久しぶりの Around Fog Linen は台湾にある shop 小器生活をご紹介します。fog のリネンは東京で見て、あっという間にその風合いに惹かれたそう。彼らが送ってくれた写真には fog のアイテムがとてもかわいく使われていてなんだか嬉しくなってしまいました!
Q・お店を始めたきっかけは?
A・オープン当初は、日本の成熟した工芸や民芸を台湾に紹介すること、その使い勝手や質の良さを、ひとつひとつ知っていただくことから始めました。
そのうちに、私たちが扱う生活道具を、実際に触れていただきながら、みなさんの生活に役立つ提案をしていきたいという思いが強くなっていきました。
そんな私たちの思いが、「小器食堂」のオープン、日本の雑誌「日々」をはじめライフスタイル誌・書籍の中国語翻訳出版、「小器生活道具 台中店」、「小器生活空間 華山店」、「小器梅酒屋」、「小器料理教室」のオープンへとつながりました。
Q・お店のコンセプトや取り扱いの製品を教えてください。
A・今では台湾でも日本の器ブームが起こり、外食文化の人々の生活にも、少しづつ「器」が入り込んでいます。
窯で焼かれた「小器」に並ぶ器たちは、毎日の食卓を演出し豊かにする道具として、台湾の日常生活で大切な役割を果たしています。
日本では「器(UTSUWA)」と呼ばれますが、中国語でも「器」と書きます。
私どものこの小さな店から、生活道具 器のすばらしさを、広く台湾の方々に発信できたら。
そんな願いを込めて「小器」と名付けました。
台湾のどの地域のお客様にも、より多く生活の提案が届くように、日々努力を続けて参ります。
Q・お店がある街はどんなところですか?
A・第一号店は、伝統鍛冶と現代ファッションが共存する街「中山商圏」にありながら、大通りから少し入った落ち着いた雰囲気に包まれる小さな店舗で、亜麻色の暖簾を掲げてスタートいたしました。
それから、台湾中部の都市「台中」の閑静なエリア、芸術文化の発信地「華山1914文創園区」、トレンド発信エリア「信義区」の商業施設など、様々なところに出店しております。
Q・fog linen を知ったきっかけは?
A・オーナーが東京にあるセレクトショップでfog linenさんの製品に出会い、すっかりリネンの風合いやfog linenさんのデザインに惹かれてしまいました。
実際に使ってみると本当に心地よくて、台湾の方々にもぜひ紹介させていただきたいと思いました。
2012年5月にfog linenさんにお問い合わせして、お取り扱いさせていただくことになりました。
Q・お気に入りの fog linen の製品を教えてください。どんなところが気に入っていますか?
A・一番気に入りなのは真鍮シリーズです。
シンプルなデザインと経年変化による真鍮の色合いで、レイヤー感のある空間を醸し出せます。
リネンのアイテムも愛用しています。
素朴な風合いで、軽やかな素材が洗いをかけることで柔らかになり、普段着にも、仕事着にも愛用しています。
Q・今後、fog linen にどんな製品を望みますか?
A・文房具類を扱っていただければ嬉しいです。日常生活のいろいろな場面でもfog linenさんの製品が活躍してほしいです。