

アイスコーヒーのあるテーブル
こんにちは!
暑い日が続いていますね。こんな日は、すっきりと冷たいアイスコーヒーでひと息つきたくなります。
テーブルにお気に入りのリネンクロスを敷いて、グラスを置いて、氷の音をカランとさせて。そんなささやかなことでも、気分がすっと涼しくなるものです。
今日は fog のイベントでおいしいコーヒーを淹れてくださる Felt coffee の福岡さんに、自宅でも気軽に楽しめるアイスコーヒーの淹れ方を教えていただきました。
おうちで過ごす時間が、ちょっと特別になるような 1 杯。
ぜひ、リネンのあるテーブルで一緒に楽しんでみてくださいね。
こちらが 福岡勇貴さん。
ご自身で丁寧に焙煎するエチオピアやケニア、ブラジルなど豆や季節のブレンドを扱っていて、fog のスタッフはみんな彼の淹れる透明感のあるとびきり美味しいコーヒーのファンなのです。
リネンのエプロンがとってもお似合い!

それでは早速、夏にぴったりのコーヒーレッスンをスタートしましょう!
今回教えていただくのは " 深煎りのアイスコーヒー" です。
① まずは用意するものです。
⚫︎コーヒー豆( 粉でも )
⚫︎氷
⚫︎ドリッパー
⚫︎ペーパーフィルター
⚫︎サーバー
⚫︎細口ドリップポット
⚫︎メジャースプーン
⚫︎スケール
⚫︎温度計
⚫︎ミトンその他、コーヒーミルなど

② コーヒーの粉は 21g。
今回は深煎りコーヒーのやや粗挽きの粉を使用しています。
これはメジャースプーンで約 2 杯半ほどの量です。

③ 氷の量は約 90 g。
目安としては、例えば市販のキューブの氷だと4.5 個です。
熱いコーヒーを冷やして最後に氷は捨てるので、多少多くても大丈夫。

④ お湯の温度は約 85 度がベストとのこと。
まずは沸騰させてから待つこと数分。
でも、お湯の温度は分かりずらいので温度計で測るのがおすすめだそう。

⑤ お湯の量は約 160 cc。これを 4 回に分けて淹れます。間で約 40 秒ほど蒸らし、またお湯を注ぐを繰り返して。ゆっくりと、少しずつ。

⑥ 淹れ終わったら掻き回して氷を溶かします。ある程度まですると氷が解けなくなるタイミングがあるので氷は捨てます。

⑦ 新しい氷を入れたらおいしいアイスコーヒーの出来上がり!
ふんわりとコーヒーの良い香りがして、なんともすっきりとしたコーヒー。
おいしくてびっくり!
みなさまもぜひお試しくださいね。

おいしいアイスコーヒーがあるのなら、お菓子と一緒にコーヒータイムを。
夏らしい色柄のリネンのテーブルクロスやコースターと合わせればいつものテーブルがぐっと涼やかに。

Felt coffee ( 福岡 勇貴 さん )
自家焙煎のコーヒー豆屋。
もともとはイタリア料理を学ぶために通っていた調理師専門学校で、偶然受けたコーヒーの講習がきっかけで、その奥深さに魅了され、コーヒーの道へ。
2016 年に独立し、現在はオンラインショップや卸で焙煎豆の販売や、イベント出店をメインに活動中。
どこかホッとするようなやさしい味わいのコーヒーが人気。

福岡さんがお使いのプロの道具にも興味津々です。
「ポットはタカヒロというメーカーのもので、注ぎ口が細めなので狙った分量のお湯を注ぎやすいです。カリタのドリッパーはお湯が抜けるスピードが少しゆっくりめなので、コーヒーの成分を均一に抽出する事ができるため使っています。
ガラスのサーバーは手軽な価格なのと、デザイン性で選んでいます。コーヒーが抽出される様子が見られるのがガラスサーバーの良い所かな。
アイスコーヒーを淹れるなら、氷とガラスがカラカラと鳴って涼しい感じも出て良いと思います」と教えてくださいました。
そして、スケールは HARIO のもの。こちらはコーヒー用のスケールで、なんとタイマーもついているので蒸らし時間なども測れるんですって!

fog のアイテムも大活躍。テープニットマットは製品づくりのなかで出たハギレを、ひとつひとつ丁寧に編み上げたもの。
鍋敷きとしてはもちろん、ちょっとした鍋つかみにもなる優れもの。
どんな場面でも活躍してくれるアイテムです。

福岡さんも使われていたオーブンミトン。中に断熱のための皮が入っています。コンパクトサイズなのでポットの持ち手を掴むときなどに便利です。
こちらはコットンのはぎれをリサイクルした生地のダスターです。柔らかくふわっとした生地で吸水性があり、水分をしっかり拭き取ってくれます。

コーヒーフィルターの収納には、ブラス ペーパースタンドとブラス コーヒーフィルターフォルダー。
置き型として使うタイプと、壁にフックで吊るすタイプ、どちらもシンプルで美しい佇まいです。
真鍮のやわらかな光沢も良い感じ。長くお使いいただけるアイテムです。
コーヒー好きなお友達へのプレゼントにも!

ブラスのコーヒーメジャースプーンは 毎日のコーヒータイムを少し特別にしてくれる道具。ブラスの質感が心地よく、使うたびにじんわりと愛着が湧いてきます。

そして、コーヒータイムには小ぶりなサイズのフォークとスプーン、そしてナイフは、焼き菓子にぴったりのサイズ感。気軽に使えて、ちょっと気分が上がります!


テーブルにリネンのクロスをかけて、冷たい飲み物とおいしいものを用意して。
涼しさを感じながらのリラックスタイム。
なんとか自分のご機嫌をうまくとりながら、心地よく過ごしたいですね。