYASHI コラボアイテムについてデザインされた小林和人さんにお話を伺いました。

普段は女性向けの商品が多い fog ですが、「生活のたのしみ展」は男性のお客様も多いので、ユニセックスなアイテムを作りたいと思い、 洗練されたライフスタイルショップを手がける小林和人さんにお声がけすることに。
小林さんだったら、fog のリネンできっと素敵なものを作ってくださるに違いない!と思ったのです。

初めての打ち合わせで、アイテムは帽子、ケープ、ツナギに決定。
男性にも女性にも着ていただけるよう、デザインやサイズ感にもこだわりました。

その結果、「パドルハット」「ブルームケープ」「ボイラースーツ」といった小林さんのこだわりが詰まった魅力的なアイテムが誕生しました!

小林 和人さんさんは代々木上原にある Roundabout と 吉祥寺にある OUTBOUNDをてがけるオーナーです

Roundabout は「様々な背景を持った物や人が行き交う場所」をコンセプトに日々の暮らしをベースに考えた器や道具、衣服などを扱うショップ。
オープン当初から fog の商品もお取り扱い頂いています。
そして OUTBOUND は、機能だけではない視点で選ばれた、オブジェや手仕事による道具、作家ものの器などが並んでいます。

小林さんの審美眼で選ばれたものたちはどれも美しく魅力的。
どちらも訪れる人があとをたたない大人気のショップです。
小林さん自身のチャーミングな人柄も人々を惹きつけています。

今日は fog × KAZUTO KOBAYASHIのコラボアイテムについてお話を伺います。
エレガントな「 パドル ハット / Puddle Hat 」


( fog )
まずはパドルハットについて伺います。
形が楕円形でユニーク。
他では見たことがないような気がします。
かぶるととってもエレガントな感じになるのですね。
今回このアイテムを作ろうと思ったきっかけを教えてください。

(小林さん)
海外の消防士が被っている、後ろが長いヘルメットのような帽子をイメージして、そこから抽象化させていきました。

( fog )
こちらのデザインの魅力はどのような点ですか?

(小林さん)
女性と男性で、また違った似合い方があることに出来上がってから気づきました。

( fog )
とっても魅力的な仕上がりになりましたね!
パドルハットの名前の由来はどこから来ているのですか?

(小林さん)
上から見ると楕円の形が水たまりみたいだなと思って辞書で調べると「puddle」と出て、響きも気に入ったので決めました。

( fog )
どんなシチュエーションでかぶることを想定して作られたのですか?

(小林さん)
晴れた日の陽よけにも、あるいは小雨模様のお出かけの際にも。
あと、小さく畳めるので、旅の帽子としても!

機能的でおしゃれな「 ブルーム ケープ / Bloom Cape 」


さっと羽織ることができるケープは、肩を覆う袖のないコート。
ゆったりとした美しいシルエットが特徴的です。

( fog )
このアイテムが生まれたきっかけは何だったのですか?
自転車に乗るときに着るケープのようなものをイメージされたのでしょうか?

(小林さん)
ケープって、あまり馴染みがなさそうですが、でもあると活躍してくれそうかなと思って提案しました。
リュックの上からも羽織れますし、春先の自転車通勤にも重宝しそうで、着るのが今から楽しみです。

( fog )
ミリタリーの古着 ( 軍隊で使用されていた衣類 ) がアイディアソースと伺いました。
小林さんがミリタリーアイテムに魅力を感じるポイントはどのようなところですか?

(小林さん)
例えば、今回ベースにしたオランダのスナイパーケープは、襟の片側だけ大きい不思議なデザインなのですが、実はそれは襟を立たせる際にチンストラップ( 襟に付属するストラップのこと。襟のバタつきを抑えたり、風の侵入を防いだりする ) の役割を果たすなど、軍ものは色々と隠れた機能が潜んでいるところに唸らされます。

( fog )
ブルームケープという名前にはどのような意味が込められているのですか?

(小林さん)
これを羽織って魔女みたいに箒にまたがったら可愛いんじゃないかと思って名付けました。
もちろん男性にも取り入れて頂きたいので、その場合は、放浪の俳人、種田山頭火がケープ姿で山門の落ち葉を竹箒で掃く、みたいなイメージです。

( fog )
小林さんご自身、普段コートはどんなスタイルものを着られていますか?
ご自身の洋服選びで、色は何色を選ぶことが多いですか?

(小林さん)
やはり自転車を乗ることを想定してショート丈の羽織が多いですね。
個人的に黒を選ぶことが多いので、自分が着たいからという理由で黒にしました。

いまだに母親からは「黒は夜危ないわよ」という LINE がたまに来ますが、夜道の自転車ではライトやリフレクターでしっかりと安全確保しているので大丈夫です。

( fog )
このケープのおすすめコーディネイトを教えてください。

(小林さん)
スカートにも合いますし、パンツもワイドパンツからジョッパーズまで、あるいは和装にも合いそうですね。

さまざまな着方が楽しめる「ボイラースーツ / Boiler Suit」

最後にユニセックスな印象の ボイラースーツです。 
こちらもミニタリーの古着 ( 軍隊で使用されていた衣類 ) がベースになっています。

( fog )
このアイテムを作ろうと思ったきっかけは?
またボイラースーツという名前の由来についても教えてください。

(小林さん)
「これは装備の上から着用するような、ゆったりとして股上も深いチェコのツナギが ベースになっています。
そして、ボイラー室で働く人が着るようなユニフォーム、というイメージが似合うなと思って「ボイラースーツ」と名付けました。

( fog )
小林さんは普段からツナギはよく着られますか?

(小林さん)
普段はハードめな搬入のときみたいな作業の時に、本気のツナギで気合を入れる、みたいな接し方でしたが、これからはおしゃれのために着たいですね。

( fog )
ボイラースーツはブラックとグレーの 2 色展開です。
ブラックとグレーを選ばれた理由を教えていただけますか?

(小林さん)
ジャンプスーツでカーキやブラウン系になるとワーク色が出過ぎちゃうかなと思ったので、その逆に振りたいと考えた結果、モノトーンの 2 色に落ち着きました。

( fog )
お客様にはどのようなスタイルで着ていただきたいとお考えですか?

(小林さん)
前身頃の部分を脱いで腰に結んで着たり、あえてドレスシューズみたいな綺麗めな要素とあわせても良いかもしれないですね。
もちろんケープとの相性も抜群です。

( fog ) 
今回、モデルとして撮影にもご参加いただきました。
ご自身がデザインされたアイテムを実際に着用された感想はいかがでしたか?

(小林さん)
ちゃんと男も着られる!とほっとしましたね。
僕は全部買って着ようと思ってます!

( fog ) 
本日はどうもありがとうございました!

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