こんにちは。
今日は毎年のお楽しみ、みちのくあかね会の手織りのマフラーとネックウエア、そして手編みされたニットキャップをご紹介します。
今年は夏が長かったのであっという間に冬がやってきそうですね。
手仕事の温かみが感じられるみちのくあかね会のアイテムは、身も心も暖めてくれそうです!
「みちのくあかね会」の工房は盛岡にあります。
もともとは、戦争で夫をなくした女性たちが生活の糧を得るために始められたものなのだそう。
50 年以上たった現在も、ホームスパンの技術は受け継がれています。
fog のオーナー関根の祖母が運営にかかわっていたことから、 fog ともお付き合いがあるのです。
改めてその工程をご紹介します。
なんて気が遠くなるような手間がかかっているのでしょう!
① 原毛・作るものによって羊毛の種類を選ぶ。
② 染め・原毛を染料で染める。
③ 解毛・手で毛の固まりをほぐす。
④ カーディング・カード機に通し繊維を揃える。同時に混色も行う。
⑤ 紡ぐ・ 回転をかけ、太さと撚りを調節しながら糸にする。
⑥ 整経・たて糸の幅の必要な本数と長さを整え、巻き取る。
⑦ 綜洸通し・たて糸を織りのデザインに合わせて通し、機にセットする。
⑧ 織る・シャトル(ひ)を使い、たて糸によこ糸を組み合わせて布に織る。
⑨ 検反・補修・織り違いや結び目が無いかチェックし、手直しをする。
⑩ 縮絨・お湯に入れて軽く押し洗いし、生地の風合いを出す。
⑪ 木の織り機は昔ながらのもの。
熟練の織り手さんたちがひとつひとつ丁寧に織っています。
生地から暖かさが伝わってくるわけがわかりました。
そして、柄と色合わせもチャームポイントのひとつです。
なんだかほっとするような、少し懐かしいような。
色柄について伺ったら、主に設計書を書く担当の方お二人(なんとあかね会歴約 50 年!)がメインで考え、時には織り手の方の「こんな柄や色を織りたい」という意見を取り入れて一緒に考えたりするのだそう。
写真はイエロー、グリーン、アイボリー、そしてオレンジが混ざったネックウエア。
fog のミラ サロペットと合わせて良い感じです。
みちのくあかね会 ネックウエア ¥ 16,500
コンパクトなサイズだから、首が寒い時にさっと巻くことができてとっても便利。
今日は必要ないかなと思っても、毎日一緒にでかけます。
すると思いがけず出番があったりして、持っていて良かった!となることが多いのです。
もうこれは、冬の相棒といっても良いのではないでしょうか?
ブルーと深いパープルが混ざったベースに、雨が落ちているような模様の 1 枚。
こちらもいろいろな色に合いそう。
フェンケ ジャケットとミンケ パンツのコーディネイトです。
ブルー系も素敵。
どれにしようか迷います!
下のコットンシルクのジャンプスーツは fog の姉妹ブランド miiThaaii (ミーターイー)のもの。
今週末に配信の miiThaaii のメールマガジンでご紹介予定です。
大きめサイズのマフラーもおすすめ。
ふんわりと巻くと包まれているようで、ついフーッとため息が出たりして(笑)。
首元があったかいと身体も温まりますよね。
イエローは意外にもグレーやネイビーと相性よし。
あかね会 マフラー ¥ 22,000
ハンサムなマフラー。
シックな色のウェアと合わせたり、男性へのプレゼントとしても良いかもしれません。
マフラーの巻き方いろいろ。
大きめサイズだからストールのようにしてもいいし、小さく巻いて結んでも。
小さめでくるくるっと巻いてかわいいネックウェアと、大きめサイズのマフラー。
みなさまはどちらがお好みですか?
そして、みちのくあかね会にはニットキャプも。
こちらはシンプルなリブ編みタイプ。
ゆったりとしたかぶり心地です。
ベビーピンクがかわいい!
あかね会 リブ編みニットキャップ ¥ 8,800
考えてみたら、服はたくさん重ねるのに頭は無防備のままのことが多い冬。
ニットキャップさえあれば頭を暖かく包みこんでくれますよ。
サイドがケーブル編みになっポンポンニットキャップもあります。
今年はこちら 1 カラーのみのご紹介です。